1970年アメリカ映画、わりと新しい。
ハワード・ホークス3部作らしい、「リ
オ・ブラボー」「エル・ドラド」そして
「リオ・ロボ」
ギターを弾くアップからはじまり、「第
三の男」へのオマージュかと思いきや、
普通の西部劇、いや南北戦争の終りの南
軍北軍の複雑な感情がうまく描かれてい
る。話はやはり普通の西部劇、すこし大
雑把な娯楽映画。ジョン・ウェインは愛
嬌があって余裕があるというか、ジェニ
ファー・オニールは(名前が思い出せな
かった)「おもいでの夏」か。
ここで書く話ではないが、敵討ちで簡単
に人を殺す、正当防衛という形なら簡単
に人を殺せる、アメリカ人は開拓時代は
そうだったかもしれないし、西部劇でこ
れでもかと刷り込まれた。だから現代で
もその感覚を持ち続けているのだろう。
人を殺したという躊躇いというものがな
いのは気になる。