2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

第九レッスン(7回目)佐渡練

本番までのレッスンでもっとも感動するのはこの佐渡練。 指揮者の佐渡裕じきじきの合唱指導である。 今年は阪急曽根駅前の豊中市市民会館で1500人が集まっての レッスン。曽根駅に行ったのは初めて。 佐渡裕の豊かな言葉によりイメージをつくり、それに…

大唐西域壁画

奈良の薬師寺にて玄奘三蔵求法の旅をたどる平山郁夫の壁画を見る。 なぜかガラス張りで遠くの方に飾ってあるのを見る。 普通の美術館では平山郁夫の絵画はすぐ目の前で観られるのに。

マキノ雅彦「寝ずの番」

ワンコインムービーに再び出かける。出し物は何でもよくて、 きれいでゆったりとした映画館で映画が観られればいい。 下ネタ話をつなぎ合わせた構成がない、まあ趣味の映画ではないか。

李相日「69」

村上龍原作、官藤官九郎脚本というから、ぶっ飛んでいるだろうなあと思い ながら観たのだが、ぶっ飛びに感情移入ができなかった。学生運動そのものでは なくその屈折感を表現できていなかったのではないか。いや、もっと軽やかに という方向を目指していたん…

大阪市立美術館「開館70周年記念展」

官製とは違う大阪の商人等大阪人が築いた美術館らしく、館蔵・寄託の名品を 集めた展覧会。今回も関西文化の日で無料。尾形光琳や上村松園などを除いて、 ほとんど知らないのだが、日本の歴史と中国とのかかわりを思い巡らせた。 これだけのものを持っている…

三谷幸喜「THE有頂天ホテル」

ようやくレンタルで観る。辛口批評を耳にしていたので、どうかなと 思っていたが、意外によかった。「ラヂオの時間」のように話が 転がっていくのは好きだ。 ちょっと詰め込みすぎで、役所の見栄張りは不用だし、支配人の 化粧の逃げ隠れとアヒルもなくても…

第九レッスン6回目

昨日は教室レッスンの最終日、経験者6回クラスはあっけないものだ。 さて、通しておさらい、まだまだ初歩的な指摘が続く。 そして、最後に2班に分かれて、半分はステージに立って歌い、 半分は観客になって聴くことになる。はじめて、自分たちの 歌声を観…

オール・アバウト・マイ・マザー

数年前のアカデミー賞外国語映画賞受賞作品。 深い人生を描ききっているが、個人的にはいまひとつ感情移入できなかった。

ダ・ヴィンチ・コード

近くのシネコンで、ワンコインムービーという500円で 上映していて、ようやく観たのだった。 こういう形で旧作、名作を上映するのはうれしい。 しかしなあ、本を読んでなければ、意味不明の映画ではないか。 ほとんど説明に終始し、せっかくルーブルで撮…

須賀敦子「須賀敦子全集第1巻」

ミラノ霧の風景、コルシア書店の仲間たちと未刊行のエッセイ集 旅のあいまにを収録。 この全集が文庫として隔月で刊行されるので、これから1年くらい 楽しめそう。寝る前に、1編づつ大切に読んでいくのだ。 これも約1ヶ月かけて読んだことになる。

高村薫「マークスの山」

この有名な厚い本をようやく読了する。 踊る大捜査線が本庁と所轄の対比だとすれば、 これは本庁内のせめぎあい、その圧倒的な存在感。 LAコンフィデンシャルが近いか。 ぐいぐいと読み進め、しかし最後のあっけなさ、 動機の希薄さ・・・。それでも堪能し…

(17)リキテックス2:ソフトグランドエッチング

昨日の続き、1日のあいだに2枚目。 版画のインクを拭き取る寒冷紗を版に押し付けて、 背景を作ってみる。なんでもありで面白いが、絵との バランスはむつかしい。

(16)リキテックス1:ソフトグランドエッチング

久しぶりの教室へ。 今回もソフトグランドにする。なんといっても簡単。 だからすぐにできてしまう。 リキテックスを並べて描いて、そのうえから刷毛でぐしゃ ぐしゃとやろうと思ったが、刷毛に勢いが出なかった。 書道の筆の勢いと同じか。 あとで手彩色。

鷲田小彌太「まず書いてみる生活」

祥伝社新書の1冊、タイトルに惹かれたが、うーむの1冊。

サントリーミュージアム天保山「インゴ・マウラー展」

河合隼雄文化庁長官提案の関西文化の日で入館料無料。 光の魔術師、光の詩人といわれているらしい、イッセイミヤケ のショーの照明も担当したこともあるようで、インダストリアル デザインからアートに手を伸ばしたような。 ここはいつも光と海が見える部屋…

第九レッスン5回目

疲れていたので休みたかったが、がんばって会場へ。 もうチケットの配布、当然ながらスタンド席、早いものだ。 発声練習をして、最後のザイトウムシュルンゲンから終わりまで、 このあたりは一番不得手なところ。今日はバスパートが引っ張る 人がいなくて頼…

司馬遼太郎「十六の話」

司馬遼太郎は小学生の頃、石器採集に夢中だったという挿話 から、歴史への想像力に繋がる話は楽しい。 山片蟠桃というまったく知らなかった人の話は感心した。 そんな博学の才の凝縮した話を読んで満腹。

つま恋コンサート・ドキュメント放映

もう1ヶ月以上経ってしまいました。 常々吉田拓郎には戦略がない、プロデュースする人がいないと 思っていましたが、今回のつま恋に関しては、いい悪いは別と して社会的現象としても大成功でした。 団塊世代と重ね合わせてというのは実情と違うように思い…