鑑賞

ジョン・ランディス「サボテン・ブラザース」

こういう笑いは日本人の好みではないか、 わたしの好みではない。 三谷幸喜が感銘を受けたと云っているよう なので、それはわかるような気がする。 スティーヴ・マーティンは「花嫁のパパ」、 チェビー・チェイスは「透明人間」、マー ティン・ショートはわ…

リチャード・ブルックス「プロフェッショナル」

1910年代のメキシコ革命の頃といわれても まったく知識なし。テキサス富豪の妻がメ キシコ山賊に誘拐され、プロフェッショナ ル4人が救出に行く話なのだが、これがな かなかよくできている。リーダーのリー・ マーヴィンは見たことがあるようだが知ら なかっ…

名古屋市美術館「現代美術のポジション展」

チケットがあったので、コロナ第6波の大 波が来る前にあわてて観に行ってきた。 やっぱり現代美術は楽しくない、非日常を 感じると云われてもわたしにはよくわかり ません。 当然、常設展も観てきた。 赤瀬川原平の「模型千円札事件」コーナー があり、当事…

ウィル・スミス「ハンコック」

奇妙奇天烈なアイデアを出す作家や脚本家 がいるものだ。この映画も先入観ゼロ、た だ、シャーリーズ・セロンがでるというの で見てみたのだが、これがなかなか驚く。 特にシャーリーズ・セロンがあっと驚くと ころから展開は急転して、話はしどろもど ろに…

テレビドラマ「名建築で昼食を」

まるで知らなかったテレビのドラマ「名建 築で昼食を」全11話の再放送を正月にのん びりと見た。行ったことがあるのは二つだ けだったので興味深く見た、テレ東の深夜 ドラマだったようで、タイトルが気になったので見てみたのだが、あくまで趣味マニアック…

ジム・キャリー「トゥルーマン・ショー」

なかなか奇想天外なストーリーだった。 まったくどんな話か知らなかったので、あ れあれとおかしくなっていくのが、想像を 超えていく、笑えて、怖い。 ラストに視聴者がいともかんたんにチェン ネルを変えるのが強い風刺になっていて笑 える。エド・ハリス…

「きっとうまくいく」再見

2014年に見て以来の2回目、正月にささや かに元気パワーをもらう。忘れているとこ ろもあったが大筋は覚えていた。ドローン の形をはじめて見たが、当時はこれはなん だろうと思ったものだ。インドのIT、研究 開発の土台をあらためて見る、いまは中国 がこん…

ウィリアム・フリードキン「エクソシスト」

1974年日本公開、映画好きの大学生だった がこれは見たくなかった、友人たちは見て きてすごかったと云ってたのでよけいに見 なかった。その後、「オーメン」(グレゴ リー・ペック)、「シャイニング」(ジャ ック・ニコルソン、キューブリック監督) は映…

ロバート・デ・ニーロ「ブロンクス物語/愛につつまれた街」

1993年ロバート・デ・ニーロ監督作品。 ブロンクスのイタリア移民の町の地元マフ ィア役のチャズ・パルミンテリの戯曲を自 ら脚本にしデ・ニーロが映画化した、パル ミンテリは「ブロードウェイと銃弾」での 用心棒だそうでそういえばという感じ。 ちょうど…

「僕のワンダフルライフ」

クリスマスの夜くらいお気楽な映画を見よ うと人と飼い犬との交流を描いた、しかも 輪廻というか前の記憶を覚えている犬の話 で、まあ楽しく見た。デニス・クエイドが でてきてあれあれ関根勤に似ているなとど うでもいい感想。ところでもうひとつ前の 記憶…

ハリソン・フォード「アデライン、100年目の恋」

まるで知らない映画だったが、ハリソン・ フォード、エレン・バースティンがでると いうので見た。アイデア勝負の映画、歳を 取らない、年老いない女性の人生、とても 興味深かったが、名前を変えて生きる、パ スポートも偽造する、投資で成功し暮らし てい…

S・スピルバーグ「ミュンヘン」

ミュンヘンオリンピックでのパレスチナ過 激派のイスラエル選手団へのテロのことは 知っていた、高校3年だった。そのことの 映画だと思っていたら、その後のイスラエ ルがパレスチナの過激派首謀者に報復する という実在の話をモデルにした映画だった。 し…

ジェームズ・キャグニー「追われる男」

ジェームズ・キャグニーというから、名前 も知らない西部劇だけど見た。アーネスト・ ボーグナインも出るというので見ていたら まだ、ちょい役だった。 テンポいいというか、わかりやすいという か、はらはらどきどき後に残らない面白い 映画だった。キャグ…

トム・クルーズ「ラストサムライ」

2003年アメリカ映画。ずいぶん話題になっ ていたが、もう20年近く経っているのか、 はじめて見た。渡辺謙のハリウッド出世作、 大村役は原田眞人監督だった、池松壮亮は 映画デビュー作(それがハリウッド)。 アメリカ人から見た日本人の武士像、いわ ゆる…

ティム・バートン「バットマン」

1989年作品、いろんなバットマン映画があ るんだ、テレビのバットマンしか知らなか ったので、当時ジャック・ニコルソンが悪 役をやるという予告も興味がなかった。 それで大ヒットして続々作られたようだ。 さて、ティム・バートンだからその色合い が強い…

