2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ハリウッドの史実映画というかキリスト教映 画の一作。キリストを十字架にかける指揮を とった将校が、キリストの聖衣を手にしてか らいとも簡単にキリスト教に転ずるところが わからない。当時の異端、邪教、異教徒なの で理解するのはよほどなにかがないと…
持っていなかった本が文庫になったので購 入、読んだ。やっぱり設計で誇示しない、 好奇心が溢れている、普通の建築家ではな いのに普通(普段着のか)の住宅を作る。 そして文章も楽しい、自分も楽しく暮らし たいと思わせる、豊かな気分になる。 普段着の…
ゴッホを研究するにいろんな切り口がある が、自画像に着目し全生涯を見渡すような 本、新書を読んだ。 彼の自画像は42点、描かれている時期はパ リ時代の2年間に集中してる。そこから謎 解きをしていく、スリリングで興味深くお もしろい。おもしろかった、…
樹木希林の最後の作品らしい。 黒木華も負けず存在感がある、テレビでは 見られない大柄な表情、演技なのだろう。 正月休みだと思い、いやずっと休みだった と思い直す、でもやっぱりコロナでちょっ と奇妙な正月休みがはじまる。 日日是好日 通常版 [DVD] …
もう一本、ジュディ・ガーランド。 これは知らなかったが有名な映画らしい。 1903年の中西部セントルイスでの家族の 物語。よくあるパターンで4人姉妹の次女、 闊達で恋に憧れる女の子がジュディ・ガー ランド、母親は若草物語の母親役と同じ。 セントルイス…
昔見たことがあると思っていたが、見てみ たら初見の映画だった。これはもの忘れで はない、あの頃のミュージカルはみんなよ く似ていて紛らわしい。お話はたわいない のだが、フレッド・アステアのダンスが軽 快で品があり美しいという映画だと思う、 併せ…
クリスマスになるとあとはいっきに年末へ、 コロナ渦でそれらしい予定はないけれど。 新聞で自己正当化の欲望という言葉を知っ た。自分がなにかに共感すること、あるい は、なにかを代弁すること憤ることはすな わち自己正当化の欲望であると。 自分では寛…
三浦しをんの直木賞受賞作をようやく読ん だ。ちょっとサービス精神が旺盛すぎる盛り込みではあるが、二人の背景が徐々に明 らかにされてどたばた話に奥行きを与えて いる。うまい、やっぱり三浦しをんは。映 画化もされてるんだな。 どっしりした堂々たる長…
テレビで放映されているのを見た。 まあ、途切れさせず来年につなげるという 意味が大きかったでしょう。もちろんどこ に映っているかはわかりませんでした。 ことしはベートーベン生誕250年で12月に 入っていろんな番組がありいささか勉強に なった。交響曲…
コロナ渦で大きく作品展ができなかったけ れど、ささやかに展示された。一区切り。 「口縄坂」と「4本のバラ」、バラは1色 刷りから2色刷りに変えてみた。
もう新しい作家を読みはじめるのはやめよ うと思っていたのに辻原登は別格として、 三浦しをんを読みはじめ、こんどは横山秀 夫を手に取った、でもこれっきりの予定。 どうしてこういう警察内部を扱ったものが 人気があるのかというとやっぱり権力のあ る者…
もうひとつという気分で、こんどはコメデ ィそのもの。角野卓造と伊東四朗のかけあ いがうまい、八嶋はあくがつよいがこの芝 居では不思議と違和感がない、沢口靖子は 素なんだろうか、ただただ笑わせてもらっ た芝居だった。you****で見られるのはい かんの…
いつ見たのだろうか、wikiでは1997年に テレビ放映されたとあるのでこれを見たの だろうか。そして2度目(映画版は見たけ ど)。西村雅彦と近藤芳正の二人芝居。三 谷幸喜がこれは私の考え方が詰まっている 芝居だというようなことを云っているので 気合充分…
緊張感のある映画だった。軍隊の中で上司 に意見を云う、反対するのは日本ではあり えないだろう。しかも黒人で戦闘経験もな く、それでも自分の意志を貫くところは立 派だった。上司も最終的にはその意志の強 さを評価するところは、だてに上司をやっ てい…
昔、名作といわれるイブ・モンタンの「恐 怖の報酬」1953年版を見たことがあり、そ のリメイク作品が撮られたことも知ってい たが、なんと1977年もう40年以上前の映画 になっている、驚いた。 意外におもしろい、ニトログリセリンのハ ラハラドキドキよりも…
一万人の第九は、少ない人数でも合唱団と 観客を入れてと準備に苦労されていたが、 第3波が来てしまい、結局無観客での開催 となった。関係者の模索により、ライブ配 信があり、またリモート参加があり、また アップしたリモート合唱が流れ(流れたの かな…
美術物ではない作品、短編集。 ちょっと難解なものを読んでいたので、軽 く読めるものと、いやすぐに読み終えまし た。いろんなものを受け入れて前に行く、 そのためにすこしの息抜きというか栄養と いうかそれが旅だと、そう大きい声で云え る落ち着きが戻…
副題に2020年代の「色覚」原論とある ように、先天色覚異常を取り巻く社会、 学問の先端研究を調べて、分析、提言 等を行ったノンフィクション。 先般、参加しているNPOでのリモート 講演会で作者の話を聞いて、早速本を 購入し読んだ。 色覚異常は、いまや…
コロナだったからは言い訳でしかない、そ れはそれで身動きがとれないところもある けれど、県外へも数回出向いているし、も ともと家に居るのが好きなので、暇という こともなくやるべきことを、やりたいこと をしてふつうの暮らしをしているつもり。 でも…