橋爪大三郎/大澤真幸「げんきな日本論」

このお二人の対談集は面白くて読んでい るのだが、今回は日本論、日本人論。 日本すごいぞ本ではない、 日本史へのい くつもの疑問を議論することで、日本の 特徴を浮かび上がらせる。前半の土器、 古墳、ひらがな、権力の構造等がおもし ろくなるほどと思わ…

CT検査やれやれ

これは備忘録、アウトプットではないイ ンプット。 胃カメラ大腸カメラをしてからなんとな く左脇腹に違和感、CT検査をした。 とくに原因判らず、半年後の大腸再カメ ラは予定通り。秋にはコロナを挟んで数 年振りに人間ドックの予定。 今年はそういう年にな…

すこし驚く

スケートの伊藤みどりが坂本龍一のaqua に乗せて一位になったというニュースを 見て驚く。それでyoutubeで見てみた。 1.伊藤みどりは名古屋育ちのわたしに とっては地元のトリプルアクセルの天才 少女スケーターとして超有名だったが、 引退後はわたしの視…

芸文センター「オペラハイライト トスカ」

愛知県芸術劇場コンサートホールへ、セ ントラル愛知交響楽団のオペラハイライ トシリーズ「トスカ」を観てきた。 初心者向けにトスカをハイライト60分 にまとめて有名アリアを中心に聴かせる、 わたしのようなお気楽ミーハーには手頃 なコンサートで楽し…

丸谷才一「輝く日の宮」再々読

2003年購入初読、2008年再読、 そして今回再々読。 もちろん「光の君へ」つながりで。 前よりもわかる、もちろんわからないと ころも多いが面白さも深くなってきたよ うに思う。最後に一行アキもあったし。 やっぱり丸谷才一はおもしろい。 先日会っ…

三谷幸喜「オデッサ」

三谷幸喜の新作演劇をテレビで見た。 宮澤エマ、柿澤勇人、迫田孝也の三人芝居。 三谷らしいあざといところもあるが、わ かりやすい、どんでん返しもあって面白 かった。いや、面白いと書いたが、中身 は国籍、文化の違い、アメリカに暮らす アジア人のアイ…

三浦しをん「私が語りはじめた彼は」

大学教授をめぐる教え子、妻、再婚相手 等との関係の謎を連作短編で語る。 よくわからない、それでも一気に読ませ る。三浦しをんの純文学なんだろう、い ろいろ読んでいるがこんなのははじめて 読んだ。 私が語りはじめた彼は(新潮文庫) 作者:三浦しをん …

小椋佳「六月の雨」

六月です。 まだ表に出ない覆面シンガーソングライ ターだった頃に聴いた曲。「海辺の恋」 とかも・・・ただ瑞々しかった。 (youtubeが直接貼れません) ktoshi.hatenablog.com

独学ピアノ15カ月

学生時代の友人夫妻8名で年一定例会食 した。いろいろ話が出たけど、自分のや りたいことをやると再確認。 それで、独学ピアノ。 15カ月、息詰まっている、なかなか上 達しない、踊り場にいるみたい。 昔ブラバンにいて、一年もすれば吹ける ようになったの…

ハンフリー・ボガート「ケイン号の叛乱」

1954年アメリカ映画。 軍隊は上官の命令は絶対服従であること は知っていたが、軍の法律があり、例外 措置があることは知らなかった。 日本の戦前にもそういうものはあったの だろうか、今の自衛隊法にもあるのだろ うか。 ジャック・ニコルソンがやりそ…

スピルバーグ「フェイブルマンズ」

2022年アメリカ映画。 スピルバーグの自伝的映画、成功者の少 年時代なので大丈夫かなと思ったが、宗 教のこと、両親(科学の父、芸術の母) の離婚のことも逃げず描いていたこと、 はじめて撮影したものが模型の汽車と車 が「激突!」するシーン、それ…

木下惠介「カルメン故郷へ帰る」再見

1951年、日本初の国産カラー映画と いうらしい。 いつか忘れたが若いときに見た記憶があ る、名作は見ておこうということで。 戦後の明るさを、田舎の旧習を絡ませて 描いて、それでも最後までためらわない 高峰秀子の踊り子は映画の力を見せてく れる。…

長谷川宏「日本精神史 近代篇 下」

長谷川宏の新書がなかなか面白かったの で、図書館で他の本を探したら、「日本 精神史 近代篇 下」というのに、戦中戦後 のそれなりに知っている人物について書 かれているのを見つけ借りてきて、興味 深い人のみ読んだ。 谷崎潤一郎、松本竣介、大岡昇平、…

池澤夏樹/鈴木敏夫「ジブリをめぐる冒険」

池澤夏樹と鈴木敏夫の対談集といおうか。 映画君たちはどう生きるか封切とジブリ パークに併せて。 宮崎駿の天才性を評価するのはよしとし て、池澤がそこまでジブリを誉めるのは ちょっとね。 でもおもしろかったです。 ジブリをめぐる冒険 作者:鈴木 敏夫,…

