2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ジェームズ・ステュアート「折れた矢」

1950年のジェームズ・ステュアート主 演の西部劇。 J・ステュアートが西部劇とはやっぱり変 な感じだが、インディアンとの和解、和 平の映画を1950年に作られていたことに 驚く。なんとなくアメリカン・ニュー・ シネマから始まったと思っていたので少 し混…

門井慶喜・万城目学「ぼくらの近代建築デラックス! 」

お二人の近代建築についての対談集。 実際に建物を見に行っての対談なのでわ かりやすいのだが、もっと写真があれば 建築の良さが理解できるのだが残念。 行ったことがあるところはいろいろあり、 行ってみたいところもいくつかある、ヴ ォールス建築はきち…

オーソン・ウェルズ「市民ケーン」再見

ロバート・ワイズつながりから「市民ケ ーン」を再見。いつごろ見たのだろうか 史上ベストテンに燦然と輝く名作を云わ れながらも昔は名画座でも上映されず、きっとレンタルビデオでみたのだろう。 カメラワークの斬新さとかもその頃では すでにポピュラーと…

ドン・シーゲル「突破口!」

どんな映画かわからないのにウォルター ・マッソー主演というから見た。 ウォルター・マッソーはなんともいえな いおとぼけ感がいい、銀行強盗をしてマ フィアに追われてしまうアクションサス ペンスなのだが、彼がいることで(なに もコメディ要素はないの…

ロバート・ワイズ「地球の静止する日」

ロバート・ワイズといえば「ウエスト・サイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」の名監督である。 その彼の「地球の静止する日」というSF、 異星人とのファースト・コンタクト映画 だというのでへんてこな映画かと思った のだが、これがなかなかすぐれ…

朝顔2022

朝顔が一輪咲いた。 毎年うまく朝顔を育てられなくて、今年 も苗を買ってきたが、6月の猛暑に土を 涸らしたせいか蔓がいきいきと伸びず、 まあ愛情がなかったためにここまでかも しれぬ。フリーになったとき小さな庭に 一平米菜園でもやるかと思っていたが、…

松田優作「ブラック・レイン」

大阪の難波を舞台にしたアメリカ映画と いうことは知っていたがはじめて見た。 1989年作品、日本もバブルの頂点の時期、 難波のキリンプラザ(今は解体)を中心 に、wikiをみると大阪だけでなくいろん なところで撮影していたことがわかる、 大変な苦労をし…

高村薫「我らが少女A」再読

ちょっと重いものでも読もうと、そうい えばストーリー重視で読んだ「我らが少 女A」をきちんと読もうと再読。時間が かかりました。 なんといっても合田雄一郎、でも警察大 学校の先生となっていて現場にいないの で、直接事件の解決をするわけではない、 …

清水義範「夫婦で行く意外とおいしいイギリス」

夫婦で行くシリーズの4冊目。まあ、旅 行記は団体ツアーなのでたいしたことな くて、メインは俄か勉強したうんちく話。 ここではイギリスの国王の変遷、まるで わからない、読んでもわからない。高校 時代、世界史の先生は清教徒革命とか名 誉革命とかスコッ…

ロバート・レッドフォード「ホット・ロック」

テレビで録画してあった若きレッドフォ ードを久しぶりに見た。wikiをみたら、 ウィリアム・ゴールドマン脚本だった、 なるほどね。 宝石泥棒の話なのだが、現代のスピード 感のある展開に比べると、1972年はのん びりとした展開。でも現代のはテンポ重 視で…

マリリン・モンロー「帰らざる河」

題名は知っていたがはじめて見た、主演 はロバート・ミッチャムだったのか。 西部劇は父親と息子の関係が描かれるこ とが多いが、ここでも伏線がありそれを ラストに回収するうまい演出だった。 モンローは金持ちにくっつきたい酒場の 女を演じるが、とくに…

グレゴリー・ペック「アラベスク」

グレゴリー・ペックとソフィア・ローレ ンのロマンティック・サスペンスという ので見た。ソフィア・ローレンがハリウ ッドで映画を撮っていた頃のものだろう か、奔放なソフィアと紳士のペックの組 み合わせはいいアイデアだったが、話が どうもこなれてい…

