2018-01-01から1年間の記事一覧

磯田道史「司馬遼太郎で学ぶ日本史」

磯田先生の100分de名著司馬遼太郎スペシ ャルをまとめ直した新書のようだ。そう、 そういうことなんだよね、そして思想やイ デオロギーが窮屈さをもたらすのもそうな んだねと再認識。 テレビで西郷どんを見ている。以前より西 郷より大久保のほうに興味があ…

はじめての新書

岩波の無料冊子「図書」の臨時増刊「はじめ ての新書」を本屋でもらってきた。わたしの はじめての新書はなんだったろうと考えた。 そう、小学生のときの多湖輝「頭の体操」だ った。そして、中学では、ブルーバックスの 「四次元の世界」「マックスウェルの…

自損事故

なんでかと疑う。車庫入れをバックで入れ るのだが、なんと車庫から1mくらい離れ た門柱に激突した、どうしたらそうなるの か。10数年振りかの事故である。一日落 ち込んでいた。

水彩講座7

今週も課外授業、庄内緑地公園でスケッチ と水彩。きょうも快晴、暖かく、紅葉から 落葉へ美しい。作品は描き込んでいくほど 汚くなっていく、水彩は色を重ねると濁る のでむつかしい。8割くらいできたか、後 は家で仕上げる、来週は講評会らしい。

ロン・ハワード「スプラッシュ」

1984年の映画というので、追ってレンタ ルビデオで見たのだろうか。今回テレビ で見て、主演の男の子がトム・ハンクス だったとは知らなかった、驚いた。 スプラッシュ 特別版 [DVD] 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 発売日: 2…

色弱11:D15テストについて1

色弱かどうかの判断をする検査のひとつに Panel D-15 testというものがある。 2度3度やったことがあるのだが、みんな 同じように見えるので毎回違う結果がなっ てしまうんじゃないかと不思議に思ってき た。これでなにがわかるのかもまるでわか らなかった…

色弱10:なにが見えにくいのか3

赤系と緑系が見えにくい理由はわかった。 とすれば、オレンジと黄緑、深緑と茶、青 と紫、ピンクと白などが見えにくいはなぜ か、それは、オレンジ色は黄+赤、黄緑色 は黄+緑なので、赤と緑が見えにくいとい うことから、オレンジ色と黄緑色は同じよ うに…

水彩講座6

全10回も折り返して6回目。 野外スケッチとして庄内緑地公園へ出かける。店をひろげてスケッチして絵具をのせるのは小中学校以来か。公園の散歩者が覗いていく、恥ずかし。2週で描きあげることらしい。快晴で紅葉が美しい気持ちいい。

沢木耕太郎「春に散る」(上)(下)

久しぶりに沢木の新刊「銀河を渡る」を読 んだら、その前の小説「春に散る」を読も うという気になったので、図書館で借りて きて一気に読んだ。 ノンフィクションの「一瞬の夏」とフィク ションの「春に散る」とどうしても比べて しまう。前者は事実しか書…

木版画教室リターンズ

ふたたび木版画教室に行ってきた。 今回はモノクロを体験してみようと思う。 4回でひとつの作品を作る。

沢木耕太郎「銀河を渡る」

沢木耕太郎の全エッセイのようやく第三弾。 と思っていたら、巻末のあとがきにその顛 末が書かれていた。「路上の視野」が1982 年で、この重くて厚いエッセイ集はすごか った。1993年に「象が空を」が同じような 重厚なエッセイ集でこれも満足した。当然 次…

Bucket List

Bucket Listというものがある。 やりたいこと、夢のリストである。辞職し てこれからは自由だと思ったときに、手帳 にそのリストを順に思い浮かべて書いてい った。 100のリストをつくるという人もいるよう だ。しかし、なかなか書けない、やれるこ とじゃな…

水彩講座5

きょうは烏賊である。なまものを描いてみ るのははじめて、濡れた感じ、光っている 感じをだす。そうか、色のマジックなんだ な、自分で描いておいてよくわからないと いうのはヘンだけど少し離れて見るとそう いう感じが出ている。 アップした写真は9割程…

はてなブログも落着いて

はてなブログに移行して一か月が過ぎ、こ ちらも落ち着いてきた。タイトルを戻し、 背景もつけて楽しむ。 築38年の家のリフォームを、辞職前から 段階的に行ってきた、一軒分くらい投資し てきた。台風や災害の影響で業者が忙しく 遅れていたが、さいごに…

村上ライブラリ(仮称)

