2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

66:黄色のバラ咲ける

これも背景がうまくない、しばらくトライしない。

65:トルコ桔梗

熱狂というものが嫌いなので、そんなときは花でも愛でる。

64:マーガレット

背景を淡い色にするのは簡単、強い色、濃い色を 持ってくるのはどうしたらいいかよくわからない。

63:黄色のチューリップ

今年の3月頃の絵、背景で失敗。

リーブスギャラリー小坂奇石記念館「小坂奇石展」

南田辺のギャラリーで書家の小坂奇石の展示を見てきた。 書をデザインでしか見ていない私である。 ところで、大阪府知事選挙の期日前投票に行ったら、はじ めて出口調査に出くわした。もともと出口調査なるものが 投票率を下げている、無駄なものとと思って…

関川夏央「本よみの虫干し」

関川夏央も久しぶり、読んでいない本の文庫化も 進んでいるみたい。ただしこれはブックオフで。 まだまだ読みたい本はいっぱいあるなあ、古いも のもあるしなあ、漱石プロジェクトも進んでいな いしなあ。

白石一文「どれくらいの愛情」

いつもの出張の新幹線の中で読んだ本。またも手を 出してしまった白石一文。読みやすい恋愛小説の中 に強い意思というか毒とでもいうか、変わらず抵抗 感や反発感を持ちながら、でも好意的に読んだ、と わかりにくい感想が続く。

国立国際美術館「中之島コレクションズ展」

関西文化の日で無料だった企画展を観に行く。この美術館と大阪市立近代美術館 準備室との共同展覧会。大阪市は佐伯祐三を主に多くの絵画を所有しながら新し い美術館を作ることができずにいる。一等地の大阪市役所の半分なりワンフロア を美術館にすればと今…

トム・フーバー「英国王のスピーチ」

アカデミー作品賞受賞作であり、私の好きなヘレナ・ボナム=カーターが でているので、ようやく観る。吃音に悩むジョージ6世の話というより、 ジェフリー・ラッシュという役者が演ずる言語療法士の話であろう。平民 でドクターでなかった療法士が、対等に対…

丸谷才一「持ち重りする薔薇の花」

丸谷才一の評論とかは私にはむつかしいが、エッセイは面白く、小 説はさらに面白い。寡作にして、長編小説は10本にも満たない、 8年ぶりの新作という。いつものように、発売日いやその前日に書 店をのぞくと平台に。 他に読んでた本があったので、ようや…

AKB48「ヘビーローテーション」

劇団Contondoの芝居「朝日のような夕日をつれて」で、役者が女子 高生制服のような衣装を着て踊りながら歌を歌う場面があったのだ が、それがAKB48の「ヘビーローテーション」の振付の完コピ であり、それを知らなかった観客、若者はいないと聞かされて…

一万人の第九2011第5回レッスン

今年はレッスン日が出張に重ならず、残業もまぬがれて皆勤のため 当日の出演権のチケットをもらった。去年は出席日数足らずで補講 までうけたのに、ほっとひと息。 昨日のレッスンは、とにかく本気で歌う、死に物狂いで歌うこと、 練習でできなければ本番で…

森政稔「変貌する民主主義」

熟議民主主義という言葉を知ったので読んでみた。 もともと民主主義ってよくわからなかったが、これ を読むともっとわからない、そういうあやふやな概 念をうまく機能させていくのが政治なのか。 著者は東京大学大学院の教授であり、民主主義思想 史の序論と…

白石一文「永遠のとなり」

もうこの作家には手を出さないつもりだったが。 主人公と子どもの時からの親友が、それぞれ「うつ」と「がん」になって、 故郷へ帰り暮らしている。その切実感と一方でふんわり感、そして生と死 に向き合うことで、私に強く語りかけてくる。だから、いつも登…

勅使河原宏「利休」

テレビで山田洋次が選ぶ日本映画100選の1本として観る。 これは劇場で観るべき映画だった。日本の美、様式美が絢爛 豪華である、そこに千利休の侘び寂びが対峙する。山崎努が よかった、尾張弁もよかった。脚本は赤瀬川原平。

ウディ・アレン「人生万歳」

ウディ・アレンの久しぶりのニューヨークを舞台にした映画。 シニカルな主人公に、ごく普通の楽観的に生きる女の子が からみながら、大切なものを提示していく。なるほど。 ウディ・アレンはほんとうにうまい、センスがいい。 新作も順に観ておかなくては。

沢木耕太郎「ポーカーフェース」

エッセイ集の新刊。以前のバーボン・ストリートなどと 同じ雰囲気の(装丁、挿し絵も同じ)シリーズのような 13編のエッセイ集。1編づつゆっくり読む。 1編ごとの中身が盛り沢山で、ちょっと詰め込みすぎか、 以前のもそうだっただろうか、もっとストレ…