サリンジャー「バナナフィッシュにうってつけの日」再読

ナインストーリーズ」のこの短編から

グラースサーガがはじまるかと、古い文

庫を探し出してきて読んだ。野崎孝

1974年暮れの日付なので75年に入って読

んだのだろう、大学に入って乱読してい

たころだ。話はよくわからない、わから

ないほどシーモアは精神を病んでいるが、

従軍の影響、バナナフィッシュは戦争の

暗喩との解釈が多い。でももっと形而上

の不安、空虚、絶望のようなものだった

んだと思う。

さて、ここから、つぎはどれを読むのか。