2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

瀬尾まい子「そして、バトンは渡された」

珍しく今年の本屋大賞受賞作を読みたいと 妻が云う。買うつもりはないし、ブックオ フ200円棚にはまだないし、図書館は19人 待ちだしでも予約した。いままでベストセ ラーを図書館で予約するな何十人待ちなん て滑稽と思っていたが、待つこと何か月忘 れたこ…

愛知芸文センターギャラリーに出展

木版画の少し大きいのをはじめて制作し、 某美術団体の支部展にゲストとして出展し た。結構大変だったができあがると不出来 さにがっかりする、それだけわかってきた ということでもある。これからどうするか はおいおい考えるとして、珍しさのあまり なん…

ウェイン・ワン「ジョイ・ラック・クラブ」

アメリカに渡った中国人の母4名とその娘 4名の群像劇。過酷な時代を生きたそれぞ れの母とそれに反発、または受容する娘た ち、娘たちもアメリカ社会に苦労する、で もそれなりに成功した家族たちは、理解し 許しあう。それらを丁寧に描いて静かな想 いを分…

吉田修一コレクションⅠ「青春」

吉田修一が早くも全集(選集だけど)を出 すとは思わなかった。確かに「横道世之介」 や「悪人」「怒り」とどれもよかったから なあ、人気があるのだ。 それで図書館の新刊棚で見つけた、一冊目、 早速読み始める。 「初恋温泉」温泉を舞台にした男女の気持 …

ゼフィレッリ「ロミオとジュリエット」

ロミオとジュリエットの映画化の名作であ る、巨匠ゼッフィレリはもうひとつ「ブラ ザーサン・シスタームーン」もまだ見てい ない、見たい。 さて、1968年の作品、大ヒットしてオリビ ア・ハッセーも大人気、そうほんとうに可 愛かった。それを50年後に見た…

「名古屋 地名の由来を歩く」

ブックオフで新書の棚を物色していて買っ た本。青年まで住んでいた名古屋市内の町 の説明があり、なるほどと思った、知らな かった。名古屋は人を案内する観光名所が ないのだが、熱田神宮の草薙剣とか信長、 秀吉、家康の歴史とか資産はいっぱいある のに…

守山区の展覧会へ

高校の友人が個展(4人展)をやっているの で見てきた。友人といってもきちんと話をす るのは40、50年振り。もうひとり想定外の友 人に会ってびっくり。二人はわたしと同じク ラブでぶらぶらしていたつながり。 ほんの1時間くらいで50年を語るわけにはい か…

佐々木譲「ワシントン封印工作」

佐々木譲の警察ものを直木賞受賞後いろい ろ読んだが、それよりずっと前に大戦三部 作を読んでいた。本作はそれに類する作品、 太平洋戦争直前の和平交渉、和平工作とそ のスパイの恋愛を絡めて一気に読ませる。 政治とはどんな状況でも必ず水面下で動い て…

サンドラ・ブロック「イルマーレ」

タイムマシン物は好きである。でもこれは 知らなかった。「ラブレター」か「君の名 は。」か、いや韓国映画のハリウッドリメ イクだそうだ。最初は真剣に見てなかった のでよくわからなかった(ただの恋愛もの と思っていた)ので、しっかり見直した。 伏線…

人間ドック2019

国保に代わりはじめての施設で人間ドック を受診した。あらためて会社というのはあ りがたい、それらしいところでゆったり受 診でき、会社負担もあり、これからはこう いう日本的経営というのも減っていくのだ ろうか、わたしも後ろ盾はなしで暮らして いく…

佐藤しのぶさん

テレビで追悼番組を見た。豪華な衣装と化 粧により華やかな生活をイメージしていた が異なる佐藤しのぶを浮かび上がらせた。 1.いつだったろうか、出産をして近い頃 のコンサートを観に行ったことがある。ア リアとかは素晴らしく豪華で堪能したが、 MCが…

ジムへ1か月

ジムへ初めて行ってから1か月となる。 その間、11日参入、31日で11日なので、 3日に1回程度、ほぼ負荷をかけない、無 理をしない、すこし汗ばむくらいからスタ ート。たらたらと続けていけるかな。

テンペラ画もう一枚

結局講座で描いたのは2枚。 一枚は柿をすこしシュールに、もう一枚は マルティーニの傑作受胎告知のマリア、本 物はテンペラ画、美しい、しかもマリアが 驚いている、嫌がっている、体を捩ってい る、でも美しい、それをはがきサイズに適 当に模写モドキ。 …

テンペラ画講座(5)

いよいよ最終回。 テンペラとフレスコと混同していたが、そ の違いがわかった、卵で描くというので特 殊な画法と思っていたが時代の流れの中で 特に変なものではないこと、現代でも描い ている人がいること、油絵と違って退色し ないこと等いろんなことがわ…

ムジカフェンテ定期演奏会

北名古屋音楽芸術協会ムジカファンテの演 奏会(文化勤労会館)に行ってきた。ピア ノ、声楽、舞踊、ミニオペレッタ、ピアノ トリオ等盛り沢山で楽しんだ。 はじめて舞踏(動物の謝肉祭の白鳥等)を 真剣に観たが、指先まで踊るような美しさ に見惚れた。ミ…

佐藤優・中村うさぎ「聖書を語る」

信仰の不思議、キリスト教の不思議にはずっ と漠然としたもやもや感を持ってきた。とい ってしっかり勉強しようとは思わないが、そ れらしいたらたら読める読み物があると手に 取ったりしてきた。でもその不思議さは人そ れぞれに異なるようでなかなかすっぽ…

市文化祭に出展

まあ、こんなものですが。

RDウィングフィールド「夜のフロスト」

あれから8、9年、ようやく3作目、なに ぶん2cm近くの文庫本、読むタイミングが なかったのだが、ふと手に取れば一気読み。 あいかわらずの下品さ、思い込みで動くい い加減さ、でも冴えるときもあり事件は解 決する。今回は若い相棒がなかなか対比さ れて…

ブラッドリー・クーパー「アリー/スター誕生」

「世界にひとつのプレイブック」のブラッ ドリー・クーパーが監督したスター誕生の リメイク。1976年のバーブラ・ストライサ ンドとクリス・クリストファーソンの「ス タア誕生」は映画館で見ているが、今回は レディ・ガガ。といっても名前は知ってい ても…