ウィリアム・フリードキン「エクソシスト」

1974年日本公開、映画好きの大学生だった

がこれは見たくなかった、友人たちは見て

きてすごかったと云ってたのでよけいに見

なかった。その後、「オーメン」(グレゴ

リー・ペック)、「シャイニング」(ジャ

ック・ニコルソン、キューブリック監督)

は映画館で観ているので、やはり最初のオ

カルトホラー映画のインパクトは大きかっ

たのだろう。それで40余年目にしてはじめ

て見た。

ストーリーがあってなかなかホラーになら

ない、よけいに怖い、そして40余年前の映

像なのにホラー度は高い。カトリックの神

父が信仰を棄てようとする、迷っている、

悪魔祓いの儀式の中で神を取り戻し最後の

結末になる。最初に出てくるのが悪霊バズ

ズであり、これが少女に憑依したのか、イ

ラクで発見されたバズズキリスト教に関

係しているのかよくわからず。

なぜこれを見ようと思ったのか、さきの「

アデライン、100年目の恋」にエレン・バ

ースティンを久しぶりに見たので、そうだ

彼女が出ているエクソシストだと思った次

第。これがハードだったから次にハートフ

ルな「アリスの恋」と「ハリーとトント」

に出演したのだろうか。

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