2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春爛漫

コロナ蟄居して一年になる、普通の暮ら しはあるけれど、フリーの活動的な生活 はできなかった。それでも春は来る。 新聞で見たのでやってみたら、にんじんの 頭から芽が出てきた。わたしもこんなかん じですね。

ジーン・ハックマン「スケアクロウ」

スケアクロウとは案山子のことで、みすぼ らしい人という意味もあるらしい。 この映画は1973年からすこし経って名画座 で観たと思うがとても気に入った好きな映 画だった。あれからなんと40数年ぶりの 再見、話はある程度は覚えていたが細かい ところは全…

映画「ソーシャル・ネットワーク」

Facebook創始者マーク・ザッカーバーグら Facebookに関わる人達を描いた、きっとフ ィクション。Facebookが日本でも流行りだ したときにわたしもやってみたが、すこし しか知らない人や知らない人からお友達申 請が来てすぐに止めてしまった。別にお友 達も…

是枝裕和「海街dialy」再見

これもテレビでやっていたのでつい再見し てしまった。是枝監督は家族のありかたに こだわっているようで、これも原作はマン ガであってもそういう映画だ。 昨日は「お帰り寅さん」でせつなさがキー ワードだったが、これもせつない。 「せつなさ」は悲しい…

山田洋次「お帰り寅さん」

これもテレビで見た。 近年の山田洋次らしい古い感じの物語でこ れで大丈夫かと思っていたが、終わってみ るとせつなさが残る。これはなぜか。 寅さんが亡くなっている感覚はないのでせ つなさはない、寅さんはどこかで生きてる。 ゴクミとの初恋再来か、(…

辻原登「韃靼の馬」(上)(下)

もう昔に出たような古い本は書店には置い てないけど、まれにamazonに入手したの を見つけることがあり、ようやく文庫上下 を購入できた。ちょっと簡単には説明でき ない壮大な大河ドラマである。 江戸時代の日本と朝鮮との交易はうっすら とは知っていたが…

チューリップ咲いた

冬のいつだったか初めて植木鉢に植えたチ ューリップの球根から芽が出て、花が咲い た。はじめてのことでずっと楽しみだった。 2、3日前に隣の庭からうぐいすのホ~、 ホケキョの声も聞こえた、越してきてはじ めて。そういう日々。

gacco初受講修了

JMOOC(日本オープンオンライン教育推 進協議会)というのが「gacco」「Open Learning」 「OUJ MOOC放送大学」「Fisdom」の4つ の配信プラットフォームから様々な講座を 配信されていることを知り、まずgaccoの ひとつの講座を受講した。 リタイヤ後に放送大…

松坂桃李「新聞記者」

テレビで放映するとは思わなかった。どこ かで見ようとは思っていたが、日本アカデ ミー賞も取ったし。 さて、内閣府、内調の景色があれではどう なんだろう、ディストピアの世界みたいで。 実際には普通のどこにでもあるような職場 だと思うし、それならよ…

バート・レイノルズ「ラスト・ムービースター」

バート・レイノルズはよく知らない、マッ チョな元気おじさんのイメージのみ。 彼がほぼ自分自身に重ねた老いた俳優役を 演じる。よくありそな話なのだが、ストー リーはちょっとでこぼこ、もっと脚本が練 られたらよくなったのに。 若き本人が出てきて老人…

沢野ひとし「ジジイの片づけ」

沢野ひとしは久しぶり、書店で目に留まり、 帯の谷川俊太郎に留まり、沢野の人生の片 づけ話かと思ったら、家の片づけ、暮らし の片づけの話だった。沢野ひとしにこんな 几帳面な整理整頓ができるとは思わなかっ た、放埓の人だったのに。 でもところどころ…

チャールトン・ヘストン「アントニーとクレオパトラ」

シェイクスピアの戯曲「アントニーとクレ オパトラ」の映画化。チャールトン・ヘス トンが脚本、監督とのこと、知らなかった。 史劇と思って見ていたが、あとで調べたら そうではなくシェイクスピアなんだ。クレ オパトラは知らない女優だった。 アントニー…

