2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年も終わり

一日早いが今年も終わり。あっというまだ った。かなり順調にキックオフできたと思 うがまだ昔のものさしで考えてしまうこと がある。怠けることを夢見ていたのについ あれもこれもと思ってしまう。すきなこと、 やりたいことをしつつ、いいかげんなてき と…

恩田陸「蜜蜂と遠雷」

恩田陸を読むのは久しぶり、一時はまった 時期があったのだが、話題となった作品を 読んでみた。なるほどね、ぐんぐん読ませ る、コンクールで勝ち抜いていく話なので わくわくする。ピアニストがそれぞれの個 性を持ち、よく描き分けている。とくに明 石が…

塩野七生「わが友マキアヴェッリーフィレンツェ存亡1」

友人のコメントから、マキアベリに関する 本を読んだとコメントに返答したときに、 そういえばまだ読んでない本があったなと 探し出して文庫3冊の1冊目。 フィレンツェの最盛期、ルネサンスのメデ ィチ家、コシモ、ピエロ、ロレンツェの三 代の興亡を描き、…

池澤夏樹「氷山の南」再読

ひさしぶりの再読シリーズ。氷山の南は 前半はよく覚えていたが、後半はまった く覚えてなくて、はてどうなるのかなと 読み進めた。前半は冒険的要素が強く楽 しめたが、後半は精神世界へ入っていっ てだから覚えてなかったんだなと納得。 まだ10代の青年が…

大福梅の授与

北野天満宮で大福梅の授与をお受けしてき ました。大福梅は、招福息災を願い作られ る梅で元旦の祝膳の初茶として飲むと邪気 を払うそうです。門前の澤屋で粟餅もいた だきました。

「イタリアは呼んでいる」

イギリス映画。ふたりの俳優、喜劇役者が そのまま役で演じる、フィクションとドキ ュメンタリの区別もあいまいに旅に出る。 ずっとしゃべりっぱなし、イギリスの詩人 バイロンとシェリーの足跡を追いながら、 一方でヒュー・グラントや007の俳優た ち、…

「バチカンで逢いましょう」

2012年のドイツ映画。といってもカナダ に住むドイツ人の家族から老母親が書き置 きをしてローマで行ってしまう、そしてバ チカンへ出向き、敬虔なカトリック信者と して懺悔をしたいとドタバタする話。スト ーリーもドタバタ、ちょっとこなれていな いか。…

ようやく年金

とうとう年金をちゃんともらえる1回目だ った。母は30年以上父の遺族年金をもら っていたのでそのありがたみはよくわかっ ていた。わたしもそれなりにもらえるよう になり、昔イメージしていたよりかなり少 ないが、母がもらっていたのよりも少ない が、それ…

肺炎球菌ワクチン2

一昨日、ワクチン接種後、激痛、高熱、 昨日、激痛は収まるが痛みあり、37,4度 微熱あり、今朝、腕の痛み残る、平熱へ。 なかなかタフなワクチンだった。しかし効 き目は一生ではなく6,7年だそうで、もっ と後で打つ手もあったな。

肺炎球菌ワクチン

わたしの覚書として。 高齢者肺炎球菌ワクチンを接種した。 市の65才が対象とのこと。 11時に接種して、19時頃から腕が痛み その後激痛、腕が上がらない。 慌ててwebで調べたら副作用あり、翌日 には治ると書かれているが・・・。

ヒッチコック「マーニー」

ヒッチコックの作品でもまだ知らなかった ものがある。これもはじめて、ショーン・ コネリーはヒッチコックに出ていることも 知らなかった。女優はティッピ・ヘドレン、 「鳥」でも主演女優、ヒッチコックのお気 に入りだったそうだ。 前半のお金を盗むシー…

いくつもの夜が

ひさしぶりに葬儀というものに参列して、 死そのものよりも死んだら火葬して無にな るのだなと再認識した。あたりまえだけど 物理的に無になるのだ、死後たった2、3 日後にはあっけなく。あらためてなんだか びっくりした。 わたしたちは火葬場で2時間近く…

クリストフ・ヴァルツ「チューリップ・フィーバー」

オランダ最盛期のアムステルダムで、チュ ーリップバブルが起きたことを知っていた がそれを題材に富豪の妻と画家の不倫を描 いてなかなかスリリングな映画であった。 アムスの当時の街の様子もなかなかしっか り描かれており見応えがあった。夫役のク リス…

抜歯予約

3月以来9か月も歯科に通っている。 そしてとうとう2本抜歯することになる。 今はできるだけ歯を抜かない方向にある のではと歯科医に質問すると、無理して 残すのは害があるとの説明、結局抜歯の 決心をする。暮れと年明けに1本づつ。 嗚呼、26本が24本にな…

瀬尾まい子「そして、バトンは渡された」

珍しく今年の本屋大賞受賞作を読みたいと 妻が云う。買うつもりはないし、ブックオ フ200円棚にはまだないし、図書館は19人 待ちだしでも予約した。いままでベストセ ラーを図書館で予約するな何十人待ちなん て滑稽と思っていたが、待つこと何か月忘 れたこ…

