2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

旅するエキゾチシズム展

大阪市立近代美術館心斎橋展示室にて 「旅する”エキゾチシズム”−日本の画家たちが見た異国−」展を観る。 心斎橋筋の喧騒からちょっと立ち寄ると静かな美術館という シチュエーションは良い。ただし展示にもっと工夫が欲しい、もったいない。

小熊英二「民主と愛国」

1000ページ近い大作。6300円なので手が出ず、図書館で ようやく借りる。しかしそのためか挫折、やはり走り読みに なってしまい、かつ、頭悪く理解できない部分も多い。 戦後日本のナショナリズムはどう育っていったかを、戦後の 知識人の思想と行動から解き…

吉田拓郎ツアー2005

17日は、フェスティバルホールで吉田拓郎ライブ。 来年は還暦、59歳の拓郎は元気でした。 75年に作った「人生を語らず」という歌は、30年を経て、 越えていけそこを、越えていけそれを、今はまだ人生を語らずと、 歌う拓郎と、スタンディングで一緒…

青春舞台2005

高校演劇全国大会優秀校4校の演劇をテレビで放映されたので、 録画して1日に1本づつ4日間かけて観た。 いやはや面白かった。 「報道ステーション123」「としどん」「HR」「修学旅行」 高校生の切実な問題は、コミュニケーションなのだということが …

サマー・タイムマシン・ブルース(演劇版)

インデペンデンスシアターという妖しげなホールの 前列2列目、椅子ではなく木箱に座布団という席で、 ヨーロッパ企画の「サマー・タイムマシン・ブルー ス」を観る。こんな雰囲気の芝居を観るのは、彗星 86以来のことだ。 若者がふだんの言葉と発声で、部…

「東京原発」

昔、東京に原発をという本があって、そのタイトルに皮肉でも なんでもなくそのとおりだと思ったものだ。 この映画は、警句としての東京原発で、それはありきたりで あり、幹部らの無能さと教授の怪しげさも薄っぺらな感じ。 もっと直球勝負して、観客に判断…