2009-08-22 磯崎憲一郎「終の住処」 本 エリートサラリーマンが書いた芥川賞作品という 興味から、単行本を手にしたのだが、これはすぐ に読めそうだと、買うことを止めて、ジュンク堂 の椅子に座って、一気に読んだ。 文学だった。マルケスの影響とかあるらしいが、 こういう文体で、あるいは文学表現で目指した成 果なのだそうだが、私は文学を読みたいのではな く小説、物語を読みたい只の普通の本好きでしか ないんだとつくづく思った。