鶴見俊輔「神話的時間」

神話的時間
哲学者にしてプラグマティストの鶴見俊輔
が亡くなった。ずっとこのひとのことは気
になっていた。いっぽん筋がとおっていて
しかも柔軟だった。「戦争が遺したもの」
上野千鶴子が攻め立てたところで鶴見は
正直だった。それを今朝の朝日新聞で上野
千鶴子は思い出として書いていた。この場
面はこの人のひととなりがよく表れていて
印象深い。
いちどだけ講演会を聞きに行くチャンスが
あったが行けなかった、生の声が聞きたか
った。
京都の本屋には鶴見俊輔の著作集が沢山置
いてある。これはその一冊、本棚にあって
まだ読んでなかったのであわてて読む。