ジェームズ・ステュアート「折れた矢」

1950年のジェームズ・ステュアート主

演の西部劇。

J・ステュアートが西部劇とはやっぱり変

な感じだが、インディアンとの和解、和

平の映画を1950年に作られていたことに

驚く。なんとなくアメリカン・ニュー・

シネマから始まったと思っていたので少

し混乱している。J・ステュアートだか

らできた映画なんだろうか。

戦争はこういうふうに始まるんだという

ことがよくわかる、そこで自制する人は

やはり敵視、攻撃されてしまうこともよ

くわかる。(私刑で殺されそうになる)

こういうときに大口を叩く人、煽る人が

でかい顔をするのはいつでも同じだ。

一方、自制していても和平は簡単ではな

い、疑心暗鬼はつきものである、それを

乗り越えていくインディアンの姿勢、ア

メリカ軍はいささか理想的すぎるように

思える、できすぎだから、そこが映画と

して弱い、

それでも1950年の映画である、信じられ

ぬ。

J・スチュアートが生きていたのも驚いた

けどね。

折れた矢(字幕版)

折れた矢(字幕版)

  • ジェームス・スチューアート
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