2015-01-01から1年間の記事一覧

折々のことば

朝日新聞の鷲田先生の集めたことばはいつ も意外性があって楽しい。 これには感心した、孫さんのことば「髪の 毛が後退しているのではない。私が前進し ているのである。」すばらしい、仕事のや り方はよく知らないけど孫さんの疾走感が よくわかる。

胃カメラ

一年振りの胃カメラ、かわらず胃潰瘍の痕 あり。もうやめたいと思っていたら先生に 来年もやりましょうと押し切られた、つい でに2年振りに大腸カメラもとダメ出しさ れてしまった。

司馬遼太郎「街道をゆく本郷界隈」

久しぶりに街道をゆく。これは漱石がらみ で読んだのだが、漱石ってほんとうにいろ んな切り口があるのですね。

日めくり

我が家のトイレの小さな日めくりのひと言。 「深い川は静かに流れる」 そうですか。

やっぱり猛暑の7月

今日はPLの花火で、マンションのベラン ダから高く上がった花火だけがみえた。 これから8月なので猛暑といいたいところ、 すでに夏バテ。毎晩約2kmを歩くだけで 精一杯、日曜のヨガ教室のみ。 タニタの体重計を更新、体脂肪は15.8、 内臓脂肪は1…

ジュリア・ロバーツ「ベストフレンズウェディング」

J・ロバーツもう1本。これはどうかな。 それよりも挿入歌がバート・バカラックの 「小さな願い」、日本でもディオンヌ・ワ ーウィックで大ヒット、レコードを買って もっていた、A面が幸せはパリで、B面が 小さな願いだったような。高校1年か2年 でバー…

ジュリア・ロバーツ「グッドナイト・ムーン」

昨晩、録画してあった映画からなんとなく 見始めたらなかなかハードだった。離婚し て再婚した男の前妻と後妻とのぶつかりあ い、葛藤、子供たちの反発、それらがひと つの病気によって収斂されていく。そのと きはそれでいいのかもしれないがそれでい いの…

鶴見俊輔「神話的時間」

哲学者にしてプラグマティストの鶴見俊輔 が亡くなった。ずっとこのひとのことは気 になっていた。いっぽん筋がとおっていて しかも柔軟だった。「戦争が遺したもの」 で上野千鶴子が攻め立てたところで鶴見は 正直だった。それを今朝の朝日新聞で上野 千鶴…

長谷川公之「現代版画あらかると」

ふたたび版画をはじめたので読んでみた。 京都の三月書房で定価7500円が8割 引きだったので買いました。デューラー からピカソまで、島田章三もとりあげて 版画についての興味を誘ってくれる。

山下敦弘「マイ・バック・ページ」

70年前後の学生闘争の末期に現れた武力 革命セクトに肩入れした新聞記者の回想録 を映画化したもので、テレビで録画してあ ったのをようやく見た。あのころの空気感 を見たいという気持ちだったが、なんとも やりきれなくて見終わるのに3日もかかっ てし…

佐々木譲「笑う警官」

急な出張、手元資料を持ちながら、またも 佐々木譲の警察小説。 うーん、面白いんだけど手に汗握るという 感じはない、ちょっと話がうまく展開しす ぎに思える。まあ新幹線往復の間に楽しん で読めるんだから結構だと思います。

本の雑誌

先日、本の雑誌1号から10号のBOXを 買って、さて、いつから買いはじめたか調 べたら12号からだった。ということは八 重洲ブックセンターではじめて発見したの は13号で、一緒にバックナンバーを1冊 買ったので12号、うーん、11号だけが 欠け…

京都国立博物館平成知新館

あたらしく平成知新館ができて、ようやく 行ってきた。日本の国宝、重文などが常設 展示されているのだが、見てもよくわから ず、相応の知識素養がないのが恥ずかしい。 立派な建物に余裕のある展示、これからに 期待する。

承天閣美術館

相国寺にあった承天閣美術館はまるで知ら なかったが、ようやく行くことができた。 若冲ブームのなかで、伊藤若冲のは金閣寺 の障壁画があり、人気のポップなものもあ り、平日なのにけっこう人が入っていた。 琳派はほんとうに人気があるなあ。

アスタルテ書房とギャラリーヒルゲート

京都寺町通近辺で、アスタルテ書房がまも なく閉店と聞いたので、ひさしぶりに行っ たら14時半からオープンでまだ閉まって いた。扉に挨拶が貼ってあった。明日樽亭 だとは知らなかった。 またギャラリーヒルゲートへ行ったら小品 展をやっていて安野光雅…

梅雨なのかな6月

かわらず夕食後2kmくらい散歩して、と きどき泳ぎに行き、ヨガ教室に行き、でも マンションの5階まで階段で上がると、ち ょっと息が上がり足が重い、ちょっと太っ たかなの6月でした。

