川端裕人「色のふしぎと不思議な社会」

副題に2020年代の「色覚」原論とある

ように、先天色覚異常を取り巻く社会、

学問の先端研究を調べて、分析、提言

等を行ったノンフィクション。

先般、参加しているNPOでのリモート

講演会で作者の話を聞いて、早速本を

購入し読んだ。

色覚異常は、いまや正常と異常は連続

していることがわかり色覚多様性とい

われており、ゲノム時代のあたらしい

取組みが待たれるということである。

おもしろく読み、すこし世界が拡がり

すこし前に進んだような読後感だった。

「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論 (単行本)

「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論 (単行本)

  • 作者:裕人, 川端
  • 発売日: 2020/10/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)