2019-01-01から1年間の記事一覧

google lens

旅行で撮った写真の一枚がどこなのかわか らなかった。その写真をスマホのフォトで みていると、下欄になにやらみたことがな いアイコンがあったので触ってみたらその 写真の関連情報、コンテンツがでてきた。 そして、そこはクール・デュ・コルメス・サ ン…

光島裕介「建築という対話」

建築家の文章は好きである。この光島裕介 という人は内田樹の凱風館を建てた人で名 前だけは知ってた。ブックオフで新書の100 円棚を見ていたら見つけたので読んでみた。 とても優等生の文章でした、まだまだ若く これからということか、大学の研究室が石 山…

秋めいてきた2

8月の終わりに秋めいてきたと書いた。 ところが最近の猛暑の戻りにはちょっと堪 える、調子が悪い。おまけに木版画の大作 に取り組んでうまくいっていないのでめず らしくストレスあり。 大江健三郎を5冊も読んだのでそろそろマ イブームも終わりか、10月か…

大江健三郎「M/Tと森のフシギの物語」

「燃えあがる緑の木」から遡って谷間の森 の話を読んできたので、次は「同時代ゲー ム」なのだが、これは昔読み通すことがで きず挫折した本なので、その代わりに「M/T と森のフシギの物語」を読んだ。 これは「同時代ゲーム」が出た時に難解、 むつかしいと…

蓬莱竜太「まほろば」

蓬莱竜太という売れっ子の劇作家、演出家 の岸田戯曲賞をとったという「まほろば」 という芝居をテレビから録画してほかって おいたのだがここしばらくテレビで映画を 見るのがマイブームになっていてついでに ようやく見た。高橋惠子、三田和代、早霧 せい…

津野海太郎「最後の読書」

津野海太郎は面白い。先日、「百歳までの 読書」を読んだので、続けて「最後の読書」 を読む。本を読む天皇夫妻と須賀敦子のく だりは強く共感、深くものを考える人がい るのだと強く感心。面白かった。 ktoshi.hatenablog.com

「スター・ウォーズ最後のジェダイ」

毎日なにやってんだか、映画づいている。 スター・ウォーズ第8作である。第7作は 映画館で事前情報なしで観たので、ハン・ ソロとレイア姫だ、ラストにびっくりルー クと懐かしかったが、じゃあ第8作はどう かというと映画館へ行く期待値はなかった のでよう…

ピクサー「リメンバー・ミー」

ピクサー制作の「リメンバー・ミー」をテ レビで見た。ディズニー映画なのでいつも は見ないのだがつい見てしまった。 メキシコを舞台にした死者の日の話である。 死者の国があり家族のもとに帰る「死者の 日」というお祭りがあるのだが、日本でい えばお盆…

吉田拓郎Live73years

吉田拓郎が73歳になって、いよいよ最後 のツアーらしく、昔の名盤「Live73」に ちなんでLive73yearsツアーなのだそう だ。何度も先行抽選からトライしたがチ ケットはどこも取れず、結局wowow放 映で見ることとなった。 73歳である、「人生を語らず」はいく …

津野海太郎「百歳までの読書術」

大江健三郎を読破するため、並行して軽め の本を読んでいる、そうしないと煮詰まっ てしまいそうだから。 この本の中で2つの断片。 1.幸田露伴の考えに津野海太郎がそのと おりと思ったこと。それは大量の本ときに は映画、音楽までやたらと手を拡げる。…

大江健三郎「懐かしき年への手紙」

大江の「燃えあがる緑の木」三部作を読ん で、100分de名著がはじまって、ちょっと 大江にはまってきて、彼の悪文もその文章 のリズムにもすこし慣れてきた。 たぶん今を逃すともう読むことはないだろ うなと次の本を読んだ、読み終えた。 「燃えあがる緑の木…

たくさんのふしぎ「一郎くんの写真」

朝日新聞で紹介されていたので、図書館へ 行って読んだ。むかし子供が小さかったこ ろ、毎月、福音館書店の「こどものとも」 や「かがくのとも」や「たくさんのふしぎ」 から選んで一冊買って帰った、だって安か ったし、なんといっても安定感があったか ら…

朝倉かすみ「平場の月」

ちょっと内容に関心を引いたので図書館で借 りて読んだ。普通のいやすこし生活に追わ れる50代の男女の出会い(実は再会、不倫 ではない)と死、別れ、よくある話のよう だが、男女のディテールを丁寧に積み上げていく。もう若くはないのだが大人になりきれ…

