カフェで雑誌を見ていたら既視感のある
写真があった。1995年の春にNYへ
ひとり旅したときグッゲンハイム美術館
でそれを見た。よくわからない現代アー
トがならぶ中で、無雑作にキャンディが
山積みされていて取って食べていいよと
いう作品であった。手に取ったキャンデ
ィは本物ででも味はチープで、しかもそ
れでなにかが起こるわけでもなく、ふー
んと思っただけだった。
でも観客のわたしが小さな参加をしたこ
とで記憶の片隅に残っており、30年近
く経ってその記憶を呼び起したというこ
とだ。
webではこの作品の解説がいくつも載っ
ており、1990年に発表した有名な作
品だったらしい、驚く。いやあ驚く。
(写真は雑誌を無断撮影したものです、削除する用意があります)