装幀、装丁について興味を持ってきた。
最初に記憶に残っているのは、40数年前の
新潮文庫「長距離ランナーの孤独」で、友
人からこの装幀は有名な版画家の池田満寿
夫だと教えてもらってからだ。
それで装幀家という存在も知り、先端的な
デザインをする装幀も見るようになり、中
でももっとも有名な菊池信義の作品集が出
版され、当時買った本の中で一番高い8千
円で迷った末買った記憶あり。その後独特
作品集が出て揃えてきた。装幀を見ている
だけで物語がわかる(小説の場合)ように
思えて楽しい限り。