アメイジンググレイス

この曲がそういう意味を持つ曲だとは知ら なかった。アメリカ大統領がどれほどの力 を持つのか知り得ないが、どれほどの戦略 であったかもわからないが、確かにオバマ 大統領はこれを歌い、亡くなったひとりひ とりに寄りそった。

谷口ジロー「父の暦」

谷口ジローのマンガはとくに好みではない のだが、端正な作画とストーリーは大人が 読むマンガといえる。この本も亡くなった 父の記憶と和解の話でこの年令になればよ くわかる。 ところでフランスで谷口ジローのマンガは 有名なのだがなぜだろうか。

あたらしいこと

年金の申請書が届いた、年金をもらえる年 令になったのだ。 60才を越えて仕事の意味がかわったよう に思う。それまではいくらか社会的義務と いうか責任という気持ちがあったがいまは 明らかに自分の意志で働いているのだ、言 い訳はないのだ。そこがなん…

ジョージ・クルーニー「ファミリー・ツリー」

ジャンルがコメディというので、日曜の昼 下がりの夕方、録画してあったのをお気楽 に見始めたら、重い映画だった。 よくあるストーリーではあるが、ハワイの 陽気さとジョージクルーニーのキャラで、 重苦しさもわりと抑えた感じで話は進む。 妻との関係に…

佐々木譲「警官の条件」

先日、「警官の血」を読んで、やれやれと 思っていたら、続編があるではないか。 とくにこういう警察小説とか読みたいわけ でもないのだが、これは読まなければなる まい。今回の出張のお供はこれ、厚くて重 い単行本を抱えて。 三代目の抜擢と、追放された…

蔦屋書店梅田

梅田ルクアにできた話題の蔦屋書店に行っ てきた。落着いた照明とウッディなインテ リアでさすがにおしゃれで人気があること がわかる。しかし本の品揃えはどうか、そ れとソファや机に陣取っている人たちは読 書して本を選んでいるというより、パソコ ンで…

山下和美「数寄です(壱)(弐)(参)」

山下和美という漫画家はまるで知らなかっ たが、この本をなにかの雑誌で取り上げら れていたのでいつかと思っていたが、本屋 のマンガの棚はどこになにがあるのかまっ たくわからず、さらに少女マンガ系なのか もわからなくて、店員に聞くのも恥ずかし く、…

後藤ひろひと「ミッドサマーキャロル」

後藤ひろひとの脚本によるこの芝居は「パ コと魔法の絵本」として映画化されるほど の有名な作品となった。 2013年8月29日のブログに再演の吉 田鋼太郎版を、2014年5月7日のブロ グに再再演の西岡徳馬版をDVDで見たと 書いた。 そして、よう…

ジョーン・プロウライト「クレアモントホテル」

録画してあった映画を見た。老人の映画 はむつかしいと思うが端正でユーモアも あり、奥深いじわーとくる映画だった。 老いてやってくる孤独や寂しさがどんな ものかまだわからないが、人との繋がり を期待して相手の重荷にならないように するむつかしさは…

長谷部恭男という人

新聞で名前は知っていたが、東大学閥の超 エリート学者であることに間違いない。主 義主張は別として、どんな人物か興味があ りwebで見たら、東大を早期退職する弁が 掲載されており、これが愉快で、懐の深さ とみるか、エリートのスノッブとみるか・・・。 …

兵庫県立芸文センター「野田版フィガロの結婚」

指揮者井上道義が長くラブコールを送り、野 田秀樹を口説き落とし、オペラを演出させた フィガロの結婚を兵庫県芸文センター大ホー ルへ観に行った。ひさしぶりのオペラだ。 あいかわらずこの芸文センターの上品さには 感心する、うらやましい。早く着いたの…

池澤夏樹「沖に向かって泳ぐ」

雑誌SWITCHの名編集長新井敏記の、 池澤夏樹へのロングインタビュー本。絶 版となっておりようやく古書店でみつけ たので購入し読んだ。 池澤が詩を書き始め小説を書くに至り、 大作にて傑作「マシアス・ギリの失脚」 を書いたところまでのインタビュ…

6月4日

記憶とは喪失であるとは誰が云ったか。 忘れていた懐かしいことなどをふと思い出 すと気持ちがやすらぐのは記憶の向うにす こしだけ行けたからだろうか。 たいせつなものはなくさない。

暑かったね5月

薬を替えたらコレステロール値が下がり、 それはそれでちょっとこわい。良くもあ り悪くもあり年令相当の体調と思うのが いいだろう。歩いたり、泳いだり、ヨガ 教室へ行ったり、楽しんでいるうちがよ いだろう。