2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

山王美術館「小磯良平展」

ひさしぶりに2回目の山王美術館へ。 だれもいない静かに観賞できる、ソファがひとつあると リラックスして観られるんだけどなあ。 小磯良平のあまり見たことがないタッチの作品がいくつ かあって、これは個人コレクションの面白さ。 ここは秘密の隠れ家美術…

天満天神繁盛亭「新世紀落語の会」

昨日の夜は、はじめて繁盛亭へ行く。夜席なのだが8割く らいの入り、いつも大入りと思っていたのですこし意外、 昼席が観光客も入って繁盛しているのかな。 さて、桂さん都、笑福亭由瓶、桂三歩、月亭遊方、落語家 でも知らない名前がいっぱいある。最後に…

安藤正勝「物語フランス革命」

竜馬がゆくで明治維新とフランス革命を比べるところが あって、はて、フランス革命のことはなにも知らない、 なにか入門的な本を読んでみようかと見つけたのがこの 中公新書。高校では2年間世界史を学び、このあたりは 教師も熱弁だったが、断片的にしか覚…

スタートボタン

リセットボタンではなくスタートボタンを押す。

劇団カオス「甲賀忍法帖」

山田風太郎は昔この忍術シリーズと明治物シリーズを 読みふけったことがある。さてその中の甲賀忍法帖を 現代の大学生が芝居にして上演するという。なぜなん だと思っていたら最近漫画化されていたらしくそこか らのつながりらしい。 天王寺の小さな小屋だが…

司馬遼太郎「竜馬がゆく・立志篇」

「翔ぶが如く」を去年の夏から秋に全10巻読んで、 さてと思っていたところ、某古書店で「竜馬がゆく」 の単行本全5巻が500円で売っており、汚れもなか ったので、つい買ってしまった。 家には旧版の単行本を持っており、昔読んだのだが、 いまは読み返…

池澤夏樹「池澤夏樹の旅地図」

池澤夏樹は私生活のことをまったく表に出さない タイプの作家なのだが、帯広の子供時代のことと そのいきさつ家族のことが書かれていて興味深か った。いまだに福永武彦の子供だったという感じ はつかめない。

四天王寺宝物館「新春名宝展」

なにかで聖徳太子の十七条の憲法が展示されていると 読んで、十七条の憲法は実在のものであることに改め て驚き、これは見に行かずばならないと四天王寺へ出 かける。 鎌倉時代の良是という僧の書写であったが、確かに、 憲法十七条と書かれており、憲法とい…

宝恵駕籠

たまたま難波にいたら、えべっさんと云われる十日戎の宝恵駕籠が 目の前を通って行った。こんな近くで桂米団治や月亭八光やNHK うぇるかめの倉科カナを見られるとはびっくり。大阪やなあ。

荻上直子「めがね」

不思議な映画「かもめ食堂」に続く監督作品。 同じように不思議な趣きの、でもほんわか心に 沁みる作品。与論島での撮影なのだそうで、こ んなところでしばらくのんびりしたいなと思っ ても、私には「たそがれる」能力が少ししかな いのでむりだろうなあ。「…

今年の始まり

毎年恒例となった、今年の馬場あき子さんの新春詠は、椿 「一番咲きの冬の情念まつかなる椿を剪りて年を祝わん」