黒井千次「高く手を振る日」

高く手を振る日
久しぶりの黒井千次、70歳を越えた男と女の純愛
小説と昨日の日曜の朝の新聞広告で読んで、その日
の午後たまたまジュンク堂へ行ったら目に止まって、
薄い本だったのでこれは立ち読みできると踏んで、
ジュンク堂のイスに座って読みました。
うーん、行き止まりを意識する男の心の動揺、葛藤
にリアリティがあって面白かった。いや切実という
べきか、いや共感したと正直に云うべきか。