2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2006年最後

のブログ、2007年に続きます。

加藤健一事務所「詩人の恋」

テレビで、加藤健一の芝居を観る。 これで、こんどはシューマンの「詩人の恋」を 聴いてみようということになる。 芝居は、加藤健一がいい声で惚れ惚れするけれど、 翻訳もので、ホロコーストの話が絡んでくる。 でも、やはり、シューマンのほんものを聴きた…

(18)たくろう:ドライポイント

久し振りに教室へ。以前作ったソフトグランドに、 再度ソフトグランドしてちょっと雰囲気が変わった。 作品は、水張りして教室に置いたまま。 今年終わりなので、今年の人、拓郎を作ってみる、 雑っぽくて今一歩、もう少し手を加えたい、荒々しさも出したい。

おまけ:佐渡裕とラムルー管のドキュメンタリ

佐渡裕が首席指揮者を務めるパリのコンセール・ ラムルー管弦楽団の存続の危機を乗り越えるドキュ メンタリをテレビで見る。 驚いたのは、このパリの老舗の楽団の第九で合唱団の 指導が、一万人の第九の佐渡練レッスンと同じことを やっていたことだ。すなわ…

三島由紀夫「奔馬」

豊饒の海第ニ作。前半は右翼テロリストの純粋さが 語られ、このまま決起するかと、三島の最期と重ね 合わせるように思われたが、後半、一気に話は展開し、 俄然ストーリー展開の面白さに引き込まれる。思想的 とか政治的とかでない物語として、しかも脇役達…

本読み待機その2

津原泰水「ブラバン」タイトルだけで読んでみたいんじゃが。 伊井直行「青猫家族輾転録」同い年の主人公の話なのだが、買おうと思いながら 店頭から消えてしまった。文庫にもならないだろうなあ。 池澤夏樹「すばらしい新世界」の続編、読売新聞連載していた…

上田誠

録画してあったヨーロッパ企画の上田誠インタビューを見る。 まだ学生気分の抜けていない上田誠だな、という印象。 横内謙介がなんだかうれしそうに褒めてたな。 もう観ないと思っていたヨーロッパ企画も、また観てみようかな。 買って持っている「サマー・…

本読み待機

三島由紀夫「暁の寺」「天人五衰」年内にキリつけたいが。 カズオイシグロ、発見、なにが文庫になっているか。 須賀敦子全集、2ヶ月ごとに刊行。 真保裕一「ダイスをころがせ」(下)、(上)はブックオフ100円で入手済み。 高村薫「マークスの山」は読…

ベニスに死す

ルキノ・ヴィスコンティの名作。 昔20代の頃に観たときはこれのどこがいいのにわからなったが、 久しぶりに観たら、これがよかった。ダーク・ボガードに感情 移入できるようになったのでしょうね。 行ったことがないヴェネティアの街の不思議さも垣間見る…

ポンペイ展

サントリーミュージアム天保山にてポンペイ展を見る。 ポンペイという町がどこにあり、いつ火山噴火に飲まれたのかが よくわかった。しかも町がリゾート地で裕福な町だったため、 宝飾品や壁画が多く見つかったこともわかった。 でも、現地に行かないと、私…

吉田拓郎コンサート

昨日は、大阪グランキューブで、2006年の秋のツアー「ミノルホド・・・」の 最終日公演を観に行った。 管楽器、弦楽器らをあわせてのビッグバンドツアーは、4年間続けられてその 最終日でもある。このバンドに一喜一憂しているうちに、4歳も年を取って…

一万人の第九本番当日

9時すぎに大阪ドームに到着。 昨日の前日リハーサルは、胃腸風邪か不調で、休んでしまった。 今回の座席はスタンド席のわりと中央に近い佐渡裕の指揮もよく見える席。 発声練習からゲネプロ、そして本番。 ゲストの元ちとせの歌、3曲。 サプライズゲストは…

橋本治「上司は思いつきでものを言う」

日本への儒教の影響を語る新書なんだなあ。 最近の新書の題名は嫌いだ。奇を衒い、たぶん1年ほどで 消えていく。

白洲正子「白洲正子自伝」

自伝とはいいがたいが、明治の元勲の家族の富裕さが よくわかり、それを血肉にして、白洲正子ができたことが わかるような気がする。正直な吐露が潔い。

松浦弥太郎「最低で最高の本屋」

会社を辞めて本のセレクトショップをやりたいと 思ったことがあったが、作者の勉強振りを読んだら、 やはりそれはただの夢想だったということがよくわかる。 中目黒のcowbooksへは必ず行ってみよう。 ところで、暮しの手帖の編集長になるとのこと、 とても楽…