2023-09-10 サリンジャー「バナナフィッシュにうってつけの日」再読 本 「ナインストーリーズ」のこの短編から グラースサーガがはじまるかと、古い文 庫を探し出してきて読んだ。野崎孝訳 1974年暮れの日付なので75年に入って読 んだのだろう、大学に入って乱読してい たころだ。話はよくわからない、わから ないほどシーモアは精神を病んでいるが、 従軍の影響、バナナフィッシュは戦争の 暗喩との解釈が多い。でももっと形而上 の不安、空虚、絶望のようなものだった んだと思う。 さて、ここから、つぎはどれを読むのか。 ナイン・ストーリーズ (新潮文庫) 作者:サリンジャー 新潮社 Amazon