2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「あまちゃん」

再放送を全部見た。2013年の放送当時は 59才、仕事をしていたので断片的に見て いただけだが俳優陣が豪華でしかもクド カンのコメディというので時々見てても 面白かった。で、再放送?再々放送が始 まってじっくり見た。 そうだったか、夏、春子、アキの三…

谷川俊太郎「谷川俊太郎絵本★百貨典」

図書館で見つけて借りてきた。現在、全 国を巡回している展覧会の公式図録でも ある本で、ちょうど隣町のはるひ美術館 で開催中で近々出かける予定なのだが、 その時にこの図録は買おうと思っていた。 でも、つい借りてきてしまった。 多くの絵本を作ってい…

宮崎駿「君たちはどう生きるか」

ようやく観ました、やっと観に行きました。 柱は2つ。ひとつは母との別れ、決別、 独り立ち。もうひとつは冥界で安寧に生 きるのでなく善悪の混沌した現実社会で 生きていくこと。 とくにわかりやすいものだけを望んでい るわけではない、わからないことは…

独学ピアノ7カ月

バイエルの80番代がまるで弾けない。 90番代の方が少し弾ける。困ったなと webを見ていたら、全部しっかりやるこ とはない、嫌いな曲もあるはずで無理に やる必要はないと書いてあった。そうな のか、そうだよな、もちろんバイエルの 弾けるなんていって…

今日みつけた言葉

今朝の新聞だったかカフェで読んだ雑誌 だったか、もう忘れちゃったけど。 「やりたいことよりやれることを、それが仕事」 そうだったのか・・・。 とすれば、フリーになった今は、 「やれることよりやりたいことを」 もうひとつあった、 「毎日のことをする…

ベン・アフレック「アルゴ」

2012年アメリカ映画。ちょっと誤解 していた、失敗した在イランアメリカ大 使館人質救出作戦の話だと思っていた、 あの時のカーターのやつれきった顔を覚 えている。ところが大使館で人質になっ ていた数十人とは別に、よそで隠れてい た大使館員がいて…

市川準「つぐみ」再見

1990年作品。あの頃「キッチン」は読んだ けど「TUGUMI」は読んだかどうか覚えて いない、装丁が山本容子で美しくおしゃ れで評判になって、読む気がなくなった のかもしれぬ。映画化で中島朋子にオフ ァーがあったのに、つぐみ役じゃなかっ たので悔しかっ…

ジョン・ウェイン「リオ・ロボ」

1970年アメリカ映画、わりと新しい。 ハワード・ホークス3部作らしい、「リ オ・ブラボー」「エル・ドラド」そして 「リオ・ロボ」 ギターを弾くアップからはじまり、「第 三の男」へのオマージュかと思いきや、 普通の西部劇、いや南北戦争の終りの南 …

朝顔2023

なぜか今頃になって開花の最盛期を迎え ている。朝顔もいつ咲いたらいいのか困 っただろうな。7月中旬から一輪二輪咲 きはじめ、いつも枯れんばかり、萎れて ばかりだったのに。 ktoshi.hatenablog.com

「芸術新潮」坂本龍一特集

図書館で雑誌を借りるのは初めてかもし れない。2023年5月号、本屋でパラ パラ立ち読みをしたんだけど、つい借り てしまった。坂本は多面性があり、なん でもやれてしまう人のイメージだけど、 非力、無力の人だと今朝の新聞に書かれ ているのを読んで…

伊丹十三「タンポポ」再見

1984年監督デビューした「お葬式」 を、期待して映画館へ観に行った。ちょ うど和田誠もデビューしマスコミは両者 を盛り上げていた。 伊丹十三は翌1985年早速2作目。 記憶ではかなり好きな作品であったが、 再見して意外に好感がなかった。どうも …

ダルトン・トランボ「ローマの休日」いまさら

赤狩りのダルトン・トランボが偽名で脚 本を書いたローマの休日をその視点で見 た、何回目だろう。巨匠ウィリアム・ワ イラーは抵抗した監督だったし、グレゴ リー・ペックはリベラルだったし、そう いう映画だった。 ヘップバーンは自由に発言できない不自 …

京博「常設展」

京都国立博物館の常設展の特集展示「日 中書の名品」を見た。 書の良さはわからないが、日本書紀巻 (岩崎本)という日本書紀の写しという のをはじめて見た、ほんとに日本書紀は あるんだ、国宝。 真草千字文(楷書と草書が並んで書かれ ていて比較して勉強…

サリンジャー「バナナフィッシュにうってつけの日」再読

「ナインストーリーズ」のこの短編から グラースサーガがはじまるかと、古い文 庫を探し出してきて読んだ。野崎孝訳 1974年暮れの日付なので75年に入って読 んだのだろう、大学に入って乱読してい たころだ。話はよくわからない、わから ないほどシーモアは…

サリンジャー「フラニーとズーイ」再々読

ギフテッドという言葉を知った。彼らの 問題、社会との折り合い等いいことばか りでもないことがオープンになってきた。 フラニ―とズーイおよびその兄弟たちも そういうことだろう。末妹フラニ―が追 い詰められて、ちいさな宗教書に救い、 希望を求めるのだ…

梶村啓二「「東京物語」と小津安二郎」

平凡社新書で小津関連本を見つけたので 購入して読んだ。 「東京物語」を読み解く、なぜ世界はベ スト1に選んだか。日本人が日本的情緒、 あるいは郷愁をもって東京物語を観るよ うには世界の人々は観ているわけじゃな いので、ではなにに魅かれるのか、そ…

R・D・ウィングフィールド「フロスト始末」(上下)

フロストシリーズの最終巻、もう15年 も前の作品なのか。たしか「冬のフロス ト」も未読だと思うがとりあえずこれで ひと区切り。 あいかわらずワーカホリック、下品でだ らしなくむちゃくちゃなのだが、これが 慣れてしまってどんどん読めてしまう。 ギャ…

映画「青いパパイヤの香り」

1993年フランス・ベトナム映画。 フランス育ちのベトナム人監督作品らし い。1951年のサイゴン、歴史はうと いのだけど、ベトナム戦争前のベトナム がフランスと戦っていたころだろうか。 でもそういう気配は前面になく、サイゴ ンの湿気たっぷりの…

映画「30年後の同窓会」

2017年アメリカ映画。 ジャック・ニコルソンの「さらば冬のか もめ」(1973年)の繋がってない続編の ようなものらしいというので見る。 「さらば冬のかもめ」はいい映画だった からなあ。 さて、ベトナム戦争の従軍仲間3人が久 しぶりに会い、その1人…

フランシス・F・コッポラ「ゴッドファーザーPARTⅢ」再見

1991年アメリカ映画。いまは、ゴッドフ ァーザー〈最終章〉というのですね。 なんという記憶力のなさ、すべてが忘却 の彼方。1から3までみたけれど、覚え ていたのは骨格のみ、マーロン・ブラン ドがいて、2代目アル・パチーノがいて、 マーロン・ブランド…