2008-01-01から1年間の記事一覧

20:ビオラほか

今年はウィンザー&ニュートンの絵の具と アルシュの紙を用意して、草花を描く楽し みを見つけました。花ってほんとうに美し いものなんだなあと思えた一年でした。

ヨーロッパ企画「苦悩のピラミッダー」

ヨーロッパ企画の芝居のDVDを入手したので観た。 初期の作品を最近再演したもののDVD化。 なんともゆるいいつもの展開で、どうなるのかと 思ったが、後半すこしテンポがでてきて、さいごに 王冠と銀歯のオチがあって、なるほどとおもわせる。 このまま…

黒澤明「夢」

黒澤のオムニバス映画。ゴッホの作品に 入り込むのが面白かった。こんな夢をみたい と誰もが思う。この特撮はスピルバーグの スタジオが行なったらしい。でも全編通して みればこれでよかったのでしょうか。

19:侘助

むかし、侘助という変った名前の花がある ことを知って面白く思ったことがある。 冬の椿のひとつだそうな。

18:土筆蒲公英

季節はまだ早いが、土筆と蒲公英。 2008年は終わって、はやく2009年に なって気分一新したいものだ。

沢木耕太郎「旅する力」

沢木といえば深夜特急ということになってしまったのは いいのかわるいのかはわからないが、深夜特急のおまけ 本がでた。雑誌「コヨーテ」で特集されていたエッセイ を、(この号のコヨーテは買って読んでいた)、再構成 して一冊にしたもの。 とてもわかりや…

17:蜜柑

ちょっとアップするのを怠けていた。 これは蜜柑、見てのとおり。本を見て 補色で影をつけるというのを読んで やってみた。そうかこういうてがあるのか と、すこしわかった。

風のガーデン

ほとんどテレビドラマというものを見ないのだが、 倉本聰の脚本のこのドラマは見た。 見落とした回はユーチューブで見て、結局全編を 見終えた。ほんとうにうまい、いかにも泣かせる、 そこが気に入らないといえば気に入らないけど。 伊藤蘭がよかった。抑え…

サントリーミュージアム天保山「純粋なる形象展」

ひげそり等のブラウン社のデザイナーのデューター・ラムス氏の プロダクトの展覧会。 招待券をもらったので観に行った。たしかに先端的なデザインで、 そういえばみたことがあるなというものもあり、いかにもドイツ の機能主義だと思わせた。 といってそれ以…

幻の表裏源内蛙合戦

楽しみにしていた井上ひさし原作、蜷川演出の 表裏源内蛙合戦は、12月11日のチケットを 確保し、楽しみにしていたのに、急用で行くこ とができませんでした。

一万人の第九2008<ゲネプロ&本番>

さて、当日。9時半集合。めっきり寒い。 ゲネプロで第九を聞き、合唱部分を歌う。今年は個人的にいろんなことが あったことを思いだして、フォルゴットのところと最後のところで少しう るうるして声が詰まる。今日の本番をしっかり歌いきることで、いろんな…

第九レッスン2008<前日リハ>

佐渡練は、急な仕事で行けなくて、準備万端という 気持ちの準備も出来ぬままに、前日リハーサルに なってしまいました。 4時集合の大阪城ホールは1年ぶり、気持ちが少し 高揚する。さっそくオーケストラとの音あわせ。 気持ちがいい。後半はケミストリーの…

大岡昇平「堺港攘夷始末」

堺港攘夷始末 (中公文庫)作者: 大岡昇平出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1992/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る明治維新もののノンフィクション。 慶応4年フランス海軍の乗員が堺の港を測量するため上陸し、 これに対し海岸警護の土…

高島屋美術画廊「個の地平展」

国画会の人達のグループ展。ひさしぶりに 島田章三の新作を観る。 個の地平というタイトルはセンスがあると 思うが、まあグループ展というのはいつも 思うことだが、刺激しあうことが、見に来 た人にどのようにアピールされるのかが いつもよくわからない。

第九レッスン2008<第6回>

先週木曜日は、最後のレッスン第6回であった。 あっというまの3ヶ月、家でいちども練習をしなかった 3ヶ月、なんだか今年は自信がない。5回出席のノルマ をなんとかクリアし、座席チケットをもらう。 さあ、ことしも大阪城ホールで大声で歌えるんだと思…