シルクスクリーン講座(10)

シルクスクリーン講座10回目、最終回。 大学の版画、印刷工房にリソグラフの印 刷機が入ったので、それで「ZINE」を作 った、おまけ。「ZINE」はマガジンのジ ンという意味らしく、若い美術家、学生 の間で、アート系の簡便な雑誌(冊子、 ミニコミ)を作…

永田和宏・河野裕子「たとへば君」

永田和宏に関心を持ち、つぎは「たとへ ば君」。夫婦ともに短歌をつくることで ともに暮らした人生を振り返ることがで きるというのはうらやましいことだ。短 歌あるいは言葉があって、そこに絡みつ いている思い出は深い。 短歌もよくわからない短歌がある…

是枝裕和「花よりもなほ」

是枝監督はいまや世界的な監督になって いるが、「海街diary」がたぶんはじめて で、ここへきてぼちぼちと作品を見てき ているといえる。それから「誰も知らな い」「歩いても 歩いても」「そして父に なる」「海よりもまだ深く」「三度目の 殺人」「万引き…

バイオリズム

大昔、バイオリズムというのが流行したの をふと思い出した。体調や気分は波がある とかいうのだったように思う。 梅雨明けの真夏なのに、梅雨のようでもあ り、年令とともに暑さもじとじと感も堪え るようになってきた。 朝起きていわゆる家事全般をルーテ…

ブルース・ウィルス「RED/レッド」

どんな映画かも知らず、ブルース・ウィ ルス、モーガン・フリーマン、 ヘレン・ ミレン、ジョン・マルコヴィッチという からテレビから録画して見た。 わたしの好みじゃなかったけど、みんな の評価は高いのでそれはそれで、wikiを みたらアメリカンコミック…

シルクスクリーン講座(9)

シルクスクリーン講座9回目。 2枚目の作品ができた、背景に色ムラが あったのは残念だけど。空が割れている ところ、うまく表現できないけどこうし たかった。 あと1回。

アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」(下)

図書館から即刻借りてきて下巻読了。 ページが止まらず、途中の物理学、化学 等の文章はわからなくてもすっとばして 読み進める。宇宙船の構造も、ビートル ズの仕組みもよくわからないがお構いな く読み進める。トラブルは続出だけど、 二人でなんとか解決…

期日前投票

に行ってきた、参議院議員選挙。 古い体質、古い考え方の人には託したく ないなあ。

原田マハ「リーチ先生」

所用があって大阪へ行ってきたので電車 の中でずっと「リーチ先生」を読んでい た、大作、文庫588P。 しばらく前にテレビで大分の小鹿田焼の ことをやっていて、民藝、リーチ等関係 を紹介していたことから、待機していた 「リーチ先生」を読むのは今だと思…

アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」(上)

朝日新聞の書評欄でひっかかって図書館 で注文し、まず上巻を読んだ。 アンディ・ウィアーは映画「オデッセイ」 の原作「火星の人」の作者、「オデッセ イ」はなかなかエキサイトした映画だっ たので、これは期待できると読んだ。 読みやすい、ユーモアがあ…

五木寛之「作家のおしごと」

五木寛之の「親鸞」が積ん読待機中なので、その前にエッセイ集のようなものを読んだ。 60年代からあるゆるところで目にしてい たが最近は仏教関連と人生論ばかり。も ういちど圧倒的なストーリーを読みたい ものだ。 作家のおしごと 作者:五木 寛之 東京堂出…

100分で名著「砂の女」

安部公房はある時期立て続けに読んだ、 「砂の女」も新潮社の書下ろし純文学作 品として箱入りの単行本で読み、書棚よ り引っぱり出して奥付けを見ると1974年 に読んでいる。(なんと装画が香月泰男 だった) 「箱男」や「密会」や「方舟さくら丸」 みんなこ…

シルクスクリーン講座(8)

シルクスクリーン講座8回目。 2つ目の作品を制作する、2色刷りを一日 でやってしまう。すこし要領がわかって きたようにも思う。アイデアがでて色を イメージできたらわりと簡単にとりあえ ずはできてしまう。木版とは大違いなの だが実際は奥が深いのだろ…