2014-01-01から1年間の記事一覧

宮部みゆき「レベル7」

宮部みゆきの初期の長編を読んでいる、今 回の出張のお伴は「レベル7」。 SFかと思いきややはりミステリーではあ った。ここでも女主人公と娘の造形がすご くいい、こういうところが宮部の特長だと 思う。往復の間に読み切りました。

はじめてのスケッチ教室2

先週仕上げたつもりのスケッチ水彩を、家 で手直ししていたら、いいのかわるいのか わからなくなった。体験教室は2回で仕上 げるという話だったので、終了間際に持っ ていったら先生が陰影をうまくつけてくれ た。提出、月末に展示してくれるとのこと。

K・ウィンスレット「レボルーションロード〜燃え尽きるまで〜」

見ごたえのある映画だった。 やっぱりケイト・ウィンスレットは好きだ。 ディカプリオもいい役者だと思う。おまけ にキャシー・ベイツも存在感あり、みんな タイタニックのメンバーだ。 簡単には感想を書けない深い話だ、幸せと は、夫婦の幸せ、夫婦の理解…

宮本輝「骸骨ビルの庭」(上)(下)

終戦後の戦災孤児たちと育て親の物語。い つもとはちょっと異色のストーリー。宮本 輝はこの終戦直後の時代背景に強い関心を 持ち続けていることがわかる。

はじめてのスケッチ教室1

近くの大泉緑地というところで、はじめて のスケッチ体験教室に行った。 外で写生するなんて中学生以来のことか。 うーん、集中できないし、暑いし、もとも とかっちり見て描くわけではないからな。 先生がポイントに手を入れてくれる、一気 に引き立つ、こ…

ぎっくり腰

階段の最後の段を踏み外し、久しぶりにぎ っくり腰。

宮部みゆき「龍は眠る」

先日、宮部みゆきの初期の作品をはじめて 読んだので、今回の出張にも宮部みゆき。 超能力者の苦悩というのは半村良の「岬一 郎の抵抗」で読んだことがあるがどちらが 先だったのか。 主役の雑誌記者のキャラクタ作りがうまい、 サイドストーリーがしっかり…

なんとかかんとか5月

夜歩き2〜3kmが15日くらい、プール2 回、ヨガ2回、まずまず体を動かすことを 復活させつつある。いまのところヨガも面 白い、体を酷使するのではなく、体のどの 部分を使っているのか確認しながらという 気持ちで。

宮部みゆき「魔術はささやく」

もうあまりはずれはいやだなと、今回の出 張のお伴は宮部みゆき、初期の作品。 やはりぐいぐい読む、青年と姉、友人がい い、気持ちよく読める。犯人の催眠はどう したものか、ここは疑問。

平田オリザ「幕が上がる」

しょうもない本ばかり読んでいた。 まともな本を読みたいと思いつつ、ブック オフで劇作家平田オリザの小説を見つけた ので読んでしまった。 高校演劇の話なのだが、NHKテレビで高 校演劇全国大会の様子と優秀作品の放送を 楽しみに見ていたので、この小…

三谷幸喜「創作を語る」

過去の作品作りを通じて、話を組み立てて いくヒントを語ってくれる。また制約や縛 りがあったほうが作りやすい、やる気が出 るというのは面白い。こういう創作者とい うのは子供のころからヘンな子供、マニア ックな子供なのだなあと感心する。 来来年の大…

ジェニファー・ローレンス「世界にひとつのプレイブック」

アカデミー作品賞候補だった作品をレンタル で見る。これはコメディといえるのだろうか。 お父さんのデ・ニーロは普通なのだろうか。 新人のジェニファー・ローレンスは主演女優 賞を取ったけど(階段でくじいたけど)どう なのだろうか。残念ながら私の好み…

ウディ・アレン「ブルー・ジャスミン」

ブルージャスミン(ウディ・アレン監督) [DVD]メディア: DVDこの商品を含むブログ (3件) を見る主演のケイト・ブランシェットがアカデミ ー主演女優賞を、ウディ・アレンも脚本賞 候補にと話題の作品だったので、なんばパ ークスシネマで見てきた。 上映2日…

Jリーグ「セレッソ大阪vsベガルタ仙台」

今年初めてのJリーグ観戦にキンチョウス タジアムへ。今年のセレッソは柿谷人気に フォルランが加入し大盛況、チケットも値 上がりしている。しかし試合はかみあわず 凡戦、0対1で負けてしまった。

後藤ひろひと「ミッドサマーキャロル」

去年の8月29日のブログで、後藤ひろひ との芝居「ミッドサマーキャロル」のDVD を見たと書いたが、先日テレビで、その再 演(実際には再再演なのだが)をやってい たので録画してみた。 配役ががらりと変わって、吉田鋼太郎から 西岡徳馬、新妻聖子が…

