2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

木版55:ドラゴンフルーツ

2024年の年賀状用作品。 100×180 辰年とドラゴンフルーツをかけているつ もり。

木版54:揚輝荘Ⅱ

これも忘れていた、2023年作品。 200×150 揚輝荘は2回目、リベンジしたかったの である。 ktoshi.hatenablog.com

木版53:山車眠る

もう1年以上前の作品、忘れていた。 450×300

内田樹「おじさん的思考」

内田先生のほんとの初期の本、2冊目の ものらしい。なかなか尖った文章、まだ 「芸」が確立されていない。 でも、九条と自衛隊の矛盾していること を補完しあって存在していることが、日 本の知恵であること。刑法37条を常識 的に受け入れること。そういう…

「PRINTED MATTER展」

名芸大Art&Design Centerで「PRINTED MATTER展」を観てきた。版画を中心に さまざまな印刷表現の作品展、海外の 版画工房と連携もして、多彩な表現が 観られて面白かったです。

長谷川宏「幸福とは何か」

先日、新聞で長谷川宏という在野の哲学 者を知ったと書いた。図書館へ行き棚を 探したら彼の中公新書を見つけこれなら 読めそうな気がして借りて読んだ。 わたしはビジネス本や人生訓本を読まな い、だから幸福とは何かというような題 名の本を読まない。 一…

荻上直子「バーバー吉野」

2004年荻上監督長編デビュー作品。 いろいろいいたいところだけど、まずは デビュー、そして映画を作り続けること、 女性監督フロントランナーいや前書きな しの映画監督としてがんばってほしいで す。 バーバー吉野 スペシャル・エディション [DVD] も…

橋爪大三郎「教養としての聖書」

旧約聖書の「創世記」、「出エジプト記」、 「申命記」、新約聖書の「マルコ福音書」、 「ローマ人への手紙」、「ヨハネ黙示録」 の6つの書物をダイジェストで解説する。 旧の方はある程度知っているけれど、新 はまるでわからない、まだカルト宗教だ ったこ…

別冊太陽

近所の図書館へ行って、別冊太陽を一冊 借りてくるのが今のマイブームとなって いる。あまり借りる人がいないのか汚れ もない。最近では、 「川瀬巴水と新版画の作家たち」 「源氏物語の色と装束」 「芹沢銈介の日本」 「柚木沙弥郎」 この柚木という染色家…

万城目学「八月の御所グラウンド」

直木賞というので読んだ、つい。 本は短編「十二月の都大路上下ル」と中 編「八月の御所グラウンド」からなる。 短編の方がおもしろい、ベタだけどいい 話である、続編を期待したい。 受賞作の中編はちょっと意外、フィール ド・オブ・ドリームスじゃないか…

県立図書館へ

30年振りくらいか、県立図書館へ家人 の調べものに付いていった。お城の外堀 の近くで緑深く、GW中なのに空いてい てゆっくり画集とか見てきた。最上階に スガキヤ(名古屋のファストフード)が あって、こちらも30年振りか、軽くお 昼を食べて暑かった…

舞台版「パラサイト」

鄭義信演出の日本版「パラサイト」2023 年舞台をテレビで見た。 古田新太、キムラ緑子、伊藤沙莉、山内 圭哉等豪華キャストなのだが、かえって 舞台が暑苦しくみえるのはなぜだろう。 舞台を映画化すると情報量が多くなって うまくいかないことが多いと…

池澤夏樹「天はあおあお 野はひろびろ」

池澤夏樹は住まいを転々とする人だ。 ギリシャ、沖縄、フランス、北海道、そ して長野へ。これは北海道時代のエッセ イ、生まれた故郷北海道への想い、それ に関わる時評、視野は広く、考察は深い。 それでも次の土地へ移住していく、そこ で新しい物語をつ…

小津安二郎「宗方姉妹」

1950年作品、「むなかたきょうだい」 なのだそうだ。久しぶりの小津。 古い田中絹代と新しい高峰秀子の姉妹、 高峰秀子は無理して対比役をしているか、 弁士のまねとかスリッパを投げ脱ぐとこ ろとかいいと思うけどやっぱり浮いて見 えてしまう。 上原謙…

 Im wunderschönen Monat Mai(美しき五月に)

五月。 シューマンの「詩人の恋」の一曲目。 よくわからないけど名盤だというヴンダ ーリヒの詩人の恋を聴く、その最初の曲、 「うるわしい、妙なる5月に」ともいう。 もひとつ「美しき五月のパリ」という好 きだった曲があるけどこちらはいまとな っては重…