鑑賞

アネット・ベニング「キッズ・オールライト」

アメリカ映画の中のファミリーはどんな設定でもそういうこともあるだろうとリアリティがある。レズビアンカップルとそれぞれの子供がひとつの家族で暮らしており、そこに子供の父、精子提供者が登場し、複雑な心模様が繰り広げられる。 アネット・ベニングは…

ミハイル・バリシニコフ「ホワイトナイツ/白夜」

いつものことだがまるで知らなかった。 1985年アメリカ映画、冷戦が終わっていな い時代、ソ連からアメリカへ亡命したバレ ーダンサーが飛行機事故でソ連に不時着し、 ふたたびアメリカへ脱出する話。 主人公のミハイル・バリシニコフは、実生 活でもソ連か…

ウィリアム・ワイラー「黄昏」

ジェーン・フォンダの「黄昏」と同じ題名 の映画があることを知らなかった。名匠ウ ィリアム・ワイラー監督、ローレンス・オ リヴィエとジェニファー・ジョーンズのメ ロドラマ。 なんだこれは、名優ローレンス・オリヴィ エはまったくのダメ男、「慕情」の…

市川崑「四十七人の刺客」

テレビでやっていた忠臣蔵を市川崑監督な ので見てみた。ほんとうに市川崑なのか、 討入りまでの苦労話ではらはらすることもない、ただ高倉健の大石内蔵助が非常時に若い娘に恋をするのだ、 1人の家臣に国に帰らせ脱落した汚名を受 けても大石の子を産む娘の…

「アウトブレイク」再見

ウォルフガング・ペーターゼン監督作品の 再見。前に見たのは2018年10月、コロナの 前で感染症もパンデミックもおよそドラマ の世界。政府、軍による封鎖や情報シャッ トの方が怖かったといえる。 先日、テレビで放映してたので再度見たの だがやはり視点が…

「マッドマックス 怒りのデスロード」

以前テレビから録画して見始めたが、なん だこれはと挫けたのだが、今回また機会が あったのでもういちど見てみた。傑作との 評判も高くどうしてかとの興味もあったの で見始めたのだがやっぱりやめようかと思 いつつ。これは荒廃した未来の世界観が表現され…

ウディ・アレン「教授のおかしな妄想殺人」

まだ見落としている作品を見る。 教授がホアキン・フェニックス、知らなか った。学生はエマ・ストーン。うーん、最 後まで引き込まれませんでした。わたしに も相性がある。 教授のおかしな妄想殺人 [DVD] ホアキン・フェニックス Amazon

映画「WOOD JOB」

昨日までに三浦しをんの神去シリーズを読 んだところ、映画になっていることがわか り早速見てみた。 主人公は染谷将太、よきは伊藤英明、直起 は長澤さとみ、清一さんは光石研。映画な のでいろいろ改変されているのだが、コメ ディなので気にはならない、…

ケヴィン・クライン「シルバラード」

あいかわらず西部劇つづきである。 1985年作品なのでいかにも現代的、ケヴィ ン・クライン、ケビン・コスナー、スコッ ト・グレンと名優ばかりで楽しい作品。 ケビン・コスナーがなんとも若く軽薄な役 どころで楽しいし、スコット・グレンは渋 くてかっこよ…

ジョーン・クロフォード「大砂塵」

ジョーン・クロフォードははじめて見たか、 「グランドホテル」はまだ見てないからな。 主題歌の「ジャニー・ギター」は子供の頃 家にレコードがあった、ソノシートだった かもしれない。 それがこの映画だとは知らなかった。ジョ ーン・クロフォードの背筋…

「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」

痛快アクション映画ですね、ユーゴ崩壊後 のサラエボの戦火のなかで、ナチスの金塊 を奪い返すという荒唐無稽のストーリー。 リュック・ベッソンが製作、脚本というか ら見た。最後まで恋人ウェイトレスが怪し かったが、まっとうな愛国者だった。見た こと…

イングリッド・バーグマン「誰が為に鐘は鳴る」

名作と云われながら見ていない映画がまだ まだある。 スペイン内戦の話なのだがこれはよく知ら ない、共和国政府を人民戦線が支援し、で も反乱軍側が勝利しフランコ軍事独裁とな るのだが、やっぱりスペインの歴史はわか らない。人民戦線にヘミングウェイ…

ジョン・ランディス「サボテン・ブラザース」

こういう笑いは日本人の好みではないか、 わたしの好みではない。 三谷幸喜が感銘を受けたと云っているよう なので、それはわかるような気がする。 スティーヴ・マーティンは「花嫁のパパ」、 チェビー・チェイスは「透明人間」、マー ティン・ショートはわ…

リチャード・ブルックス「プロフェッショナル」

1910年代のメキシコ革命の頃といわれても まったく知識なし。テキサス富豪の妻がメ キシコ山賊に誘拐され、プロフェッショナ ル4人が救出に行く話なのだが、これがな かなかよくできている。リーダーのリー・ マーヴィンは見たことがあるようだが知ら なかっ…

名古屋市美術館「現代美術のポジション展」

チケットがあったので、コロナ第6波の大 波が来る前にあわてて観に行ってきた。 やっぱり現代美術は楽しくない、非日常を 感じると云われてもわたしにはよくわかり ません。 当然、常設展も観てきた。 赤瀬川原平の「模型千円札事件」コーナー があり、当事…

