2019-01-01から1年間の記事一覧

市文化祭に出展

まあ、こんなものですが。

RDウィングフィールド「夜のフロスト」

あれから8、9年、ようやく3作目、なに ぶん2cm近くの文庫本、読むタイミングが なかったのだが、ふと手に取れば一気読み。 あいかわらずの下品さ、思い込みで動くい い加減さ、でも冴えるときもあり事件は解 決する。今回は若い相棒がなかなか対比さ れて…

ブラッドリー・クーパー「アリー/スター誕生」

「世界にひとつのプレイブック」のブラッ ドリー・クーパーが監督したスター誕生の リメイク。1976年のバーブラ・ストライサ ンドとクリス・クリストファーソンの「ス タア誕生」は映画館で見ているが、今回は レディ・ガガ。といっても名前は知ってい ても…

テンペラ画講座(4)

もう4回目、あと1回。 全体に下塗りを終えて、肌の色とかを塗り 始める。確かにツヤ、光沢があるみたい。 さて。

122:庄内緑地

去年の今頃、庄内緑地公園ではじめて写生 をした。今年は妻が写生に行ったので、そ の撮ってきた写真をみて描いてみた。 水彩はうまいへたは別にしてどんどん描け ていいなあ、楽しいなあ。 ktoshi.hatenablog.com

是枝裕和「歩いても歩いても」

いつのまにか是枝監督の映画を何本も見て いる。こんどもテレビで放映していたので 録画して見た。 どこにでもあるような家族、親子の物語、 期待の長男が亡くなって、残された父母は それを乗り越えられず、次男は一層できた 長男と比べられる。樹木希林は…

やれなかったこと

辞める前にはリタイヤしたらあんなことも しようこんなこともしようと巡らしていた けど、1年半、やれなかったこと、やらな かったこと。 1.家庭菜園 マンション生活から小さな庭のある暮らし になったので、庭いじり、いずれは家庭菜 園と思い描いていた…

テンペラ画講座(3)

3回目、今回から葉書大の紙にすきな下絵か ら実際に描いていく。 顔料を卵と酢で溶いていくのだが、顔料の 色そのものがよくわからないのでむつかし い、顔は下塗りに緑系の色を塗ることにな りはじめてで不安と期待。さてあと2回、 どうなることやら。

もくはん倶楽部展

名古屋の千種駅前のギャラリで「もくはん 倶楽部展」を観てきた。いろんな表現があ り参考になった。

名芸大フィル定期演奏会

名古屋芸大フィルハーモニー管弦楽団の第 2回定期演奏会に行ってきた。大学の音楽 講堂である。久しぶりに交響詩フィンラン ディアを聞いた、管楽器がかっこいい、昔 から好きだった。

介護保険者証

介護保険の制度が2000年にできる頃、わた しは健保の会議に出ていたがあくまで他人 事であった。介護保険料が天引きされても そういうことだと流していた。 先日、ある日突然、介護保険者証が送られ てきた、なんとわたしはなにかあったら介 護保険から受給…

村上春樹「東京奇譚集」再読

映画ハナレイ・ベイを見たので原作も読み 直した。ついでに短編集の全部読み直した。 2007年に読んでいるので12年振りである。 再読ではなく初めてのよう、断片的にうっ すらと読んだことあるなあというくらい。 こういう世界は嫌いじゃない、いや好きと 云…

吉田羊「ハナレイ・ベイ」

村上春樹の原作ハナレイ・ベイ(東京奇譚 集)の映画化。本のほうがシンプルで深い 感じがする。どうしても2時間近い映画に すると付加されるものがある、それが話を 大きく深くするかはなんともいえない。 エルビス・プレスリーの「好きにならずに いられな…

国立国際美術館「ウィーン・モダン展」

「ウィーン・モダンークリムト、シーレ世 紀末への道」というウィーンミュージアム のコレクションの展覧会を観てきたのだっ た。18世紀ハプスブルグ家マリア・テレジ ジ、ヨーゼフ二世あたりから、19世紀の世 紀末、20世紀のモダンデザインの流れをざ ざく…

和田誠さん

画集、絵本、映画エッセイ等数十冊を今で も手放していない。映画も観た。マルチな 才能をもった偉ぶらない正真正銘の天才だ った。83歳、合掌。

テンペラ画講座(2)

2回目、メディウムをつくる。卵黄と酢を 混ぜて、それに顔料を混ぜる。ハッチング という方法で描く練習。いまのところ水彩 との違いがよくわからない。次回から本番 となる予定。

