2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
某ホテルのラウンジで荻須高徳の絵画が数 点かかっていた。ソファに座って正面に荻 須の油彩、お酒やコーヒーを飲んで独り占 めである。その贅沢なひとときを満喫した。
橋本治の戦後三部作といわれている本の三 冊目から読んでみる。桃尻娘から入って最 近では新書でものごとはこう捉えようみた いな話を何冊か読んだが、きちんとした小 説を読むのははじめて。突き放したような 文体、空虚な官僚の心象に入っていかない、 日…
最後の契約を締結した。 もうこのまま一気に行こうか。
いよいよ私が生まれた時から、子供時代、 学生時代、結婚までを整理する。昭和30 年代の写真は3cm角くらいで小さく、 とても貴重だったろう。古いアルバムか ら糊を剥がすとどれも裏に父親が書いた 子供の成長を喜ぶメモがあって有難い気 持ちになる。高…
馭者の秋 (集英社文庫)作者: 三木卓出版社/メーカー: 集英社発売日: 1988/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る先に文庫本を整理処分したと書いた。その なかで読んだ記憶がない本が何冊も出てき てそのうちの一冊、三木卓の本が引っかか り読…
荒木経惟の妻の陽子さん絡みの全貌を紹介 する展覧会を見てきた。「センチメンタル な旅 1971−2017−」というタイトルで、 2017の後ろに−があるのがミソ、まだアラ ーキーは生きているからね。アラーキーは 山ほど写真集が出ているから陽子さんのも のだけ見…
文庫本、新書、マンガはすべて選別した。 結局半分以上処分をした、新聞回収と同じ ように。 一方、LP、LDがまだ100枚近く残って いた。もう20年以上前にLPは終りだCD に乗り換えるとLPを中古レコード屋に 持ちこんで売却した。そのときはクラシッ…
ヴィスコンティは貴族の重厚な映画監督と の印象だが、イタリアリアリズムの監督で もあることをこの映画で知った。 3時間の堂々たる長編、でも話はわりとス トレート。イタリア南部の田舎から北部の ミラノへ出てきた家族の、次男の堕落と三 男の献身を対…
この映画は当時は「ビートルズがやってき たヤァヤァヤァ」という題名だった。その 頃は女の子がきゃあきゃあする音楽だと思 っていたので無関心、高校か大学かリバイ バル上映されたとき映画館へ女の子と行っ た記憶、もちろんその頃はすっかり馴染ん でい…
初ものがたり (PHP文芸文庫)" title="初ものがたり (PHP文芸文庫)" class="asin"> 宮部みゆきも時代物は2冊目、どこから読 んでいったらいいか、どれがシリーズなの かわからず。これは「完本」とあったので 読んでみた。人情ものはうまいなあ、でて くる食…
1970年代前半のアメリカ若者文化、ロ ックシーンがうまく描かれている。そうそ うあの頃は日本でもみんな長髪で汚くて好 き勝手でいい加減だったな。バンドのマネ ージメントも雑誌の編集もみんな若者たち がきっと試行錯誤でわいわいとやっていた んだ…
アイルランド出身の祖父ショーンコネリー と子のダスティンホフマンと孫が、警官は アイルランド出身者が多いという中で泥棒 をするというストーリの妙味はアメリカで しかわからないなんだろう。一方、子のダ スティンホフマンはユダヤ教信者の役だか ら関…
当時コッポラは大巨匠の監督で、それなの に軽いコメディを作ったというので話題に なった。それゆえにそのときは見ることは なかったが気にはなっていたのがテレビで やっていたので録画して見た。 キャスリン・ターナーはすでに有名女優で ニコラス・ケイ…
アカデミー賞作品賞をようやく録画で見た。 「大統領の陰謀」を思わせる展開で、でも ディープスロートが出てくるわけではなく 淡々と積み上げてくる、マイケル・キート ン演ずる上司が中間管理職としても間に入 ってうまい、最後の方で、昔わかったとき に…
猛暑であるとしか云いようがない。 テレビで「体が硬い人のための柔軟講座」 というのが始まったので録画して見る、第 1回。まずはどこが硬いかの判定、9か所 あって私の場合は普通が2、硬いが7カ所 だった。ちなみにゲストの漫才の塙さんは 硬いが6カ…
住んでいるマンションの5階からは、花火 の方角にマンションが出来て全体が見えな くなって、今年は久しぶりに20階の廊下 まで見に行く、一応これが最後の見納めだ という気持ちで。1万発の花火が30分強 の時間内で一気に上がる、最後は昼間のよ うな…