奈良国立博物館「常設展」

昨日はこどもの日で常設展は無料だった。 久しぶりのいくつもの仏像を見た。案内ち らしも今は丁寧にわかりやすく、仏像の特 徴を説明してくれる。 隣りに新館ができて地下道でつながってお り、地下にミュージアムショップやレスト ランがあって充実してい…

コリン・ファース「モネ・ゲーム」

モネの絵にからむ映画というので、レンタ ルで見た。キャメロン・ディアスなのでお バカな映画だろうなと思ったが、やっぱり そういう映画だった。連休にのんびり見る のには楽しかった。

contondo公演「絢爛とか爛漫とか」

昨日は、大阪の御堂筋線昭和町駅近くの古 いしもた屋である阿倍野長屋という会場で 芝居を見た。自転車キンクリートの鈴木裕 美演出で上演したことがある芝居を、演劇 集団contondo紺野ぶどう演出で11回公演 の、ほぼ素人劇団としてはロングラン。 おもし…

松田隆平「舟を編む」

テレビで録画してあった、日本アカデミー 賞受賞作の「舟を編む」を見る。 辞書を編纂する話なので、三浦しをんの原 作から興味を持っていたが、それが映画化 されて評判も良く、映画館で見たかったが 結局そのままに。 さて、うーん、10何年もかけて完成…

山口二郎「政権交代とは何だったか

今年の1月6日のブログで、山口二郎の「政 権交代論」を書いたが、彼の反省を読みたい と、そのアンサーソングのようなこの本を読 んだ。まあ誰もが失敗だったと思ったものは なんだったのかを知りたいと思いながら、よ うやく読んだ。 しかし、成程なあと…

動きだす4月

ずっと調子いまひとつだったが、鮮やかな 新緑をみると気持ちも動きだす感覚か。夜 散歩したり(走れてはいない)、ヨガに行 きはじめたり、プールで泳いだり。六十肩 もすこしいい感じ。

ブラッド・ピット「マネーボール」

アメリカ人は野球が好きだ。アメリカ人は データを駆使するスポーツが好きだ。とい う印象を持っていたので、この映画はその ままの話だ。しかしデータを解析する技術 はまだ新しかったらしく、この映画ではそ のあたりを面白く見せてくれる。 およそ事実に…

山王美術館「珠玉の洋画コレクション展」

ひさしぶりにホテルモントレグラスミア内 にある小さな美術館でルノワール、フジタ、 佐伯、荻須、小磯を見る。GWのなんばの 人混みから離れて静かな空間が落ち着く。

ジャン・ピエール・ジュネ「アメリ」

そうか、こういう映画なのか。苦手なジャ ンルだけど、オタクアートのようで、ポッ プでキュートで、大ヒットした理由もわか る。フランス人はこんなキャラばかりかと も思う。

2回目のヨガ

あれからもう1週間。夜に歩いたりはして いるが、動かしたりほぐしたりはしていな い。それで2回目、今日は上半身、肩回り を中心のヨガ、しっかり疲れた。でも心地 よい、続けられそうだ。

はじめてのヨガ

ようやく重い腰を上げて、ときどき行くス イミングプールに併設されているトレーニ ングジムの隣りでやっているヨガ教室の初 心者クラスに行った。4月開講の3カ月コ ースですでに3回目となっていたが、1日 体験で入る。 最初はパーソナルストレッチを探…

宮田慶子「ピグマリオン」

録画してあった新国立劇場、宮田慶子演出、 石原さとみ、平岳大の芝居を見る。 ピグマリオンはバーナード・ショーの戯曲、 映画マイフェアレディの原作。 映画はハッピーエンドの様相であるのに、 結末が大きく違う、イライザは結局ヒギン ズ教授の元には戻…

{本]中村好文「暮らしを旅する」

建築家中村好文の新刊、新聞エッセイをま とめたもののようだ。 こういう魅力のある作家なり名を成した人 というのは、表層の仕事だけでなく、奥行 きというか、深さというかそういうものが すごく大きい。ほんとに短文のエッセイだ けど、本のデザインも装…

村上春樹「村上かるた うさぎおいしーフランス人」

といいながら、ここまでリラックスされる と困ってしまう、これはブックオフで見つ けたから許すけど。 安西水丸画伯のご冥福を祈る、色合いのセ ンスがすばらしいイラストレーターという かデザイナーでした。

村上春樹「村上ラヂオ」

こういうリラックスしたエッセイを書くの は、しっかりした長編短編を書くために必 要なことなのだろう。でもところどころ本 音がでて面白い。例えば若いころはインタ ビューで嘘ばかりついていたと。そうだよ ね、日本の小説は読んだことがないなどと 云っ…