2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャン・レノ「プロヴァンスの休日」

「南仏プロヴァンスの12カ月」という本が かつてベストセラーとなり南仏がブームに なったことがあった。私もつられて読んだ が豊かな自然とその生活には魅かれるもの があった。そこに住むジャン・レノと孫た ちとの交流、葛藤と和解の物語、そして美 しい…

眼鏡

5年ぶりくらいに新しい眼鏡を作る。 近眼の度を弱くすることでよく見えるよう になるという説明はよくわからなかったが 老眼との関係なのだろうか確かに見える。 こんどもかなり丸眼鏡であまり変化なし。 変わるのものと変わらないもの。

奇遇としかいえない

ジュンク堂難波店で本を探した。松家仁之 の「火山のふもとで」を読んで、すこし興 味を持って吉村順三の本を探す、特に「小 さな森の家−軽井沢山荘物語」を探しに行 って、見つからなかった。 書店の検索機で在庫プリントを打ち出して、 でも指定の棚になか…

碧野圭「書店ガール1.2.3」

ブックオフでなぜか手に取った。ラノベと いうものなんだろうけど、北上次郎が1巻 で解説を書いていたし、書店の話のような ので読んでみようと3巻まで購入。 1巻の前半は結構苦痛でこれは困ったなと 思っていたら後半、2巻、3巻ととても面 白く読んだ…

サンドラ・ブロック「トゥー・ウェークス・ノーティス」

なんだか心が晴れないときはコメディ映画、 サンドラ・ブロックとヒュー・グラントの まあ予想できるラブコメディなんだけど、 いろんな社会性を含んでいてよくできたお バカ話で面白かった。two weeks noticeと いうタイトルはなにかと思っていたら、2 週…

30万ページビュー

2014年10月21日にページビュー20 万回と書いて、あれから2年8か月、30 万ビューとなった。一日100ビューとい うことで誰が見てるのかまるでわからない、 見てなくてもキーワードでサーチするのか な、まあなんでもいいけど。これは私の備 …

整理する(1.アルバムその1)

1年計画くらいで片付けプロジェクトをは じめた。まずはアルバム。夫婦二人でこど ものころからの結婚を機に持参したものを 入れれば20冊くらいあって(デジカメ以 前のもの)、できれば数冊に絞り込みまと めたいと思う。 まずは新婚時代からこどもが学…

違和感らしき2

人は同じ景色を見ても受け止め方が様々で 正反対の場合もある。どちらが正しいとい うわけでもなく、結局反対の方の思いもく みとることで折り合っていくことなのだろ う。人の内面を監視される可能性は、今回 の共謀法だけでなく国旗国歌なんとか法で も運…

レブロン・ジェームス

スポーツには物語があると格段に面白い。 NBAのレブロンが物語を持って昨年優勝 して、今年は敗れるのを見た。孤軍奮闘の ようなレブロンの勇姿は、勝つべき人が勝 った、勝てなかったという当たり前のこと をストレートに見せてくれた。 とにかくいつか…

池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム」

またも出張のお伴に池井戸潤。これも一気 に読んでしまった。構成がうまい、読ませ る。どれもベストセラーになるのもうなず ける、面白い。 でも前にも書いたわだかまりなのだが、こ こまで読みやすい物語を私は求めていない のかもという気がするのである。

ブラッドリー・クーパー「二つ星の料理人」

「世界でひとつのプレイブック」「アメリ カン・スナイパー」の名前が覚えられない ブラッドリー・クーパーの主演映画。 料理もチームワークだという結論はよくあ るパターンだが、レストランの内幕がすこ しわかって面白かった。

岩井俊二「リップヴァンウィンクルの花嫁」

好みといってしまえばそれで終わりだが、 これは私の好みではなかった。閉塞社会、 情報社会、都会の希薄な世界を描いたと いえばそうだし、結局3時間もだらだら テレビで見てしまったわけだし、そうか、 映画館で見たら気持ちが入っていけたか もしれない…

高樹のぶ子「マルセル」

ロートレックのマルセルという絵画が日本 で盗難にあったことをヒントに書かれた小 説らしい。なかなかまどろっこしく親子の 関係も贋作の陰謀の話もすとんとこないま ま話は進んでいく。題材は興味深かったの でもっと面白くなると期待したのだけど。

池井戸潤「七つの会議」

出張のお伴に池井戸潤の2冊目。 ストーリーの組立てはうまい、面白い、ど んどん読める、人気がある理由がわかる。 でもそれでいいのかなあとやっぱり思う、 私はそういうものを読みたいのかと問う。

きりかえて6月

親指のことと世の中の違和感のダブルパン チなんだろうが、まあそういっててもはじ まらないので、いつものおおらかにという 気分にきりかえよう(期待)。 家の整理をはじめた、すこしづつだけど、 考えることがたくさんある、追々と。

ケイト・ブランシェット「キャロル」

ケイト・ブランシェットはいつのまにか大 物女優となって「ブルー・ジャスミン」 (2014.5.11記載)で決定的になったよう に思える。オーストラリア出身にしてヨー ロッパの風格を持つ存在感のある女優であ る。50年代のアメリカを舞台に許されな い同性の…