山本冬彦「週末はギャラリーめぐり」

週末はギャラリーめぐり (ちくま新書)
作者はサラリーマンコレクターとして、毎週土曜日に銀座京橋
界隈の画廊めぐりを趣味とし、数千点の絵画を収集した、その
世界では有名なコレクターで、いまはアートソムリエと称して、
裾野を拡げたり若手画家の育成にも力を注いでいる。
そのコレクターがその経験から書かれたもので、私が考えてい
た画廊への期待などに共通するものがあった。
趣味が高じて、社会に開かれていく様子が、今後の私自身への
指針となる本であった。