酒井順子「紫式部の欲望」

フィクションのNHK「光る君へ」を見る

ことで、紫式部本人が千年前にほんとう

に存在し生きていたのだと実感する、考

えてもいなかった、光源氏がフィクショ

ンであるように、紫式部もフィクション

だと。

関連本を読もうと図書館へ行ったら、い

っぱいあって、まずは遠巻きのエッセイ

から攻めようと見つけたのが酒井順子

この本。

紫式部源氏物語に込めた想い、書きた

いという欲望はなにかを語るエッセイ。

千年前の時代も今と変わらぬ感情があり、

さらに紫式部は生きていたんだとしみじ

み感じ入る。そのとき頭に思い浮かべる

のは吉高だから違うんだけどね。

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