2020-12-02 川端裕人「色のふしぎと不思議な社会」 色弱 本 副題に2020年代の「色覚」原論とある ように、先天色覚異常を取り巻く社会、 学問の先端研究を調べて、分析、提言 等を行ったノンフィクション。 先般、参加しているNPOでのリモート 講演会で作者の話を聞いて、早速本を 購入し読んだ。 色覚異常は、いまや正常と異常は連続 していることがわかり色覚多様性とい われており、ゲノム時代のあたらしい 取組みが待たれるということである。 おもしろく読み、すこし世界が拡がり すこし前に進んだような読後感だった。 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論 (単行本) 作者:裕人, 川端 発売日: 2020/10/24 メディア: 単行本(ソフトカバー)