色弱
CUD(カラーユニバーサルデザイン)に 関する講演会を、zoomオンラインで聴講 した。今回は教科書のCUD、某教科書出 版社の担当者からの講演。 考えてみればわたしの小中学校の教科書 は白黒だった。それがいまやカラフルで 色が溢れている。事例紹介で電池…
川端裕人氏の「色のふしぎと不思議な社会」 という本をベースに、同氏による、CUD( カラーユニバーサルデザイン)の講演会が ズームにより開催され聴講した。 同氏の講演を聴くのは2回目、わかりやす く最先端の研究成果を聴けてためになる。 色覚異常は学…
副題に2020年代の「色覚」原論とある ように、先天色覚異常を取り巻く社会、 学問の先端研究を調べて、分析、提言 等を行ったノンフィクション。 先般、参加しているNPOでのリモート 講演会で作者の話を聞いて、早速本を 購入し読んだ。 色覚異常は、いまや…
紅葉は緑が赤になる、補色の位置にある緑 が赤になるにはどこかを通過していくはず である。緑に赤を混ぜると理屈では補色な ので黒になるが実際には茶色のようなくす んだ色になる。そうか、緑の葉は枯れて茶 色になりその後赤くなるのだろうか。茶色 は黄…
色相環を見ていてふと思ったことなのだが、 青に黒を混ぜていってもやはり青であり、 緑に黒でもやはり緑であるのに対し、赤に 黒を混ぜていくと茶という云い方になる、 橙に黒でも茶になり、黄に黒でも茶になる のだ。わたしはレンブラントの水彩絵具の 2…
青みとか黄みの緑とかいう言葉を使ったこ とがない、意味がわからない、使ったこと がない。しかし、 色の相環をみているとこういうことかなと 思う、例えば赤から始まって、 赤〇 朱色 橙 オレンジ 黄〇 黄緑 緑 青緑 青〇 青紫 紫 赤紫 そして赤に戻る 色…
CUD(カラ―ユニバーサルデザイン)の NPOに参加しているのでもういちど確認 のためしっかりした色覚検査に行ってきた。 大学受験の前に名古屋市立大学病院へ、 東京のCUD団体に参加するために10年程 前に大阪の色覚専門外来へ、そして今回3 回目、名古屋の色…
CUD(カラ―ユニバーサルデザイン)に 関する講演会を聴講した。「色弱のデザイ ナーが語る色覚と色彩の世界」という演題 で栗田正樹さんというデザイナーの話。コ ンピュータを使ってデザインするのは色弱 者にとってもハンディが小さくなり、また チームで…
C型(一般色覚)の人が色弱を体験できる ものがあるならば、色弱者が一般色覚を体 験できるものはないのか、というのは長く 疑問であった。 しかし結論は簡単、もし作れたとしてもそ れを見るのは色弱者なので一般色覚を体験 できるわけではない、あたりまえ…
C型(一般色覚)の人が、色弱者はどのよ うにみえているのかシミュレーションでき る模擬フィルタ(バリアントール)やスマ ホアプリがある。 D型のわたしにはそれが確認できないのだ が、C型の人がそれを使って見るとびっく りする、こんなふうにみえている…
久しぶりに色弱の件、D15テストの仕組 みと、なぜ色弱者は間違えるのかの理由 を十分に理解してみなにわかるように噛 み砕いて書くつもりだったがわたしには できませんでした、あきらめました。 その説明は、愛知県眼科医会のHP、 そのなかの、ダウンロード…
D15テストについて頭の中でなるほどと思 ったことを整理する前に、xy色度図を示 しておく必要がある。 xy色度図とは、前職場で灯火装置の規格 について改正作業をしていて、なにそれと 思ったことがあった。 きわめて簡略して云うと、色は三原色の組 み…
色弱かどうかの判断をする検査のひとつに Panel D-15 testというものがある。 2度3度やったことがあるのだが、みんな 同じように見えるので毎回違う結果がなっ てしまうんじゃないかと不思議に思ってき た。これでなにがわかるのかもまるでわか らなかった…
赤系と緑系が見えにくい理由はわかった。 とすれば、オレンジと黄緑、深緑と茶、青 と紫、ピンクと白などが見えにくいはなぜ か、それは、オレンジ色は黄+赤、黄緑色 は黄+緑なので、赤と緑が見えにくいとい うことから、オレンジ色と黄緑色は同じよ うに…
(日本印刷技術 協会HPからの図参照) わたしの場合は、2型2色覚(D型強度) なので上図のM錐体がない。となると、M M体とL錐体が近いところにあってカバー しているといっても、MとLの関係が色の 識別に関与しているところはわかりにくい。 たとえば、L錐…
いろんな色の組み合わせが見にくいこと を経験的に感じてきた、しかし、漠然と 色相環の近くの色だからわかりにくいの かなと思っていたが、まったくそういう ことではないことがわかった。 赤と緑はもちろんのこと、黄緑、黄土、 オレンジ、また緑と茶、青…
そうだったか、昔はカラーの印刷物はほと んどなかった。小学校の教科書はモノクロ だったか、新聞もモノクロだった。カラー コピーは贅沢だった、会社でカラーコピー するときはノートに記載するルールだった。 スライドは、名前を忘れたが青地に白抜き し…
光は電磁波で可視光線域の波長を人間は見 ることができると習った、スペクトラムと いって短波長の紫から長波長の赤までが見 ることができる。ところが色相環というの も習った。これがなんとゲーテ、若きウェ ルテルの悩みのゲーテが考えたものである とい…
L-錐体、M-錐体、S-錐体と3つあるのに、 なぜL-錐体、M-錐体はかなり重なっている、 隣接しているのかについて、医学の分野で 説明らしきものを見つけた。 https://www.nig.ac.jp/color/barrierfree/barrierfree.html 細胞工学というから学術誌なのだろう、…
L-錐体、M-錐体、S-錐体と3つあるのに、 なぜL-錐体、M-錐体はかなり重なっている のか不思議である。ならばひとつでいいじ ゃないかとの疑問を持つ。(日本印刷技術 協会HPからの図参照) いろいろ調べていると、そこをきちんと説 明されているものがなか…
知っている人にはあたりまえの話なのだが、 色をどうやって見分けるかは3つの錐体が あるかららしい。それでいくつかの疑問が あり調べてみた。疑問とは、 1.3つの錐体はL-錐体、M-錐体、S-錐体 といって、光の波長に反応する、興奮する センサーなのだ…
わたしは色弱者であるが、日常で困ること はあまりない、あるといえばあるのだがし のいでいける経験をつんできたのでたいし たことはないと思ってきた。鈍感というか 無頓着というか楽天的というか。 しかし日本だけでも数百万人の色弱者がい るのに大きな…
わたしは2型2色覚のいわゆる(先天)色 覚異常である。いまではこれを色覚多様性 ととらえ、色弱者(わたしはD型強度)と 云うようになってきた。 人類の進化の中で、このようななくてもよ さそうな特性は淘汰されてくるものだが、 それがある割合で残っ…