池田晶子「14才からの哲学」

14歳からの哲学 考えるための教科書
哲学についての最初の一冊。
哲学の本というとプラトンからキルケゴー
ルとか哲学者がなにを考えたかという本が
あふれているがそれを読んで自分に直結す
る哲学的思考をすることができるのかよく
わからず、結局本屋でこの14才の中学生
向けの本を最初に読んだ。
そうか、そうくるのか。これってどこかで
考えたことがある、いや考えるとは大袈裟
でなにか思い浮かべたことがある疑問、探
究みたいなもので、それをとことん考え詰
めるということなのか。
普通は世渡りというか、それでも現実はこ
ういう対応なんだといわゆる大人の判断を
しているのだが、そうではなく深く考える
ということなのか。
私は14才向けのこの本を理解できたのか。