2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年もこれでおしまい。 来年はすこしかたちを変えて。
病気のためツアーが途中で中止になり、私は行く ことができなかった。それでたぶん拓郎も不本意 ながらこのようなミニCD+DVD+ブックレット を発売して後始末をしているんだろうなと思う。 まあ、健康に気をつけて好きなように歌を作り 歌ってください…
ひっぱり出して再読。 自己治癒という言葉があって、「風信子」を作っていることが 私の自己治癒で、第九も銅版画もその一環なのだなということが 勝手に判ったつもり。再読してすこし理解したつもり。 それにしても箱庭療法の箱庭を作ってみたい、好奇心で…
録画しておいたクリスマスの約束を見る。 くるりをはじめて見たのだが、今回はなんといっても、佐野元春。 小田和正が佐野元春をリスペクトし、それに応えて 「SOMDAY」を歌った。かっこよかった。
傑作。この年になって観ることができてよかった。 若いときに観ていたら良いとは思わなかったのではないか。 これはわたしのベストテンに入れてもいいかもしれない。
ときどき自分が漠然と感じていることをずばり書いて くれる文章を読むことがある。例えばこの本がそれで ある。私の世代がポスト全共闘世代、いわゆる三無世 代だといわれ、闘争の残滓と敗北感の匂いを嗅いで、 壊すことも創ることもできず、ただ休息が必要…
彼の短編はむつかしい。その雰囲気は好きだし、 濃くのあるストーリーは短編を読む楽しみを与え てくれるが、なぜその話かということがわからな い。それはなにを暗喩しているのかということを 考えると読めない。 そんなことは考えず私は読む。(420)
であります。
「恋するフェルメール」を読んで、有吉佐和子の娘さんとは なにものぞと読んでみたのがこれ。母、有吉佐和子との 思い出、恵まれた生活のなかでの母子の愛憎というより、 まるっきり愛のみですね。やっぱり有吉佐和子の方に興味が いくという結論になります…
大宅壮一賞受賞作。米原万里のいつものエッセイではなく、 東欧の政治、紛争に巻き込まれた友人のノンフィクション。 とても重い内容なのだが、どんどん一気に読めてしまう、 こんなに軽く読めてしまっていいのかしらと思うくらいの 文章はすごいなと思う。 …
久しぶりに出た全集の第3巻。ユルスナールの靴、時のかけらたち、 地図のない道ほかを収録。 文章はあいかわらず静謐で端正、しかし私に教養がないため、理解 できないところ多し。でも一篇一篇ゆっくり読んで、読み終えた 静かな喜びがある。(1155)
快晴、朝9時、大阪城ホール到着。 席変更があってスタンド席よりアリーナ席へ移動、5回の経験で3回 アリーナ席、でも当初思っていたより座席の場所に差はない。 時間が押していて、発声練習もそこそこに、ゲネプロ。 そしていよいよ本番。 25回を記念し…
植田正治の奥様を被写体にした未発表の写真をまとめた写真集。 なかなか植田正治の写真集を買えないでいるのだが、 彼と妻の長い生活、関係を少し知ることとなった。アラーキーが 陽子夫人の写真を残したように、植田も婦人の写真を残し、 オブジェとしての…
大阪ドームでのオーケストラ、合唱団合わせての 総合リハーサル。会場までの銀杏並木の黄色の美しさ、見事。 スケジュールがおせおせのようで、今年はじっくりおさらいを する感じではなかった。 久石譲の8分の11拍子のテーマ曲のコーラスも、 ゲスト中島…