2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年も終わり

昨年2020年の終わりの記述がなかった。 新聞にも載っていたが2020年と2021年は コロナ禍でひとかたまりのような気がする。 フリーになって新聞にしっかり目を通すよ うになったからかwebニュースを読む機会 が増えた(一時遮断していましたが)から か、社会…

ウィリアム・フリードキン「エクソシスト」

1974年日本公開、映画好きの大学生だった がこれは見たくなかった、友人たちは見て きてすごかったと云ってたのでよけいに見 なかった。その後、「オーメン」(グレゴ リー・ペック)、「シャイニング」(ジャ ック・ニコルソン、キューブリック監督) は映…

ロバート・デ・ニーロ「ブロンクス物語/愛につつまれた街」

1993年ロバート・デ・ニーロ監督作品。 ブロンクスのイタリア移民の町の地元マフ ィア役のチャズ・パルミンテリの戯曲を自 ら脚本にしデ・ニーロが映画化した、パル ミンテリは「ブロードウェイと銃弾」での 用心棒だそうでそういえばという感じ。 ちょうど…

「僕のワンダフルライフ」

クリスマスの夜くらいお気楽な映画を見よ うと人と飼い犬との交流を描いた、しかも 輪廻というか前の記憶を覚えている犬の話 で、まあ楽しく見た。デニス・クエイドが でてきてあれあれ関根勤に似ているなとど うでもいい感想。ところでもうひとつ前の 記憶…

村上春樹「アンダーグラウンド」

コロナ禍で今年は大作をいくつか読もうと 思っていた。漱石読破は手付かず、カラマ ーゾフは読了、予定外の三体を読了、そし て村上春樹の未読であった地下鉄サリンの 2作品は片方だけようやく読んだ、ずいぶ ん時間がかかった。 テレビを見てないので全貌…

平松洋子「サンドイッチは銀座で」「ステーキを下町で」

平松洋子はすこし気になっていたがようや く読んでみた。なかなかしたたかなエッセ イストだ、ただお店に行っておいしかった とか旅に出てこんなもの食べたとかのエッ セイではない、なんという楽しい文章。 いやいい文章というのは違う、芸のある文 章とい…

ハリソン・フォード「アデライン、100年目の恋」

まるで知らない映画だったが、ハリソン・ フォード、エレン・バースティンがでると いうので見た。アイデア勝負の映画、歳を 取らない、年老いない女性の人生、とても 興味深かったが、名前を変えて生きる、パ スポートも偽造する、投資で成功し暮らし てい…

冬至からクリスマス、年末へ

今日は冬至だったのでかぼちゃを食べてゆ ず湯に入った。無信仰だけどクリスマスも もうすぐ、年末はあっというま。

S・スピルバーグ「ミュンヘン」

ミュンヘンオリンピックでのパレスチナ過 激派のイスラエル選手団へのテロのことは 知っていた、高校3年だった。そのことの 映画だと思っていたら、その後のイスラエ ルがパレスチナの過激派首謀者に報復する という実在の話をモデルにした映画だった。 し…

ジェームズ・キャグニー「追われる男」

ジェームズ・キャグニーというから、名前 も知らない西部劇だけど見た。アーネスト・ ボーグナインも出るというので見ていたら まだ、ちょい役だった。 テンポいいというか、わかりやすいという か、はらはらどきどき後に残らない面白い 映画だった。キャグ…

トム・クルーズ「ラストサムライ」

2003年アメリカ映画。ずいぶん話題になっ ていたが、もう20年近く経っているのか、 はじめて見た。渡辺謙のハリウッド出世作、 大村役は原田眞人監督だった、池松壮亮は 映画デビュー作(それがハリウッド)。 アメリカ人から見た日本人の武士像、いわ ゆる…

ティム・バートン「バットマン」

1989年作品、いろんなバットマン映画があ るんだ、テレビのバットマンしか知らなか ったので、当時ジャック・ニコルソンが悪 役をやるという予告も興味がなかった。 それで大ヒットして続々作られたようだ。 さて、ティム・バートンだからその色合い が強い…

