土曜日に横尾忠則のいままでのポスター作品、なんと
８００点が展示されている展覧会に行ってきた。
圧倒的パワーしかも数十年にわたる持続パワー、たかが
ポスターなのだが、その時の横尾の関心が反映されて
いるようでそれも面白かった。
ほぼ時代順になっているのだが、最後の展示室は、高校
時代からほんとうの初期の作品が並べられている。
これは和田誠のポスターかと思わせるモダンなポスター、
うまい、さすがにグラフィックデザインから入ってきた
ことがわかる。この部屋にだけ水の流れる音が聞こえて
きて、ほんとうに若かったときの初々しい作品と水の
せせらぎのさわやかな音のコラボが印象的であった。
