1969年アメリカ映画。 ヒッチコック晩年の作品といえるだろう、 知らなかった。 キューバ危機を背景にスパイが暗躍する サスペンス映画。ヒッチコックらしいユ ーモアが乏しい、全体として硬いストレ ートな感じ。でもところどころハッとす る美的映像が…
梅雨の終りの気分が下がっているときに 読みはじめて、でもやっぱり止めること ができなくて一気に読む、軽くて重い。 storyでなくtaleなのはありくいたちのせ いなのかな。 母娘の距離、関係の和解、修復の話では ない、距離がさらに離れていきそうな関 係…
2026年アメリカ映画。 本がとても気に入っていたので映画化さ れたら観に行くつもりだったのにいつや ったのだろう、テレビで見てしまった。 さて、本はすごくよかったのに、映画は 後出しなのでハンディがある、テンポも はやい、2時間で収めるのだか…
1955年アメリカ映画。 ヒッチコックはなかなか見る機会がなか った80年代にヒッチコック・フェステ ィバルと題して5本の映画が映画館で上 映され、どれも初めてで観に行った(は ず)。「裏窓」はもちろん、ケセラセラの 「知りすぎていた男」、ちょ…
こういう大事件の起こらないゆったりし た物語を読むのは、なにかが壊れていく 予兆を感じとってのことだろう。舞鶴湾 辺りの戦後から現在までの姉弟の歴史が 語られる。「善き」人たちの物語であるが そういうものがあってもいいと思わせて くれる、そうい…
出品したもう一枚。 450×360 今年は会場へ見に行かなかったのだが、 ひょっとして、はじめて2枚とも展示さ れたのだろうか。
今年の公募展出品作だった。 450×600
2020年イギリス映画。 実話の盗難事件をベースにしたちょっと 驚くユーモアたっぷりの物語。ただゴヤ を題材にしたコメディ映画を見つけたの で見たのだが、なんとヘレン・ミレンが、 ジム・ブロードベントが(顔は知ってた けど名前は知らなかった)。 …
「逃げて逃げて逃げまくる」ことを貫い た人だったと勝手に思う。 少ない噂では政治家や学者たちとサロン をしていたというがメインはなにをして いたのか、ひょっとしたら未発表小説な り断腸亭日乗のような膨大な日記が出て くるのではないか。(どこかに…
2024年テレビドラマ全10回。 副題付けてのタイトルは「さよならマエ ストロ〜父と私のアパッシオナート〜」。 西島秀俊と芦田愛菜が親娘でこじれてし まった関係を修復する物語。ふつうこう いうドラマは恋愛が絡んでくるのだが、 両親の離婚騒ぎも元…
近くまで来て招待券があったので中村公 園でのイベントを見た。大河ドラマ絡み のイベントを見るのは初めてなのかもし れない。豊臣兄弟も見ていない。 大阪や名古屋は秀吉びいきなので人気あ り、こういう戦国や維新の男の血沸き肉 躍る高揚や女性の哀しみ…
タイトルどおり壊れていく物話、日常が 壊れ、世界が壊れる。ただただ揺さぶら れる。ラストに甥っ子からの救いがある と思いきや悲劇で瞬断される。 感想はない。 決壊(上)(新潮文庫) 作者:平野 啓一郎 新潮社 Amazon 決壊(下) (新潮文庫) 作者:啓一…
久世光彦演出の単発テレビドラマ2003 年作品。 川上弘美の小説は有名で知っていたが未 読、ドラマ化されていたことも知らず、 偶然見つけて見た。 小説とドラマは違うんだろうな、ドラマ の感想はファンタジー、小泉今日子は良 し、キュートすぎる。 3…
久しぶりに腰を痛める、それで早々とベ ットに入り意を決して読む、きっと3回 目、4回目? フラニーの方はほぼ覚えていた。 ズーイのベッシーとの会話はこんな感じ、 長くてどうどう巡りでしんどい。 ズーイのフラニーとの会話は今回はじっ くり読む、ふと…
サリンジャーに絡む映画を見て、村上春 樹の「フラニ―とズーイ」を引っぱり出 しながらなかなか進まず、つい他の本に 手が出て寝ころがって2冊もだらだらと 再読か再々読。 「村上さんのところ」と「みみずくは黄 昏に飛びたつ」、時間がかかってしまった。…
昨日は天気がよくてメナード美術館へ。 所蔵企画は造形の探究と題して。特集展 示は大沼映夫の試行と創造の軌跡という のを見た。 大沼映夫画集 (求龍堂グラフィックス) 作者:大沼 昭夫 求龍堂 Amazon
