2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

谷川俊太郎「ぼくはこうやって詩を書いてきた、詩と人生を語る」

ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎、詩と人生を語る作者:谷川 俊太郎,山田 馨ナナロク社Amazon詩人谷川俊太郎が、幼少の時から処女作出 版、3度の結婚離婚を経て現在に至るまで を、その間に発表した詩と照らし合わせな がら、縦横に語りつくす。…

池澤夏樹「楽しい終末」

いくら池澤読破計画のひとつとはいえ、なんだか 夏バテで調子も悪い時に、こんな気分が落ち込む ような評論というかエッセイを読まなくちゃいけ ないんだと後悔しながら無理矢理読んだ。 30数年前にも終末感がブームのようになったこ とがあって、その時に…

高島屋大阪店「安野光雅が描く日本のふるさと奈良展」

久しぶりに安野光雅の原画を観られるので出かけた。 街並みは相変わらず好きな画風だ。こういう絵を描きたいと思う。 10年くらい前の展覧会で偶然サイン会に遭遇して、サインして いただき握手をして、そうそう、二三言会話をして、仕事さぼって きた甲斐…

森見登美彦「新釈走れメロス」

久しぶりに森見のいつもの京大馬鹿男達の物語。 最近読んでないけど、この路線を脱却しているようで、 そうだろうなと思わせた。

読み直す村上春樹10「海辺のカフカ」

しばらく休んでいた読む直す村上シリーズ10冊目。 海辺のカフカ(上)(下)は、2002年9月発売 だから、大阪に単身赴任していたときに読んだんだ なあ、あまり記憶がないけど、その後家族の予約が 続いて取り合いだった。そのことを海辺のカフカHP …

高島屋美術画廊「個の地平展」

国画会の島田章三を中心とした仲間でのグループ展。 個の地平との命名は島田章三らしく、うまいネーミ ングだと感心する。ご本人はご多忙のようで、花ば かり3点であった。 この後、大丸心斎橋店まで散歩し、絵画版画チャリ ティ展にて、笠井誠一の古い絵や…

志水辰夫「行きずりの街」

昨日の出張に読んだのは、初めての作家、ハードボイルドか 冒険小説の類かと思っていたが、後ろの解説の北上次郎いわ く夫婦小説という。なるほどそういう話なのか、うーん、な んだかおじさん小説を読むおじさんだな、私は。

デ・パルマ「アンタッチャブル」

20年以上前のパルマ監督、ケビン・コスナー主演の映画。 ショーン・コネリーがいい役で、ロバート・デ・ニーロが カポネ役でと脇を固める。実話をモデルにしているらしい が、ストーリーははしょりすぎか。もっと重厚な作品にも なりえたと思うが、これく…