2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

一万人の第九2014その4

昨日はなんとか会場まで行ったけど、調子 わるく早退しました。

吉永小百合「ふしぎな岬の物語」

とくに見たいわけではなかったがチケット があったのでひとりでなんばパークスシネ マで見た。やっぱり吉永小百合のための映 画だった。こういういいひとの映画はよく ない、こんなんで感動させてはいけないと 思いながら、ふと、「ふしぎな」とタイト ルに…

永井荷風「ふらんす物語」

初夏からなのでまるで読みすすめなくて時 間がかかってしまった。永井荷風の文章は ずいぶん文学的で、物語性を期待するとち ょっと違うと思ってしまう。ようやく読み おえた。

徳川美術館

となりの徳川園には行ったことがあったが、 有名な徳川美術館に入ったことがなかった ので、今回、用事があって近くまで来たの で見てきた。 思っていた以上に立派、広い、観光施設っ ぽい。広すぎてもうすこし凝縮された展示 でもいいような、さらに蓬左文…

20万ページビュー

誰が見てるかなんとも不思議、 20万カウントを超えました。

三田誠広「聖書の謎を解く」

先日、「ふしぎなキリスト教」という新書 を読んだので、書棚の奥の方から昔読んだ 単行本をひっぱりだして再読した。聖書に なにが書いているかが初心者向きに書かれ ているが、なぜこれだけ広まったのかとい うことはやはりわからない。

ニコール・キッドマン「グレース・オブ・モナコ」

パークスシネマなんばで映画「グレース・ オブ・モナコ」を観てきた。グレース・ケ リーの美しさは真夏の決闘、裏窓、上流社 会など圧倒的で、モナコ王妃となって夢物 語のようだと思っていたが実際にはいろん なことがあったようだ。 フランスとの駆け引き…

井上陽水「氷の世界ライブ」

テレビで井上陽水のライブを見た。 あのミリオンセラーの氷の世界をアルバム 順にそのまま歌うというアイデアのあるラ イブで、ずいぶん懐かしかった。たぶん大 学1年の時だったと思うがアルバムを持っ ていなくても全曲知っていた。清志郎の「 帰れない二…

池澤夏樹「南鳥島特別航路」

いまはない「旅」という雑誌に連載されて いた旅行記なのだが、ふつうの旅行記とは まるでちがう、池澤の好奇心の方向は鋭く 広く深い。ディスカバーはカバーをディス することとは当り前だが倉島厚の文庫解説 もよし。

池澤夏樹「虹の彼方に」

2000年から6年ほどの政治・社会へコ ミットしたコラム集。9.11を経てあや しい方向へ動いていくことへの敏感な目線 というか警句が述べられているのだが、今 になればまだどれほどよき時代だったかと 思わせる奇妙な感覚。 でも池澤にはこういうこ…

三谷幸喜「酒と涙とジキルとハイド」

テレビ録画してあった三谷幸喜の新作の舞 台を観る。ただ笑えるだけの芝居をしたい とのことだが、もうひとひねりがほしい、 三谷にはそれができると思うのだが、私に は大爆笑とはいかなった。主演の初舞台の 優香が敢闘していたが、ハイジになったと きの…

一万人の第九2014その3

昨日は3回目のレッスン、最後のザイツム シュルンゲンからまた頭に戻って丁寧にお さらい。なかなか頭と体が細かい部分に反 応していない、スフォルツァンドのところ や、発音のderをデルからディルへの修正す るところ、あっというまにレッスン時間が 過ぎ…

キアヌ・リーブス「47RONIN」

アメリカ人が忠臣蔵を題材にスペクタクル ファンタジーをつくるとこうなるという映 画だったようだ。 まあ、つっこみどころは山ほどあるのだが、 あくまでもファンタジーとして楽しむなら これでいいか(あきらめ)。アメリカ人は どんな風に読み取ったのか…

落ち着かなかった9月

なんとなく落着かない9月だった。 ヨガ教室は定着しつつあり、身体の 堅さ、股関節や肩関節の硬直さを自 覚しすこしづつ動かしていく。 こころもからだも開いていくことな んだろう、これからは特に。

講談社現代新書「ふしぎなキリスト教」

2013年1月に池澤夏樹の「ぼくたちが 聖書について知りたかったこと」を読むな ど、ときどきキリスト教の入門書的なもの を読む。欧米の人達が二千年近くも信仰し てきたものはなんなのか、なぜ私やまわり の日本人はあまり受け入れられないのか、 現代…

読み直す高村薫「照柿」(上)(下)

8月9日に読み直す高村薫「マークスの山」 について書いたが、今度は「照柿」。以前に 講談社の単行本で読み、今回読み直したのは 新潮文庫版。 熱処理工場と東京大阪の酷暑を舞台に合田雄 一郎と幼なじみが堕ちていく。 出張の新幹線で読み始め、ホテルに…

ひと区切り

先日さりげなく60才になり、そのあと定 年を迎え、形の上では定年退職し再雇用と なり、まったく同じ仕事を続けているので 誰も気にも留めず、ひと区切りついたかつ けたかわからぬままにひとつのハードルを 越えた。淡々と越えられたのは幸いと思う のが…