2010-01-01から1年間の記事一覧

子供のためのシェイクスピア「お気に召すまま」

我が家の夏の恒例イベントは、子供のためのシェイクスピアシリーズ。 今年は16回目で、我が家は12回くらいか。大阪はいつもパナソニ ックの冠公演だったのが、今年はそうではなくOSAKA演博2010 の一環での上演、大阪市立旭区民センター小ホール…

国立国際美術館「横尾忠則全ポスター展」

土曜日に横尾忠則のいままでのポスター作品、なんと 800点が展示されている展覧会に行ってきた。 圧倒的パワーしかも数十年にわたる持続パワー、たかが ポスターなのだが、その時の横尾の関心が反映されて いるようでそれも面白かった。 ほぼ時代順になっ…

PL花火

遠くのPL花火の方向に年々マンションが立ち並び とうとう少ししか見えなくなってしまった。

アレクサンダー・ペイン「サイドウェイ」

中年二人組がカリフォルニアワイナリーを巡る旅に出て 人生の節目をみつめ哀感を知る、ユーモラス、ペーソス たっぷりの映画。ワインの奥深さを織り込みながらなか なか奥行きのあるそれなりに有名な映画だったようだ。 よかった。

田家秀樹「吉田拓郎終りなき日々」

考えてみれば、2006年のつま恋でコンサートを見て以来、 バンド形式のツアーが途中で中止になり、大阪のチケットは 払い戻し、つづく最後のツアーも途中で中止になり、またも 大阪のチケットも払い戻し。2009年7月11日のブログ で書いたように、…

トム・ハンクス「天使と悪魔」

これもトム・ハンクスが監督ではないのだが、 ダヴィンチコードの続編としてラングドン教授 登場。なんだかせわしい作品。コンクラーベと いう名前の、日本語にも通じる教皇選出の儀式 にからめたサスペンスミステリー。はい、はい、 よくわかりました、わか…

ダイアン・レイン「最後の初恋」

別にダイアン・レインが監督ではないのだが、 リチャード・ギアとダイアン・レインのラブロマンス。 設定もストーリーもむりやりで、ラストはやれやれだし、 おまけにタイトルも違うんじゃないか。それでも疲れて いるときに、こういうリラックスしてみる映…

司馬遼太郎「竜馬がゆく第5巻回天篇」

30数年ぶりの1月19日から第1巻立志篇を再読しはじめ、 5月17日第4巻怒涛篇の薩長連合まで来たとこのブログにも 書いてきたが、とうとう第5巻回天篇まで読了しました。 学生時代は第4巻までしか読んでいなかったので、それ以降は 初読。さて、竜…

谷崎潤一郎「細雪」(上・中・下)

いわゆる大阪物の名作として、「夫婦善哉」に続いて 「細雪」3巻読破しました。 おもしろいおもしろい、阪神間の上流家庭の生活が、 いきいきと描かれている。大阪、神戸、京都の有名な 地名、店の名前がいろいろと出てきてそれも興味深い。 ストーリーは昔…

ビル・コンドン「ドリーム・ガールズ」

モータウンのシュープリームスをモデルにしたミュージカル。 中年のおちぶれたエディ・マーフィがよかったし、ダイアナロス役 のビヨンセがよかった。一世を風靡したモータウンが、こんなところ から成長していったのはアメリカンドリームだったと感慨深い。

会田誠「滝の絵」

ルノアール展を観た後、別のフロアで、会田誠が「滝の絵」という絵を 公開制作をしていることをHPから知っていたので見に行く。 ちょうど、画家本人がいて、最終日なのだろうか、非常に細かい部分に 筆で手を入れているところに遭遇する。もうほんとうに細…

国立国際美術館「ルノアール展」

閉会まであと1週間にせまった日曜日、いつもは早い時期の 土曜の午前中に行くんだけど、近くまで行ったので観てきま した。すごい人出、日本人はルノアールが好きなんだな。 私はあまり好きじゃないんだけど、1枚気に入っている絵が あるのでそれを観てき…