愛知芸文センターギャラリーに出展

木版画の少し大きいのをはじめて制作し、 某美術団体の支部展にゲストとして出展し た。結構大変だったができあがると不出来 さにがっかりする、それだけわかってきた ということでもある。これからどうするか はおいおい考えるとして、珍しさのあまり なん…

ウェイン・ワン「ジョイ・ラック・クラブ」

アメリカに渡った中国人の母4名とその娘 4名の群像劇。過酷な時代を生きたそれぞ れの母とそれに反発、または受容する娘た ち、娘たちもアメリカ社会に苦労する、で もそれなりに成功した家族たちは、理解し 許しあう。それらを丁寧に描いて静かな想 いを分…

吉田修一コレクションⅠ「青春」

吉田修一が早くも全集(選集だけど)を出 すとは思わなかった。確かに「横道世之介」 や「悪人」「怒り」とどれもよかったから なあ、人気があるのだ。 それで図書館の新刊棚で見つけた、一冊目、 早速読み始める。 「初恋温泉」温泉を舞台にした男女の気持 …

ゼフィレッリ「ロミオとジュリエット」

ロミオとジュリエットの映画化の名作であ る、巨匠ゼッフィレリはもうひとつ「ブラ ザーサン・シスタームーン」もまだ見てい ない、見たい。 さて、1968年の作品、大ヒットしてオリビ ア・ハッセーも大人気、そうほんとうに可 愛かった。それを50年後に見た…

「名古屋 地名の由来を歩く」

ブックオフで新書の棚を物色していて買っ た本。青年まで住んでいた名古屋市内の町 の説明があり、なるほどと思った、知らな かった。名古屋は人を案内する観光名所が ないのだが、熱田神宮の草薙剣とか信長、 秀吉、家康の歴史とか資産はいっぱいある のに…

守山区の展覧会へ

高校の友人が個展(4人展)をやっているの で見てきた。友人といってもきちんと話をす るのは40、50年振り。もうひとり想定外の友 人に会ってびっくり。二人はわたしと同じク ラブでぶらぶらしていたつながり。 ほんの1時間くらいで50年を語るわけにはい か…

佐々木譲「ワシントン封印工作」

佐々木譲の警察ものを直木賞受賞後いろい ろ読んだが、それよりずっと前に大戦三部 作を読んでいた。本作はそれに類する作品、 太平洋戦争直前の和平交渉、和平工作とそ のスパイの恋愛を絡めて一気に読ませる。 政治とはどんな状況でも必ず水面下で動い て…

サンドラ・ブロック「イルマーレ」

タイムマシン物は好きである。でもこれは 知らなかった。「ラブレター」か「君の名 は。」か、いや韓国映画のハリウッドリメ イクだそうだ。最初は真剣に見てなかった のでよくわからなかった(ただの恋愛もの と思っていた)ので、しっかり見直した。 伏線…

人間ドック2019

国保に代わりはじめての施設で人間ドック を受診した。あらためて会社というのはあ りがたい、それらしいところでゆったり受 診でき、会社負担もあり、これからはこう いう日本的経営というのも減っていくのだ ろうか、わたしも後ろ盾はなしで暮らして いく…

佐藤しのぶさん

テレビで追悼番組を見た。豪華な衣装と化 粧により華やかな生活をイメージしていた が異なる佐藤しのぶを浮かび上がらせた。 1.いつだったろうか、出産をして近い頃 のコンサートを観に行ったことがある。ア リアとかは素晴らしく豪華で堪能したが、 MCが…

ジムへ1か月

ジムへ初めて行ってから1か月となる。 その間、11日参入、31日で11日なので、 3日に1回程度、ほぼ負荷をかけない、無 理をしない、すこし汗ばむくらいからスタ ート。たらたらと続けていけるかな。

テンペラ画もう一枚

結局講座で描いたのは2枚。 一枚は柿をすこしシュールに、もう一枚は マルティーニの傑作受胎告知のマリア、本 物はテンペラ画、美しい、しかもマリアが 驚いている、嫌がっている、体を捩ってい る、でも美しい、それをはがきサイズに適 当に模写モドキ。 …

テンペラ画講座(5)

いよいよ最終回。 テンペラとフレスコと混同していたが、そ の違いがわかった、卵で描くというので特 殊な画法と思っていたが時代の流れの中で 特に変なものではないこと、現代でも描い ている人がいること、油絵と違って退色し ないこと等いろんなことがわ…

ムジカフェンテ定期演奏会

北名古屋音楽芸術協会ムジカファンテの演 奏会(文化勤労会館)に行ってきた。ピア ノ、声楽、舞踊、ミニオペレッタ、ピアノ トリオ等盛り沢山で楽しんだ。 はじめて舞踏(動物の謝肉祭の白鳥等)を 真剣に観たが、指先まで踊るような美しさ に見惚れた。ミ…

佐藤優・中村うさぎ「聖書を語る」

信仰の不思議、キリスト教の不思議にはずっ と漠然としたもやもや感を持ってきた。とい ってしっかり勉強しようとは思わないが、そ れらしいたらたら読める読み物があると手に 取ったりしてきた。でもその不思議さは人そ れぞれに異なるようでなかなかすっぽ…