グレゴリー・ペック「子鹿物語」

グレゴリー・ペックは何本目だろう。「ア ラバマ物語」といい、この「子鹿物語」と いいミスターアメリカを体現している俳優 である。 題名から子供向きのディズニーみたいな映 画だと思っていたら、もちろん子供と見る 映画なのだが、大人が一人で見ても見…

名古屋市博物館「蕪村と大雅展」

名古屋市博物館は30年振りくらいか、まっ たく機会がなくて外観も日本庭園も忘れて いた。それで江戸中期の文人画の大家であ る与謝蕪村と池大雅の展覧会を見に行った。 蕪村はいろいろ見たことがあるが、池大雅 を比べてという切り口ははじめて、「十便 十…

サンドラ・ブロック「ゼロ・グラビティ」再見

テレビでやっていたので再見。 忘れているなあ、船外活動中にあんなに振 り回されて助かるとは思えないけど、事故 そのものにはリアリティがある。命綱のな い船外活動は絶対的な孤独だろうな。 撮影の仕方をwebで見た、驚く。いずれ宇 宙で撮影というのもあ…

市川準「トキワ荘の青春」

市川準は「東京兄弟」か「東京夜曲」か見 て、もちろん「つぐみ」は見て、淡々とし た作風の好きな監督だった。その「トキワ 荘の青春」、いやはや驚く、古田新太がい て生瀬勝久がいて、阿部サダヲ、大森嘉之、 まだ無名だったか多才な登場人物。寺田ヒ ロ…

映画「八十日間世界一周 」

1956年アメリカ映画、なんとアカデミー作 品賞。まあ今見ると困った映画、でもあの 頃を思えば、世界の景色が大スクリーンで 見られるといえばそれでよかったのだろう。 デヴィッド・ニーヴン、秘書カンティンフ ラス、姫シャーリー・マクレーン、ちょい 役…

「MIFUNE: THE LAST SAMURAI」

2018年、三船敏郎のドキュメンタリー映画。 映画を見始めた50年ほど前には、三船はテ レビに出ていて、世界的スターと云われて いるのがよくわからなかった。その後、黒 澤明全作品を見たときに、三船の豪放さ、 力強さ、眼力、寡黙さの美学などを認めざ る…

映画「アマンダと僕」

2018年フランス映画。いかにもフランスら しい親子、兄弟、夫婦、恋人の関係を見せ てくれる。24才の若者がテロで母親を亡く した姪っ子と共同生活していくことへの不 安、不満のなかで、恋人、本人の母親の助 け、助け合いがすこしづつできていく様を 饒舌…

メナード美術館「所蔵企画展ー風景ー」

名古屋の北西部には三つの美術館がある。 稲沢市荻須記念美術館、一宮市三岸節子記 念美術館、そしてメナード美術館(小牧市) である。それぞれ小さいけれど落ち着いた 端正な美術館であり、ときどき順番に訪問 して気分一新させてもらっている。 今回は、…

スティーブン・ダルドリー「リトル・ダンサー」

2000年イギリス映画。映画館の予告編を見 たことがあり、女の子たちに交じってダンス レッスンをする変わった映画だなあと思って いたが、20年後に見ることとなった。 子供の成長物語はどれも心を打つ。現実には 多くは成功しないことがわかっているが、映 …

100分で名著「カラマーゾフの兄弟」

再放送された4回分を見終える。読んだば かりだから話はわかる、でも背景とかはわ からなかった、知らなかった。 ドストエフスキーの体験が作品に反映され いるらしく、まあそうだろうなと推察する。 でも小説から教訓や知識や人生哲学を学ぼ うという気はわ…

坂東妻三郎「無法松の一生 (1943年版)」

伝説の名作をテレビでやっていたのでよう やく見た。監督稲垣浩、脚本伊丹万作、撮 影宮川一夫、主演阪東妻三郎。 1943年だから戦争中で検閲厳しく大幅にカ ットされているようだ。(リベンジで1958 年にリメイクし、ヴェネツィア金獅子賞受 賞) 無法者の話…

エディ・マーフィ「ビバリーヒルズ・コップ1.2.3」

きっと見たことがあると思うのだが、連続 して1,2,3を見た。そうかエディ・マ ーフィはビバリーヒルズの警官じゃなくて デトロイト警察だったのか、知らなかった 忘れていた。 若い相棒はジャッジ・ラインホルドという 名前でもっと人気が出るかと思っ…

ジョン・フォード「リバティ・バランスを射った男」

西部のジョン・ウェインといかにも東部の ジェームズ・ステュアートが共演した西部 劇。なんども云うがもはや先入観のあった 西部劇ではない。ジェームズ・ステュアー トは都会の正義感で、ジョン・ウェインは 西部の正義感でうまい脚本である。決闘の 種明…

稲沢市荻須記念美術館「荻須高徳展」

荻須高徳の生誕120年記念の、副題がー私 のパリ、パリの私ーという展覧会を観た。 なにげないパリの生活する場所を丁寧に描 く、いつも穏やかな気持ちで見せてもらう。 隣の市の小さな美術館で、いつもは常設展 で観るだけなのだが、今回は、立派な大回 顧展…

デンゼル・ワシントン「イコライザー」

デンゼル・ワシントンは何作目だろう、こ ういうサスペンスが得意な俳優なのか。 まあ必殺仕事人ですね、とくに人物描写が 確かなわけでもなくサスペンスとアクショ ンの映画でした。イコライザー [AmazonDVDコレクション]デンゼル・ワシントンAmazon