この3点(3)丸谷才一

「笹まくら」を読んだ時の衝撃は忘れられ ない。それより前に「たった一人の反乱」 を読んですごい話なのに面白いと思ってい たのに、笹まくらは驚いた。それからあま り出ないのだが小説の新刊が出れば即買い。 面白い、モダニズム小説というらしい。 その…

この3点(2)装幀の本

装幀、装丁について興味を持ってきた。 最初に記憶に残っているのは、40数年前の 新潮文庫「長距離ランナーの孤独」で、友 人からこの装幀は有名な版画家の池田満寿 夫だと教えてもらってからだ。 それで装幀家という存在も知り、先端的な デザインをする装…

この3点(1)安部公房

備忘録とボケ防止でできるだけ毎日書いて いるが、ネタがない時の埋め草としてはじ める「この3点」のひとつめ。 安部公房は高校から少し読みはじめ、大学 で新潮社書下ろし作品箱入りのシリーズを 買って読む。砂の女、箱男、密会、方舟さ くら丸、どれも…

ウディ・アレン「ブローウェイと銃弾」再見

妻がなんとなくちゃんとしたコメディが見 たいというので、久しぶりにウディ・アレ ンをひっぱりだして見た。久しぶりなので いろいろ覚えていない、三谷幸喜の「ラジ オの時間」「笑の大学」を思い出す。 三谷のはとにかく最後までやりきる話だっ たけど、…

スイム再戦

コロナのせいにして怠けている。 散歩は1万歩ならず、ジムは休館中、ヨガ は再開してるようだけど行かず、前に行っ ていたスイムは水が合わず湿疹が・・・ で、少し遠いが20年以上前に何度か行っ たことがある50mプールをふと思い出し て行ってきた。…

「震える」から10年

わかったように政治や経済が動いていく、 そうやって世の中は回っている。その端っ こで暮らしている。 被災者の皆さんの言葉はあまりに健気で、 いつになってもわたしの言葉はみつからな い。 ktoshi.hatenablog.com

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」

テレビでタイ映画を放映するのをみつけた ので録画して見た。タイの映画ははじめて、 一本見ただけであれこれ云うつもりもない がふつうの日本映画と同じ。進学競争が厳 しく進学が世界に向けられてもいて、そこ に貧富の差がからんでくる。韓国中国と同 じ…

木版22,23:マンドリン(蔵書票)、琵琶(蔵書票)

蔵書票を再度作ってみた。 貼るとこんな感じ ↓ 実際は貼らない、挿むだけだけど。 ktoshi.hatenablog.com

木版21:クリムトに

クリムトの「接吻」の一部分のつもり。

ブレンデル CD「Mozart: Brendel Plays」

ひさしぶりにCD購入。アマゾンで物色し ていたら、ブレンデルが7枚組で3000円 くらいで、モーツァルトピアノソナタ集に 幻想曲とか円舞曲がおまけについている。 クラシックも細かいことはわからないので BGMで流しているだけ、たまたまブレンデ ルのCDを持…

さそうあきら「マエストロ」1~3巻

ブックオフでときどきマンガの棚を眺める。 もう知っている作家、作品はほとんどない、 それでいいんだけど、ふと目に留まるもの がある、歴史ものとか日常ものとかで、全 1巻とか3巻くらいまでに完結していると手 がいく。パラパラと絵を見て、本のきれい …

「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」

キネ旬2017年ベストワンだというから見て みた。最果タヒの「夜空はいつでも最高密 度の青色だ」という詩集を原作にした映画 らしいので、セリフが詩なんだろう。読ん でいない。だからそこから物語を探しては いけない。 男も女もコミュニケーションをとら…

パゾリーニ「奇跡の丘」

見たことがないパゾリーニの映画。その代 表作ともいえる「奇跡の丘」、イエスの生 涯を福音書に忠実になぞっていく。役者で なく素人を使い斬新なカメラワークと演出、 多くを語らず。キリストは穏やかで慈愛に みちたということなく厳しくアジテーター の…

池井戸潤「下町ロケット ゴースト」

下町ロケット3作目。 おもしろかったけど、どんな人がこれを読 むのだろうか。現役のエンジニアは読むだ ろうか、一流大企業の人は読むだろうか、 中小企業の人はどうだろうか。わたしは現 役だったら読まなかったな、リアルの方で いっぱいだった。半沢直樹…