コロナ激減

の中で、短いだろう秋に触れるため、出掛けたり、人に会ったり、少しづつ動きはじめている。もちろん旅行や夜の飲食はしていないし、人混みにも行かないし、マスクははずさないが、それでもこういうのが普通の生活だったなあと思い出す。疲れる。身体が鈍っ…

ウィリアム・ワイラー「我等の生涯の最良の年」

1946年、戦争が終わっての翌年の作品。 驚く、まだ一年も経ってないのに復員兵の 物語、しかも手を損傷した男、心的外傷を 負った男、なんとなく帰還後世の中に馴染 めない男が交差して、いいところもわるい ところも見せて懐の広さ深さには恐れ入る。 戦勝…

愛知県美術館常設展

ここへ来ればモジリアーニの「おさげ髪の 少女」に会いに行く。ところが今回は展示 なし、替わりにクリムトの「人生は戦いな り(黄金の騎士)」が展示、久しぶりなの で見惚れる。騎士の行方にへびが対峙する、 敵、困難、誘惑か。松本竣介の「ニコライ 堂…

版画展に出展

はじめて公募展に応募して、某版画団体に 入る。その東海支部展が愛知芸文センター で開催されたので見た。 2年前にゲストとして出展したことがあっ たが、それからコロナ禍となり、2年振り で正式出展となる。少し慣れて、見るスタンスがいくらかわかってき…

「カラマーゾフの兄弟」第三巻読了

これにすこし時間がかかった。ちょっと飽 きてきたこと、ミーチャがあてもなくばた ばた奔走すること。 でもようやく父親殺しの場面へ、そしてミ ーチャへの尋問、これがまたミーチャがし ゃべりすぎていいかげんにしろよと思った こと。時間がかかった。さ…

死ぬまで生きる

まあ、あたりまえのことである。 MOOK「知の巨人立花隆のすべて」という 本を読んだ。そこで立花は、 人間は皆死ぬ力を持っている、死ぬまで生 きる力といったほうが良いかもしれない。 死ぬまでちゃんと生きることこそがんを克 服するということ・・・ なる…

スパイク・リー「ブラック・クランズマン」

闘士スパイク・リー作品なのでちょっと構 えて見た。なかなかサスペンスに満ちひや ひやしながら、でも笑いもあってエンタメ にもなっているきわめて怖い映画だった。 あとでwikiを見ると、主演 ジョン・デヴィ ッド・ワシントンはデンゼル・ワシントン の長…

古いテレビドラマ

「黄金の日々」を見ている。 堺を舞台にした織田、豊臣の時代にルソン 助左衛門を主役に描く話だ。ルソンの碑を 堺の街角で見たことがある、ルソンの生家 の碑だったかもしれない、だから馴染み深 く興味深く見ている。 「マー姉ちゃん」を見始めている。 こ…

「パブリック 図書館の奇跡」

ホームレスが公立図書館(パブリック)に 立てこもる事件を扱った映画。予定調和的 にホームレスが勝利するとか知事候補や市 民の差し入れで形勢逆転するとかテレビ中 継が後押しするとか綺麗事はなくシビアに 終わるところは好感。でも、いまひとつ展 開が…

白石一文「光のない海」

どうしようもないミーチャがえんえんと悪 態をついているものだから、なかなか読み 続けられず、つい他の本に手を出す。 ひさしぶりに白石一文、わりと新しい小説 みたい。以前とちょっと違うみたい、なん だか宮本輝みたい、何人もの男女の数十年 を書き切…

クリント・イーストウッド「リチャード・ジュエル」

イーストウッドはこれでもかといろんな題材 を探してきて新作をつくる。これは冤罪の話、 警察はメンツがあるし、メディアはただ話題 を作り叩く。最後の無実とわかるのだがそれ までのバッシングは元へは戻れない、警察と メディアの行いは責められない。な…

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ「エントラップメント」

まあ、ご都合主義の映画だった、なぜハリ ウッドはもっと練り込んだ脚本を使わない のか、あいえないことばかり。 けれど、ゼタ=ジョーンズの運動能力、体 操というかバレイというか見事な身体の動 きに見惚れた。まあ、それでよかったと断 言する。ショー…

ベートーベンピアノ協奏曲第3番

村上春樹と小澤征爾の対談本の中で、ベー トーベンのピアノ協奏曲第3番を聴きなが ら詳しく対話する場面があって感心したこ とがある。家にはミケランジェリの3番が あったが、今回本でも話題のグレン・グー ルドのCDを購入したので聴いてみた。 CD3枚組で1…

周防正行「シコふんじゃった。」

キネ旬1位だとは思わなかった、ようやく 見た。周防監督はテーマを決めて映画を作 るところが伊丹十三と似ていると思う。 一般作品1作目が坊主、2作目これが相撲と 意外なものをもってくる。 それで1位か、うーん、そうなのか。 シコふんじゃった。 [DVD] 本…

デンゼル・ワシントン「アンストッパブル」

ノンストップムービーなのだがなかなかよ くできた映画だった、途中でやめられない そのとおり。徐々に主人公たちの抱えてい るものも明らかになり話に厚みもでてくる。 しかし、しかしなんだな、ラストが簡単す ぎないか、車が並走して運転席に人を送り 込…

