鑑賞

新海誠「天気の子」

地上波でカットなしで放映されるというの で録画して見た。若者を中心に大ヒットし た映画、以前の作品でもきっと書いたが、 美しい東京の街、都会だけでなく普通の住 宅街、裏通りなども見事な描写は時代の記 録にもなるだろう。一方、人の描写は景色 に比…

「なまいきシャルロット」

1985年のフランス映画。 思春期のもっていきようのない不安、反抗、 違和感というものがすごくわかる、自分も まったくそうだった。 ここじゃないどこかへという気持ちが、ピ アノ少女に向かい、船員の男に向かう。 近所の少女がいい、家族とうまくいかなく …

アマンダ・セイフライド「親愛なるきみへ」

アマンダ・セイフライドとエマ・ストーン の区別がつかなったが、ようやくわかるよ うになった。アマンダ・サイフリッドはマ ンマ・ミーア、ジュリエットからの手紙、 レ・ミゼラブルの女優だ。そしてこれは2010 年の作品、アメリカの恋愛映画、主人公の 男…

トム・ハンクス「キャスト・アウェイ」

トム・ハンクスなので録画してあったが、 どんな映画かまったく知らなかった。それ で漂流もの、無人島もの映画だったのだが、 ウィルソンのバレーボール、Fedexの荷物、 恋人の時計写真が希望となる。ウィルソン はネイティヴな神のよう。 帰還後の人生は新…

箱根駅伝

三浦しをんの「風が強く吹いている」を読 んで、正月に箱根駅伝を見てみようと思っ た。テレビで目にしたことはあったが、通 しで見たのは初めて、もちろんいろんなこ とをしながらであるが。勝負は非情である が、出られなかった多くの選手達も含めて 栄光…

リチャード・バートン「聖衣」

ハリウッドの史実映画というかキリスト教映 画の一作。キリストを十字架にかける指揮を とった将校が、キリストの聖衣を手にしてか らいとも簡単にキリスト教に転ずるところが わからない。当時の異端、邪教、異教徒なの で理解するのはよほどなにかがないと…

樹木希林「日日是好日」

樹木希林の最後の作品らしい。 黒木華も負けず存在感がある、テレビでは 見られない大柄な表情、演技なのだろう。 正月休みだと思い、いやずっと休みだった と思い直す、でもやっぱりコロナでちょっ と奇妙な正月休みがはじまる。 日日是好日 通常版 [DVD] …

ジュディ・ガーランド「若草の頃」

もう一本、ジュディ・ガーランド。 これは知らなかったが有名な映画らしい。 1903年の中西部セントルイスでの家族の 物語。よくあるパターンで4人姉妹の次女、 闊達で恋に憧れる女の子がジュディ・ガー ランド、母親は若草物語の母親役と同じ。 セントルイス…

ジュディ・ガーランド「イースター・パレード」

昔見たことがあると思っていたが、見てみ たら初見の映画だった。これはもの忘れで はない、あの頃のミュージカルはみんなよ く似ていて紛らわしい。お話はたわいない のだが、フレッド・アステアのダンスが軽 快で品があり美しいという映画だと思う、 併せ…

三谷幸喜「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」

もうひとつという気分で、こんどはコメデ ィそのもの。角野卓造と伊東四朗のかけあ いがうまい、八嶋はあくがつよいがこの芝 居では不思議と違和感がない、沢口靖子は 素なんだろうか、ただただ笑わせてもらっ た芝居だった。you****で見られるのはい かんの…

三谷幸喜「笑の大学」

いつ見たのだろうか、wikiでは1997年に テレビ放映されたとあるのでこれを見たの だろうか。そして2度目(映画版は見たけ ど)。西村雅彦と近藤芳正の二人芝居。三 谷幸喜がこれは私の考え方が詰まっている 芝居だというようなことを云っているので 気合充分…

デンゼル・ワシントン「クリムゾン・タイド」

緊張感のある映画だった。軍隊の中で上司 に意見を云う、反対するのは日本ではあり えないだろう。しかも黒人で戦闘経験もな く、それでも自分の意志を貫くところは立 派だった。上司も最終的にはその意志の強 さを評価するところは、だてに上司をやっ てい…

ロイ・シャイダー「恐怖の報酬」1977年版

昔、名作といわれるイブ・モンタンの「恐 怖の報酬」1953年版を見たことがあり、そ のリメイク作品が撮られたことも知ってい たが、なんと1977年もう40年以上前の映画 になっている、驚いた。 意外におもしろい、ニトログリセリンのハ ラハラドキドキよりも…

「ブルゴーニュで会いましょう」

またも無料映画。ブルゴーニュでワインを 作るフランス映画。話ができすぎでフラン スらしい渋みやドライさはなく気楽に楽し んで見られた。ワインを作る過程をすこし 見せてまだまだ人の手により作られている ことがわかる。ねっころがって見た。 そういえ…

ジェニファー・ジョーンズ「慕情」

哀愁とか旅情とか旅愁とか漢字二文字の映 画が流行ったことで、この慕情もそうだと 思われるがこれは未見、ようやく見た。 なんだろうこれは、悲恋でもないしなにか 障壁があるわけでもないし、そりゃあ中共 が勝ち進む中での香港の位置、朝鮮戦争と いう時…