2017年イギリス映画。 昨年亡くなったダイアン・キートンの佳 作。メジャーではないところでこういう 映画もあるのだな。 見たことがある女優さんがいるなと思っ て調べたら「ミセス・ハリス、パリへ行 く」のレスリー・マンビルという人だった。 ロンド…
水車小屋のネネ以来目に止まるように なった津村記久子のインタビュー本、 なんとなく人となりがみえる。大阪に 住んでいたので輪郭もわかる。 こういうユニークなふつうの(ほんとは ふつうじゃないけど)人がいるのに安心 する。 ふつうの人が小説家として生…
ときどきなんだかいろいろ考えが溢れて くることがある、滲み出るというか。 昔の記憶とか、明日に根拠なく楽観した り悲観したり、たどりついた場所がそこ なのかとつまらない憤りだったり。 いわゆる内省ってやつか。 そんなときいつも同じようなことを反…
2017年フランス映画。 なんともいえない静かな会話のない映画、 それでもラブストーリーになり、あっと 驚く男の過去も。女は自分の人生を選ん でいくパリのカルチェ・ラタンの古書店 を舞台にした物語。 淡々としてしかし飽きさせない不思議さ、 いかに…
当時の大作家でも戦争に翻弄される、戦 時体制の細かなことを荷風は「日常」に 書いている、歴史的資料になっている、 そうやって気持ちを落ち着かせている。 敗戦まで時代から隠れている、逃げてい る、それができたのは荷風と谷崎くらい か。わたしは「白…
ひさしぶりに某画廊へ行った。 某コレクターの故島田章三コレクション の展覧会だったようで数十の作品が展示 されており、画集で見たことがある作品 もあり、版画では持っているのもあった。 個人のコレクションは好みがありなかな かおもしろいのだが、や…
2013年オランダ映画。 いろんな映画があるものだ。神の使途と 思わせる記憶喪失者が妻を亡くした男の 孤独を救う、いやそれだけの話ではない けどうまく説明できない。厳格なプロテ スタントの心の中を垣間見る。 奇妙なというか不思議な映画だった。 わ…
1985年アメリカ映画。イーストウッ ド監督主演作品。 シェーンのような正義の味方が流れてく る定番映画。しかも主役の背景も過去も 何も説明がない。なぜ牧師なのか、なぜ 背中に銃痕があるのか、ほかになにが、 なにも説明がない。聖書の一節がでてく …
2020年アイルランド・カナダ映画。 J・D・サリンジャーのエージェント会 社に職を得て、雑用をしていた女性が サリンジャーを接点に自立、作家を目 指すストーリー。 顔を知られていないサリンジャーが大 学の学食でランチする、エージェント に出向いて…
漱石谷崎三島ときて次は荷風かと思い、 濹東綺譚を再読したのだが響かず、断腸 亭日乗も読めそうもなく放置していた。 最近の世情のなかでよく知らない変りも のの荷風はどう生きたのだろうとの興味 からこの本を手にとった。前篇。 抗うには熱狂から身を遠…
2023年作品。池井戸潤の本は読んだ ことあるけど映画ははじめて。 本と感じが似ている、サクサクと話が進 んでいく、どんどん与えてくれる感じ。 こういう映画は受けるんだろうなあ、な んとなくわかる。 阿部サダヲははじめてしっかり見たけど 持ってい…
2023年、日本ドイツ映画。 1.ヴィム・ヴェンダースの小津へのオ マージュか、主人公は平山だった。 2.ゴミは落ちているにせよ、なぜ清掃 員が掃除するトイレはピカピカなのか。 調べるとトイレはデザイナーズトイレ、 作業服にTHE TOKYO TOILETと描…
1980年アメリカ映画。 某検査をしてお疲れでのんびりと映画を。 こういう映画だった、すべてを現代に残 しての恋はほんものなのか、やっぱり気 持ちが入っていかず、残念。 クリストファー・プラマーは渋い。 ある日どこかで [DVD] クリストファー・リー…
岩波新書の3冊。 ゆっくり読んだ、知らない人、知らない こと、わからないことが多すぎる。 でもなんとなくわかる、日本の成り立ち が興味深い、ちょっとそのあたり読んで もいいかな。 昭和問答 (岩波新書 新赤版 2039) 作者:田中 優子,松岡 正剛 岩波書店…