ウィル・スミス「ハンコック」

奇妙奇天烈なアイデアを出す作家や脚本家 がいるものだ。この映画も先入観ゼロ、た だ、シャーリーズ・セロンがでるというの で見てみたのだが、これがなかなか驚く。 特にシャーリーズ・セロンがあっと驚くと ころから展開は急転して、話はしどろもど ろに…

テレビドラマ「名建築で昼食を」

まるで知らなかったテレビのドラマ「名建 築で昼食を」全11話の再放送を正月にのん びりと見た。行ったことがあるのは二つだ けだったので興味深く見た、テレ東の深夜 ドラマだったようで、タイトルが気になったので見てみたのだが、あくまで趣味マニアック…

ジム・キャリー「トゥルーマン・ショー」

なかなか奇想天外なストーリーだった。 まったくどんな話か知らなかったので、あ れあれとおかしくなっていくのが、想像を 超えていく、笑えて、怖い。 ラストに視聴者がいともかんたんにチェン ネルを変えるのが強い風刺になっていて笑 える。エド・ハリス…

「きっとうまくいく」再見

2014年に見て以来の2回目、正月にささや かに元気パワーをもらう。忘れているとこ ろもあったが大筋は覚えていた。ドローン の形をはじめて見たが、当時はこれはなん だろうと思ったものだ。インドのIT、研究 開発の土台をあらためて見る、いまは中国 がこん…

ウィリアム・フリードキン「エクソシスト」

1974年日本公開、映画好きの大学生だった がこれは見たくなかった、友人たちは見て きてすごかったと云ってたのでよけいに見 なかった。その後、「オーメン」(グレゴ リー・ペック)、「シャイニング」(ジャ ック・ニコルソン、キューブリック監督) は映…

ロバート・デ・ニーロ「ブロンクス物語/愛につつまれた街」

1993年ロバート・デ・ニーロ監督作品。 ブロンクスのイタリア移民の町の地元マフ ィア役のチャズ・パルミンテリの戯曲を自 ら脚本にしデ・ニーロが映画化した、パル ミンテリは「ブロードウェイと銃弾」での 用心棒だそうでそういえばという感じ。 ちょうど…

「僕のワンダフルライフ」

クリスマスの夜くらいお気楽な映画を見よ うと人と飼い犬との交流を描いた、しかも 輪廻というか前の記憶を覚えている犬の話 で、まあ楽しく見た。デニス・クエイドが でてきてあれあれ関根勤に似ているなとど うでもいい感想。ところでもうひとつ前の 記憶…

ハリソン・フォード「アデライン、100年目の恋」

まるで知らない映画だったが、ハリソン・ フォード、エレン・バースティンがでると いうので見た。アイデア勝負の映画、歳を 取らない、年老いない女性の人生、とても 興味深かったが、名前を変えて生きる、パ スポートも偽造する、投資で成功し暮らし てい…

S・スピルバーグ「ミュンヘン」

ミュンヘンオリンピックでのパレスチナ過 激派のイスラエル選手団へのテロのことは 知っていた、高校3年だった。そのことの 映画だと思っていたら、その後のイスラエ ルがパレスチナの過激派首謀者に報復する という実在の話をモデルにした映画だった。 し…

ジェームズ・キャグニー「追われる男」

ジェームズ・キャグニーというから、名前 も知らない西部劇だけど見た。アーネスト・ ボーグナインも出るというので見ていたら まだ、ちょい役だった。 テンポいいというか、わかりやすいという か、はらはらどきどき後に残らない面白い 映画だった。キャグ…

トム・クルーズ「ラストサムライ」

2003年アメリカ映画。ずいぶん話題になっ ていたが、もう20年近く経っているのか、 はじめて見た。渡辺謙のハリウッド出世作、 大村役は原田眞人監督だった、池松壮亮は 映画デビュー作(それがハリウッド)。 アメリカ人から見た日本人の武士像、いわ ゆる…

ティム・バートン「バットマン」

1989年作品、いろんなバットマン映画があ るんだ、テレビのバットマンしか知らなか ったので、当時ジャック・ニコルソンが悪 役をやるという予告も興味がなかった。 それで大ヒットして続々作られたようだ。 さて、ティム・バートンだからその色合い が強い…

グレゴリー・ペック「子鹿物語」

グレゴリー・ペックは何本目だろう。「ア ラバマ物語」といい、この「子鹿物語」と いいミスターアメリカを体現している俳優 である。 題名から子供向きのディズニーみたいな映 画だと思っていたら、もちろん子供と見る 映画なのだが、大人が一人で見ても見…

名古屋市博物館「蕪村と大雅展」

名古屋市博物館は30年振りくらいか、まっ たく機会がなくて外観も日本庭園も忘れて いた。それで江戸中期の文人画の大家であ る与謝蕪村と池大雅の展覧会を見に行った。 蕪村はいろいろ見たことがあるが、池大雅 を比べてという切り口ははじめて、「十便 十…

サンドラ・ブロック「ゼロ・グラビティ」再見

テレビでやっていたので再見。 忘れているなあ、船外活動中にあんなに振 り回されて助かるとは思えないけど、事故 そのものにはリアリティがある。命綱のな い船外活動は絶対的な孤独だろうな。 撮影の仕方をwebで見た、驚く。いずれ宇 宙で撮影というのもあ…