高村薫「我らが少女A」

合田雄一郎が7年ぶりに帰ってきた、とい う惹句。「冷血」以来ということか。 「マークスの山」「照柿」「レディ・ジョ ーカー」の3部作はとても堪能したが、そ の後は哲学的な物語性のない世界に入って いき、ようやく「冷血」で帰ってきた感じ。 そして新…

ジム初参戦

帰郷してから皮膚が弱くなったように思う。 いわゆる水が変わったからか、老化か、ス イミングプールにも敏感肌になってしまっ て困っている。気分を変えるためはじめて 市のジムへ行ってきた。オリエンテーショ ンを受けて機具を使ったが非力だというこ と…

秋めいてきた3

こんどは本当に秋らしくなった、なにを着 るのかと思うくらい、つい今までTシャツ に短パンだったので。 歯医者が長期戦である。帰郷して近くの歯 医者に代わったのだが、そこは徹底歯磨き 指導、徹底歯垢等除去でかつ老後を考えれ ば今徹底治療をしておくべ…

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

なかなか厄介な映画だった。歴史は勝利者 が作るとはこういうことだ。ヒトラーがあ れだけの悪者だったゆえに、国民を熱狂さ せ世論を鼓舞して戦意をあおる姿は強い決 断だったと称賛されるのだ。 戦時の政治家なので4千人を犠牲にして30 万人を救う戦略はあ…

「ザ・スクエア思いやりの聖域」

カンヌのパルムドール受賞作品だそうだ。 不寛容、不快、偽善、なんというんだろう、 そういうざわつくことをあえて提示して裏 返しとして思いやりの聖域を語るというよ うなことだろうか。 なんとも後味のよくない映画、そう表現の 自由ということもとりあ…

樹木希林「モリのいる場所」

樹木希林が相変わらず大ブームである。 いろんな出演映画作品が放映されているが、 レンタルDVDで見た、見たかった映画だっ た。熊谷守一の晩年の一日を描いている、 モリカズはこういう人だったことは有名で、 なにもかもそぎ落とし切った絵は、そぎ落 とし…

テンペラ画講座(1)

今年も近所の名古屋芸大の生涯学習講座に 申込み、テンペラ画の講座の第1回目。 座学がありテンペラの手法と歴史の説明、 次回から制作に入る、新しいことは楽しみ。

山田洋次「家族はつらいよ3妻よ薔薇のように」

家族はつらいよ3をテレビで見た。1も2 も見てうーん困ったなあと思っていたのに 3はもっと困った話。 成瀬巳喜男の「妻よ薔薇のやうに」という 名作(キネ旬ベストワン)があるらしく、 そのオマージュにもなっているらしい。 この3は主婦への賛歌とい…

高村薫「四人組がいた。」

高村薫の異色作、ブラックユーモアかブラ ックファンタジーなんだろう。予想以上に 弾けているのだが、高村薫が書かなければ ならない話でもないだろう。まだ新作「我 らが少女A」を読んでいない、楽しみであ る。

カトリーヌ・フロ「ルージュの手紙」

カトリーヌ・フロが好きである、そのフロ がカトリーヌ・ドヌーブと共演したという ので映画館へ観に行こうと思っていたがい つのまにか終わっていて、ようやくテレビ で見ることができた。 ドヌーブはフランス随一の大女優、その義 理の娘としてフロはいい…

成瀬巳喜男「浮雲」

日本映画不朽の名作のひとつと云われてい る「浮雲」をようやく見た。森雅之はよく 知らなくて、高峰秀子も二十四の瞳と名も なく貧しく美しくくらいしか知らないのだ が、話もいわゆるメロドラマ、淡々と堕ち ていく。戦後の混乱の中で生きる目的を失 った…

contondo公演「青年と死[秋]」 鑑賞

今春に「青年と死[春]」というのを観た ので、「青年と死[秋]」も観てきた。 中村区の「フィオリーレ」というところ。 contondoの展覧会方式の演劇作品というら しい。現代アートもそうだが、観る側が自 然に喚起されるのは望ましいが、なにかを 喚起さ…

太閤神社

名古屋探訪シリーズは太閤神社、中村公園。 名古屋に生まれて60余年、はじめて名古 屋駅から東山線で西の方へ行った、中村公 園駅で降りるのももちろん初めて。駅から 地上に出るとでかくて赤い大鳥居。 このあたりで秀吉は仲間たちとこの戦国の 世で成り…

ケイト・ブランシェット「ニュースの真相」

なかなかハードな現実の政治を扱った映画 だった。なんども書くがアメリカの映画界 はこういう映画をときどき作る、残念なが らテレビは(ここではCBSだが)及び腰で ある。ここに描かれているのは政治プロパ ンガンダというレベルの話ではない、真相 とはか…