「耳をすませば」実写版

2022年作品。1995年ジブリ作品の実写 化ではなく、原作コミックを実写映画化 したものらしい。 うーん、ジブリにはかなわない。 耳をすませば 清野菜名 Amazon

岡本喜八「侍」

1965年、三船敏郎主演映画。 岡本喜八は「日本のいちばん長い日」、 「大誘拐」等で知られる監督だが、やは なんといっても「肉弾」である。 だから「侍」はまるで知らなかった。 監督より三船の映画だったからだろう、 偉い人の落胤だという三船が好き…

バスケットのこと2024

今年は例年より多くのNBAを見ている。 プレーオフに入って、なんとなく知って いるチームが敗退していく、レイカーズ、 ナゲッツ、ニックス、ようやく覚えた選 手がいなくなって、残りベスト4。 NBAも強い興味があったわけでないので、 都市名(州名)、チ…

木版55:ドラゴンフルーツ

2024年の年賀状用作品。 100×180 辰年とドラゴンフルーツをかけているつ もり。

木版54:揚輝荘Ⅱ

これも忘れていた、2023年作品。 200×150 揚輝荘は2回目、リベンジしたかったの である。 ktoshi.hatenablog.com

木版53:山車眠る

もう1年以上前の作品、忘れていた。 450×300

内田樹「おじさん的思考」

内田先生のほんとの初期の本、2冊目の ものらしい。なかなか尖った文章、まだ 「芸」が確立されていない。 でも、九条と自衛隊の矛盾していること を補完しあって存在していることが、日 本の知恵であること。刑法37条を常識 的に受け入れること。そういう…

「PRINTED MATTER展」

名芸大Art&Design Centerで「PRINTED MATTER展」を観てきた。版画を中心に さまざまな印刷表現の作品展、海外の 版画工房と連携もして、多彩な表現が 観られて面白かったです。

長谷川宏「幸福とは何か」

先日、新聞で長谷川宏という在野の哲学 者を知ったと書いた。図書館へ行き棚を 探したら彼の中公新書を見つけこれなら 読めそうな気がして借りて読んだ。 わたしはビジネス本や人生訓本を読まな い、だから幸福とは何かというような題 名の本を読まない。 一…

荻上直子「バーバー吉野」

2004年荻上監督長編デビュー作品。 いろいろいいたいところだけど、まずは デビュー、そして映画を作り続けること、 女性監督フロントランナーいや前書きな しの映画監督としてがんばってほしいで す。 バーバー吉野 スペシャル・エディション [DVD] も…

橋爪大三郎「教養としての聖書」

旧約聖書の「創世記」、「出エジプト記」、 「申命記」、新約聖書の「マルコ福音書」、 「ローマ人への手紙」、「ヨハネ黙示録」 の6つの書物をダイジェストで解説する。 旧の方はある程度知っているけれど、新 はまるでわからない、まだカルト宗教だ ったこ…

別冊太陽

近所の図書館へ行って、別冊太陽を一冊 借りてくるのが今のマイブームとなって いる。あまり借りる人がいないのか汚れ もない。最近では、 「川瀬巴水と新版画の作家たち」 「源氏物語の色と装束」 「芹沢銈介の日本」 「柚木沙弥郎」 この柚木という染色家…

万城目学「八月の御所グラウンド」

直木賞というので読んだ、つい。 本は短編「十二月の都大路上下ル」と中 編「八月の御所グラウンド」からなる。 短編の方がおもしろい、ベタだけどいい 話である、続編を期待したい。 受賞作の中編はちょっと意外、フィール ド・オブ・ドリームスじゃないか…

県立図書館へ

30年振りくらいか、県立図書館へ家人 の調べものに付いていった。お城の外堀 の近くで緑深く、GW中なのに空いてい てゆっくり画集とか見てきた。最上階に スガキヤ(名古屋のファストフード)が あって、こちらも30年振りか、軽くお 昼を食べて暑かった…

舞台版「パラサイト」

鄭義信演出の日本版「パラサイト」2023 年舞台をテレビで見た。 古田新太、キムラ緑子、伊藤沙莉、山内 圭哉等豪華キャストなのだが、かえって 舞台が暑苦しくみえるのはなぜだろう。 舞台を映画化すると情報量が多くなって うまくいかないことが多いと…

池澤夏樹「天はあおあお 野はひろびろ」

池澤夏樹は住まいを転々とする人だ。 ギリシャ、沖縄、フランス、北海道、そ して長野へ。これは北海道時代のエッセ イ、生まれた故郷北海道への想い、それ に関わる時評、視野は広く、考察は深い。 それでも次の土地へ移住していく、そこ で新しい物語をつ…