喫茶室cobu「第5回永島慎二作品展…好きなもの」

今年はこの時期、永島慎二の遺作展の案内がないなあと思っていたら、 なんと2010年6月10日(木)〜6月22日(火)に、いつもの喫茶室 cobu にて開催されているではないか。先週は10、11日と、今週は日帰り で東京出張があるのに行けないではないか。残念。

クリント・イーストウッド「ミリオンダラー・ベイビー」

女ロッキーのドラマと思いきや、後半思わぬ展開、そして 賛否が巻き起きるに決まっているラスト。 モーガン・フリーマンが相変わらずいい役を、そうかこれで アカデミー賞助演男優賞を取ったのか。

姜尚中「在日」

いまや日曜美術館の司会者でもある教授のわかりやすい自伝。 このなかで牧師の方が、犠牲を強いる活動、運動をしなくて も、もっと大きな視野で、すぐに負けと受けとめる必要がな い、いつの日か・・・という発言をされたところに感じると ころがあった。正…

宮本輝「星宿海への道」

とにかく物語を読みたいときは宮本輝。

森まゆみ「アジア四十雀」

森まゆみもこんな時期があったんだなあ。 子育てが終わって、今の大きな仕事をされる間に、 リフレッシュなのか、鬱憤晴らしなのか。 そっと期待している作家である。

アガペストア「BIGBIZ宮原木材危機一髪」

後藤ひろひとを知ったので、その作品をDVDで観る。 松尾貴志を中心としたアガペストアというユニットの 芝居で、後藤ひろひとも参加している。 面白いといえば面白いけど、テレビにでてしまった役者 は、やはりその色がでてしまうのはなぜだろう。

山下敦弘「天然コケッコー」

マンガが原作だそうだが、「リンダリンダリンダ」の監督が 映画化して、キネ旬2位というから観てしまった。 なんということのないストーリー、大田舎の中学生の青春。 センチメンタルでなく、せつなさでなく、淡々と普通の生活 が描かれる。誰が観るんだろ…

井上ひさし「組曲虐殺」

テレビで芝居「組曲虐殺」を観る。 小林多喜二は高校時代に読んだ。今になって井上ひさしが こういう芝居を作るのはわかるけど、今観る私はこれに 思い入れがあったかというと正直にいえばそうはならなかった。 ライブで観たら小木曽真のピアノはよかったか…

PIPER「ひーはー」

4月19日のブログに大学演劇の「ひーはー」を観た ことを書いたが、本物のPIPERの「ひーはー」の DVDを借りられたので観た。後藤ひろひととPIPER、 まったく知らなかったが面白いのは間違いない。戯曲 の巧みさと、吉本をより演劇化した感じ…

司馬遼太郎「竜馬がゆく(怒涛篇)」

1月19日のブログに、立志篇(第1巻)を読みはじめたことが 書いてあり、ようやく怒涛篇(第4巻)の薩長同盟が成るところ までたどり着いた。そこまで来るとちょっと熱くなって、そう、 学生の時にここまで読んで本を置いたことをまた思い出した。 この…

47:カーネーション

46:紫のバラ

これは奥行きがあるように描けたように思う。

45:チューリップ

44:実り

こういうイラストみたいなのなら描けるんだけど

43:梅南天千両

栗山民也演出「海をゆく者」

テレビで中継していた芝居、吉田鋼太郎、小日向さん、平田 満、浅野和之ほかの渋い人生ものの芝居を観る。 生で見ると雰囲気がまるで違うのでそれでいいんだとはわか っているのですが、吉田鋼太郎がずっと絶叫セリフで違和感、 目が見えない役だとしても目…

エリア・カザン「紳士協定」

終戦直後の1947年、こういう映画ができることに驚く。 グレゴリー・ペックはアラバマ物語でもそうだが果敢。 しかし私達の誰にもある奥底の無関心を、ラストシーンで 恋人が簡単に目覚めて改心するあたりは理想的すぎか、正 義は正しいというか、理屈が…

Jリーグ「セレッソVSアントラーズ」

大阪へ引っ越してきて、しかも長居に数駅のところに 住んでいるので、いつかはセレッソを観に行かなくちゃ と思っていたのだが、GWの最後の日に、はじめて 行ってきました。サッカーを生で観るのもはじめて、 雰囲気も初体験。思った以上に盛り上がってい…