「バベットの晩餐会」再見

webの某無料映画で「バベットの晩餐会」 を見つけたので、もいちど見る。1987年 のデンマーク映画なので、映画館でなくレ ンタルビデオで見たのだろう。キネ旬ベス トテンの2位、アカデミー賞最優秀外国語 映画賞で期待して、やっぱりなにか染み入 るいい映…

浅丘ルリ子「若草物語」

テレビで邦画の若草物語というのを放映す るのを見つけたので何もしらないままに録 画して見た。 東京オリンピックが終わったばかりの1964 年日活作品、東京や大阪の風景が古くもあ り新しくもある。 向うの若草物語とはなにも関係はなく、芦 川いづみ、浅丘…

「スターリンの葬送狂騒曲」

スターリン死去後の権力争いの顛末をコメ ディ化した映画なのだがブラックユーモア として笑えない、あまりにひどい主導権争 いは滑稽を越えて悲惨である。毛沢東、ス ターリン、ヒトラーが三大粛清者だそうだ が歴史は哀しいものだ。 権力を握るフルシチョ…

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ「理想の彼氏」

ゼタ=ジョーンズは好きな女優なのでつい 見てしまった。彼は15才年下の草食系男子、 いわゆる肉食系のゼタ=ジョーンズが徐々 にこの男に惹かれていく。この男の気分は よくわかる、子守や掃除とかは好きじゃな いけどバリバリ働かなくても穏やかな毎日 が…

「黒澤明映画はこう作られた」

NHKでやっていたドキュメンタリーを録 画して見た。昔、影武者を撮影している ドキュメンタリーを見たことがある、仰 天した、役者を怒鳴りまくっていた、あ んな緊張した現場で映画を撮れるんだろ うかと按じた。それに比べれば今回のド キュメンタリーはお…

クラウディア・カルディナーレ「ローマ発、しあわせ行き」

軽いタッチのイタリアのコメディラブロマ ンス、疲れた時にボーと見る。 こまかい展開はどうでもいい、老母が徐々 に大事な役どころになっていく、最後は主 役に。しわしわのおばあちゃんなのだが風 格を感じる。あとでwebを見たら、なんと クラウディア・カ…

山田洋次「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」

リリー三部作の3つ目、いちばん人気のある 作品といわれ、ようやく見た。48作いや今 では50作というんだろうか、もうどれをみ ていないか曖昧になってきた。 やっぱり一緒になれない寅さんとリリーの 哀しみが喜劇のなかに一本通っていてよく できてる、鍛え…

「赤毛のアン」1985年版

わたしの中では文学少女が最初にはまる本 は「若草物語」か「赤毛のアン」かなと思 ってきた。前者は、今年の初夏にたまたま 古い映画を見て、さらに「ストーリー・オ ブ・マイ・ライフ」を観に行って、本も読 んで納得したのだ。そして後者はたまたま テレ…

メグ・ライアン「めぐり逢えたら」

テレビで放映されていたので懐かしく再見。 1993年というので多分1994年にレンタル で見たのだろう。1995年にNYへ行ったと き、エンパイアステートビルへ上り、この 映画のシーンはここだと感慨深かったと同 時に、アメリカのお上りさんが観光すると ころな…

マーチン・スコセッシ「沈黙ーサイレンスー」

篠田正浩の映画「沈黙」を観て、遠藤周作 の「沈黙」を読んだのは大学生のときだっ たと記憶するが、宗教、キリスト教への関 心もなくただ死よりも宗教のが大事という 信仰にはついていけず「踏めばいい」とい う言葉に強く共感したのだが、それでも映 画に…

スティーブ・マックイーン「ネバダ・スミス」

1966年作品だから西部劇もかなり垢抜け てきて現代的になっている、マックイーン も現代の顔をしている。両親を虐殺された 犯人を追っかけて復讐をする物語なのだが、 読み書きを教える銃商人や宗教を授ける神 父と出会い徐々に大人になっていく成長物 語に…

チャールトン・ヘストン「エル・シド」

カトリック勢力とイスラム勢力が衝突を繰り 返すスペイン、イベリア半島で、11世紀に現 れた英雄の物語。スペインの歴史なんてまる で知らない、ハプスブルグ家の大航海時代や フランコ独裁くらいか、だからイスラム圏で あったあたりは皆目わからない。だか…

ロマン・ポランスキー「戦場のピアニスト」

ポランスキーの「戦場のピアニスト」を3 日間かかって見た。昼下がりの家族室での んびり見る映画ではない、前半中盤持続し て見られなかった。ポランスキーは自身の 体験からも怒りのそして哀しみの映像を成 したといえる。ポランスキーは名作ぞろい の巨匠…

オドレイ・トトゥ「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」

フランスコメディ映画。「スパニッシュ・ アパートメント」「ロシアン・ドールズ」 に続く三部作の三作目といっても、見たこ とはなくこれがはじめて。なかなか面白い、 元カノ2人の登場と妻との離婚、偽装結婚 とてんやわんやなんだけど、この主人公は な…

ジョニー・デップ「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」

ジョニー・デップらしい荒唐無稽なコメデ ィ。評価は低いようだがわたしは気に入り ました。ここまでへんてこに作れば作風だ と思う。妻役が見たことがあるなあとずっ と考えていたがwebで調べたら「恋におち たシェイクスピア」(なんと1998年、20 年以上前…