ブラッド・ピット「ザ・メキシカン」

猛暑がぶり返す。エアコンを入れてボーと エンタメ映画を見た。よくわからない展開、 まあいい加減なストーリー、でもボーと見 るにはよいか。 ブラッド・ピットは若く、ジュリア・ロバ ーツは今と変わらず若い。

木版8-2:サフラン2

6月に作ってみた仮作品、結局、花弁に紫 色をのせて終わりにする。アイデアなし。 ktoshi.hatenablog.com

木版11:秋の日

今日から9月、今年は秋が長いかもしれない。 90×90 3版4色

木版10:文勤

北名古屋八景の2枚目、文化勤労会館。 130×90 2版2色

山田洋次「キネマの天地」

テレビで放映していたので録画して見た。 蒲田撮影所の最盛期かトーキーの時代にな って活況にある映画現場の話なんだが。 懐かしいのかな、小津がいてくらいしか知 らないので仕方がないか。 脚本に井上ひさしも参加してもっと面白く できただろうに、寅さ…

NHKテキスト「100分de名著 燃えあがる緑の木」

やっと読み終えたので書店へ行ってテキス トを買ってきた。作家小野正嗣(早大教授 なんだ)の解説である。9月から楽しみ。

大江健三郎「大いなる日に」

燃えあがる緑の木の第3部「大いなる日に」 読了。ここは一気に読んでしまった。 これは再生から崩壊までの物語、信仰を持 たないものたちの祈り、魂のことについて、 死者とともに生きる、一瞬よりはいくらか 長く続く間の喜び等、重層的な展開で深く 押し寄…

秋めいてきた

去年は「だらり9月」に書いたように酷暑 だった。今年も暑い夏だったが、ちょっと 夜は秋めいてきて振り返れば酷暑だったと 云うほどでもなかったか。 今年も8月はだらりとしていた、働いてい たことがあるなんて信じられない自分がい る。でも8月はそういう…

大江健三郎「揺れ動く(ヴァシレーション)」

燃えあがる緑の木の第2部「揺れ動く」フ リガナがヴァシレーションを読んだ。 わかりにくい内容だった、わからないまま に読み進めた。第1部救い主が殴られるま でが受難の物語なら、第2部揺れ動くは再 生の物語だ。もはや読みにくいとか読みや すいの話では…

沢木耕太郎「流星ひとつ」

これは発売当時から読むつもりがなかった、 買うのはもちろんのこと、図書館でもブッ クオフでも手に取らなかった。でもつい読 んでしまった、外で暇だったので。 全編インタビューのみで構成されたノンフ ィクション、でも相手が亡くなって緊急発 売という…

甲子園とオバーと爆弾鍋

単発テレビドラマを録画して見た、珍しい。 沖縄の映画は快作「ウンタマギルー」や「 ナビイの恋」「ホテル・ハイビスカス」と 面白かったが、このドラマも面白かった、 哀し面白かったというべきか。 台湾へ行ったときに通訳の人に聞いたら、 台湾人は中国…

アビーロード50年

1969年8月8日アビー・ロードの横断 歩道で撮影され、9月26日(日本は10月 19日)アルバム「アビー・ロード」は発 売されたらしい。それで50年記念エディ ション版がでるという。 先に月着陸50年だったが、考えてみれば わたしの多感なあの頃は1968年から77年…

新海誠「君の名は。」

社会現象になるほどヒットした作品なので、 テレビで放送した時に(いつだったか)録 画してようやく見た。 新海誠は秒速5センチメートルしか見てい ないのだが、甘くてセンチメンタルな話は 変わらない、若い人たちが好きなのもわか る、うらやましい。 こ…

警句

吉本隆明「ふたりの村上」を読んでいたら、 批評のところではなく、関係ないところで、 そう、そうだったね、自分を戒める。 『「正義」はきびしく疑え、またじぶんが 「正義」に与する場面に立たされたときは、 できるだけ消え入るように。』 そうだ、消え…

ミニ木版画展

木版のクラブの展覧会をいつも集まるとこ ろのロビーで開催。いよいよ大きな版の制 作をはじめた。

大江健三郎「救い主が殴られるまで」

10日に書いたように、来月、100分de名著 で大江健三郎の「燃えあがる緑の木」が取 り上げられるので、まず第一部「救い主が 殴られるまで」を読み終えた。 まだ感想はない、大きな話なのでこれから。

「黒い炎」

高校生のころ、フォーク派とロック派と隠 れクラシック派がいた。ロックといっても レッドツェッペリンなどのハードロックが 全盛だったがいわゆる洋楽のロックがどん どんはいってきてそんなに好きでもないの によく聞いていた。YouTubeをなにげなく 見てた…