黒澤明「赤ひげ」

[DVD]" title="赤ひげ [DVD]" class="asin"> このあたりの有名な作品を観ていなかったのは、 なんとなく中身が見えてしまっているような 気がしていたからだ。 それでテレビではじめて観ると、貧困を正面 から描いていつつ、やはりヒューマニズムが 勝っちゃ…

池澤夏樹「むくどり通信雄飛篇」

雄飛と雌伏が対になっているんだ。 オスは飛んで、メスは伏すんだ。 なんだかなあ、こまったなあ。 それはさておき、先に雌伏篇を読んでから、 雄飛篇を読んだということだ。 彼はやっぱり小説だ。

池澤夏樹「バビロンに行きて歌え」

バビロンに行きて歌え (新潮文庫)作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1993/05/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見るこれも面白かった。オムニバス風に断片をちりばめながら、 主人公が不法入国し、ロッカ…

池澤夏樹「マリコ/マリキータ」

これは最初のマリコがいいなあ。 こういう伸びやかな女性を描くのが 上手い作家なのかなあという気がしてきた。

16:グラジオラス

背景のブルーが、ムラができてしまって、 うまくいかなかった。おおまかに大胆に 描きたかったがこれは失敗。

連城三紀彦「恋文」

昔、神代監督の映画「恋文」を観たことがあったが、 その原作をようやく読む。20数年ぶりか。 映画は倍賞美津子が骨太な演技をして印象深かったが、 本はわりと淡々と進む。 それよりもこの短編集の「私の叔父さん」がよい。 いまなら浅田次郎を思い浮かべ…

第九レッスン2008<第5回>

先回の4回は出張と重なって休みました。それで約1ヶ月も間が 空いてしまって久しぶり。 全然声が出ない、最初から譜面を見ないで総復習、フーガが練習 していないので、すこしあやふや。 後半は、シャッフルして総ざらえ。久しぶりに声を出したので、 声が…

高樹のぶ子「透光の樹」

中年の思いつめたような恋愛小説で、たしかに女性作家 ならではの微妙な心理描写は見事なのかもしれないが、 読んだことないけど渡辺淳一風の話でありました。 わりと好きな作家なのだが、これはお好きにしてください。

池澤夏樹「むくどり通信雌伏編」

彼の沖縄時代のエッセイ集のひとつ。 もっと政治的、環境主義的な人だと思っていたが、 意外に柔軟なんだなと理解する。

ウディ・アレン「僕のニューヨークライフ」

人はなぜ側から見るとなんであんな人というような 異性に恋をするのだろうか。小説家志望の青年が恋 をして、女に翻弄され、それにウディアレンがかき 回す展開で、今回はせりふが饒舌すぎてうるさくて いらいらしてちょっと楽しめなかった。

エド・ハリス「ポロック2人だけのアトリエ」

アメリカ現代美術巨匠のポロックの伝記映画を観る。 エド・ハリスが監督、主演で、リアリティはあり、 天才ゆえの生活の破滅は痛ましい。そこに共感が いかないと映画を観るのも辛い。

池澤夏樹「タマリンドの木」

これは気に入った恋愛小説。文章が誠実で確実で静謐でかつ色鮮やかで、 ストーリーが男女対等の視点に立っているし、というより男が悩みぬく のも新鮮だった。 のちの「すばらしい新世界」につながる背景もあり、これはほんとうに よかった。もう池澤夏樹は…

15:ウィンターコスモス

花はいっぱい種類があることをあらためて実感。 コスモスにもいろいろあるのだ。

第三舞台「ピルグリム」

DVD−BOXより「ピルグリム」を観る。 よくはわからないが、面白いのは確か。 パワーがある。 長野里美の着ぐるみがかわいかったが、調べてみると 着ぐるみ女優といわれるキャラだったのか。

劇団カオス「から騒ぎ」

シェイクスピア原作、野田秀樹脚本、紺野ぶどう演出の 芝居を見に行く。野田秀樹のこの作品は、昔テレビで みたような記憶があるが、学生劇団ながら生で観たのは はじめて。 「から騒ぎ」を中心に「ハムレット」と「オセロー」と 「ロミオとジュリエット」の…