S・スピルバーグ「宇宙戦争」

公開当時評判はよくなかった、宇宙戦争と いうタイトルはお門違いだし、まあつっこ みどころ満載なのだが、いかにもスピルバ ーグらしい映画だった。 ティム・ロビンスが存在感があったが、宇 宙生物は陳腐な檻とか存在感がなかった。 ラストで、ボストンの…

「おかえり、はやぶさ」

テレビで放映されたので録画して見た。 当時「はやぶさ/HAYABUSA」を見たのだが (西田敏行のです)、「はやぶさ 遥かなる 帰還」(渡辺謙のです)は見た記憶はなかっ たが、2作とも見ていたことが判明。だから これで3本とも見たことになる。 結果、3本のう…

サム・ペキンパー「ワイルドバンチ」

サム・ペキンパーというのでバイオレンス アクション映画かと敬遠したが、ウィリア ム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイ ンと名優が出ていて評価も高いようで見た。 マカロニウエスタンではない、アウトロー の滅びの美学とでもいうのか、なかなか大 柄…

ヒッチコック「裏窓」再見

こちらも何回目の裏窓だろう。 何度見ても裏窓の最初のグレース・ケリー 登場の超アップかつカメラ目線(観客目線) には驚く。たぶん映画館では見たことがな いように思うが、知らずに映画館で見たら のけぞったのではないか。 看護婦のセルマ・リッターは…

疲れる2

たまに愚痴を書き込むとなにか吐き出して 軽くなったような感覚と吐き出したものの 愚かさに重くなった感覚が共存して、どち らかといえば後者が勝ってしまう。 今日は快晴で大洗濯と掃除を手伝って、午 後に思いたって墓参に行って近くに郊外型 スタバをみ…

疲れる

3年振りにスマホ更新に行ったが、話がぐ しゃぐしゃで、かつ土壇場で在庫がない! 帰ってきた、出直し。どうしてスマホを買 うときの説明はあんなにむちゃくちゃなん だろうといつも思う。(自分は棚に上げて) ご老人なんかは言いなりだろうな。(SBじ ゃな…

グレゴリー・ペック「拳銃王」

先日、「ローマの休日」をテレビで放映し ていたので何度目かにかかわらず見た。グ レゴリー・ペックは華があって全米ベスト ワン俳優だとあらためて思う。「アラバマ 物語」「ローマの休日」「大いなる西部」、 そうか大いなる西部は都会から来た男だっ た…

「カラマーゾフの兄弟」第二巻読了

第二巻読了。ひとつ目の壁である大審問官 のところ、ふたつ目の壁であるゾシマ越え、 ともに走ってとにかく読み流す。両者とも 深く理解したわけではないがなんとなく云 っていることはわかる、もういちど戻って 読み返すかもしれない。 とにかく二巻終わっ…

レア・セドゥ「アデル、ブルーは熱い色」

こんどはもう一方の愛のかたち。 カンヌのパルムドール作品、しかも主演の レア・セドゥーと二十歳のアデル・エグザ ルコブロスも受賞。特にアデルのつくりも のでないような顔の表情がいい、カメラに 映ってないような自然な顔にどぎまぎする。 ストーリー…

アン・リー「ブロークバック・マウンテン」

ひとつのラブストーリーである、理屈でそ う理解する。1960年代の中西部なのだから いまとは比にならない厳しさ、かつ宗教感 も絡んでくる。アン・ハサウェイがでてき てびっくりした。 アン・リーは「いつか晴れた日に」「グリ ーン・デスティニー」「ライ…

「カラマーゾフの兄弟」あんちょこ(途中)

井上ひさしはあんちょこを作って読書する と読んだことがあるが、カラ兄では話が複 雑みたいだしロシア人名がわからないので それを作らないと読めないとwebで探した らイラスト入り相関図というのを見つけた ので、これならと自分で作りながら読んで いる。…

「カラマーゾフの兄弟」第一巻読了

この夏の宿題は「カラマーゾフの兄弟」を 読むことだった。ところが「三体」が割っ て入ってきて結構時間がかかってしまい、 夏の終りに読み始めることになってしまっ た。大学生なら9月末まで夏休みだからま あいいか。村上春樹がつよく推しているの でいつ…

山本薩夫「白い巨塔」

いまになってこれをテレビで見られるとは 思わなかった。学生の時、この文庫(何巻 だったか)を買って読みだしたら止まらず 徹夜して翌日の講義もさぼりひたすら読み 終えたことを思い出す。 その映画化、田宮二郎は圧巻、でも取り巻 きの東野英二郎、小沢…

アラン・ドロン「テキサス」

アラン・ドロンがハリウッド進出した時の 作品らしい。アラン・ドロンは二枚目色男 のイメージだが、フランスでは1960「若者 のすべて」1963「山猫」等しっかりした主 張のある映画に出ている。 なのにこれはなんだ、馬鹿々々しかったか な、楽しかったかな…

ウディ・アレン「カフェ・ソサエティ」

ウディ・アレンの見残したのを機会を捉え て見ている。これは2016年、わりと新しい のに見ていなかった。ジェシー・アイゼン バーグがウディ・アレンのようなセリフ回 し機関銃のよう、気の利いたセリフでおし ゃれなロマンチック・コメディ。アレンが でて…