グレゴリー・ペック「子鹿物語」

グレゴリー・ペックは何本目だろう。「ア ラバマ物語」といい、この「子鹿物語」と いいミスターアメリカを体現している俳優 である。 題名から子供向きのディズニーみたいな映 画だと思っていたら、もちろん子供と見る 映画なのだが、大人が一人で見ても見…

センポ・スギハラ・メモリアル

博物館のついでに「センポ・スギハラ・メ モリアル」を見てきた。

名古屋市博物館「蕪村と大雅展」

名古屋市博物館は30年振りくらいか、まっ たく機会がなくて外観も日本庭園も忘れて いた。それで江戸中期の文人画の大家であ る与謝蕪村と池大雅の展覧会を見に行った。 蕪村はいろいろ見たことがあるが、池大雅 を比べてという切り口ははじめて、「十便 十…

サンドラ・ブロック「ゼロ・グラビティ」再見

テレビでやっていたので再見。 忘れているなあ、船外活動中にあんなに振 り回されて助かるとは思えないけど、事故 そのものにはリアリティがある。命綱のな い船外活動は絶対的な孤独だろうな。 撮影の仕方をwebで見た、驚く。いずれ宇 宙で撮影というのもあ…

新しい日記2

昨日の補足。 4冊の日記は基本的に見返すことはない。 死んだらそのままゴミとなる。 亡き母も日記をつけていた、ボケなかっ たのはそのせいだと信じることにした。 亡くなって最新の日記帳を手に取ってみ たら最初のページは正月で子供孫に囲ま れて楽しか…

新しい日記

ひさしぶりに旧職場の人と電話で話をした。 この2年コロナでわたしはずっと停滞して いるなと思っていたが、ずいぶん遠くまで 来ているんだなと感慨あり。 人に云うと驚かれてしまうのだが、10年連 用日記をやっていて4冊目がまもなく終了 する。感想なし記…

市川準「トキワ荘の青春」

市川準は「東京兄弟」か「東京夜曲」か見 て、もちろん「つぐみ」は見て、淡々とし た作風の好きな監督だった。その「トキワ 荘の青春」、いやはや驚く、古田新太がい て生瀬勝久がいて、阿部サダヲ、大森嘉之、 まだ無名だったか多才な登場人物。寺田ヒ ロ…

映画「八十日間世界一周 」

1956年アメリカ映画、なんとアカデミー作 品賞。まあ今見ると困った映画、でもあの 頃を思えば、世界の景色が大スクリーンで 見られるといえばそれでよかったのだろう。 デヴィッド・ニーヴン、秘書カンティンフ ラス、姫シャーリー・マクレーン、ちょい 役…

「MIFUNE: THE LAST SAMURAI」

2018年、三船敏郎のドキュメンタリー映画。 映画を見始めた50年ほど前には、三船はテ レビに出ていて、世界的スターと云われて いるのがよくわからなかった。その後、黒 澤明全作品を見たときに、三船の豪放さ、 力強さ、眼力、寡黙さの美学などを認めざ る…

映画「アマンダと僕」

2018年フランス映画。いかにもフランスら しい親子、兄弟、夫婦、恋人の関係を見せ てくれる。24才の若者がテロで母親を亡く した姪っ子と共同生活していくことへの不 安、不満のなかで、恋人、本人の母親の助 け、助け合いがすこしづつできていく様を 饒舌…

メナード美術館「所蔵企画展ー風景ー」

名古屋の北西部には三つの美術館がある。 稲沢市荻須記念美術館、一宮市三岸節子記 念美術館、そしてメナード美術館(小牧市) である。それぞれ小さいけれど落ち着いた 端正な美術館であり、ときどき順番に訪問 して気分一新させてもらっている。 今回は、…

師走2021

あっというまの1年だったと、毎年12月に なると実感する。調べてみたら昨年も同じ ことを書いていた。 日々を丁寧に暮らす、ルーティーンのこと を怠らずやるといいながら、なかなかそう はいかない。そこへもってきてコロナ禍で なんとなく閉じこもり感があ…