村上春樹が早大に資料を寄付して研究拠点 を作るという。そうやって片付けをする、 道筋を作るという年令になってきたという ことだろう、しかもあたらしい居場所も作 るというのでえらいなと思う。彼はその点 でも先駆者になり特別な存在なのだが、誰 でも…

北村薫「中野のお父さん」

文芸編集者の娘が持ちこむ日常の謎を、定 年間際の高校国語教師の父が解決する、ほ ぼのとユーモアに溢れたミステリー。出版 社のあれこれは興味深いが、お父さんがい とも簡単に解いてしまうのはちょっとつま らない。それでもきっと現代ではもうあり えな…

おちつきの11月

急に寒くなってきた。 おちついてきたなという感覚がある、毎日 のペースもようやくつかんできた。 忙しかった日の夜や日曜日の夜、明日仕事 に行かなくてもいい、とふと思う。特に仕 事に過分なストレスがあったわけではない が、やはりそれなりのプレッシ…

水彩講座4

きょうは4回目、お題は「すすき」。 そうか、そういうふうに描くのか。 まだできあがっていないのでアップできず。

黒沢清「岸辺の旅」

大切な人が突然にいなくなる、あるいは亡 くなる、ほど悲しいことはないだろう。心 の準備がまるでないのに失ってしまうのは 悲しいとか哀しみとかではなく喪失とでも いうのかなんというのか。 その心の準備をとりもどす旅に出る話であ る。いやいってしま…

色弱9:なにが見えにくいのか2

(日本印刷技術 協会HPからの図参照) わたしの場合は、2型2色覚(D型強度) なので上図のM錐体がない。となると、M M体とL錐体が近いところにあってカバー しているといっても、MとLの関係が色の 識別に関与しているところはわかりにくい。 たとえば、L錐…

鈴木清順「けんかえれじい」

1980年の「ツィゴイネルワイゼン」で名 前を知った鈴木清順は伝説の映画監督で、 日活を解雇される前の作品を見たことが なく、今回はじめて「けんかえれじい」 を見た。なんだこれは、というのが率直 な感想、反リアリズムであり、劇画調で あり、荒唐無稽…

水彩講座3

今日は3回目、題材はれんこん。 水をたっぷり含んで描く感触はすこし掴ん できた。色具合がわからないので、適当に 描くとしかいいようがない。ほかの生徒さ ん達はうまい、何年も通っている人もいる ようだ。

北村薫「ヴェネツィア便り」

図書館で借りて読みました、いろんなジャ ンルの短編集。「高み」という作品が人の 思い出がよみがえる、記憶の機微というの か、心に沁みました。 ヴェネツィア便り 作者: 北村薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/10/31 メディア: 単行本 この商品を…

高木彬光「邪馬台国の秘密」再読

引越した時に単行本はそれなりに選別して 処分したつもりだが、文庫本はかなりえい やあで処分、だから思わぬ本が残っていて、 これもその一冊、そうだ買い直して二度読 みしていた本だ。快作「邪馬台国はどこで すか」を読んで再読したのだったか、懐か し…

是枝裕和「三度目の殺人」

テレビ地上波でやっていたので録画して見 た。人物から少し引いてとらえる、感情移 入させない、正義や善悪をしめさない、た だ人は揺れる、流される、わかりあえない ことを見せる。よかったと納得する映画で はない、じわあと納得するかどうするか考 える…

伊丹十三「ぼくの伯父さん」

松家仁之のつるとはな社から刊行された、 伊丹十三の単行本未収録エッセイ集。変 わらず蘊蓄満載、うならせて、おもしろ いエッセイの名手。 大昔、「ヨーロッパ退屈日記」を読んで、 私にはスノッブすぎてどこがいいのかよ くわからなかったが、その後「女…

国立西洋美術館常設展

国博の常設展へ行こうと歩いていて、西洋 美術館はルーベンス展をやってるなと思い ながら、ふと道路にフェルメールの「聖プ ラクセディス」展示中との掲示板が出てい て、え、どうしてここにと思い、変更して ここの常設展へ行ったのでした。 そういえば前…

色弱8:なにが見えにくいのか1

いろんな色の組み合わせが見にくいこと を経験的に感じてきた、しかし、漠然と 色相環の近くの色だからわかりにくいの かなと思っていたが、まったくそういう ことではないことがわかった。 赤と緑はもちろんのこと、黄緑、黄土、 オレンジ、また緑と茶、青…

読み直す「須賀敦子全集第1巻」

2006-11-12に読んだ須賀敦子全集第1巻を 読み直す。一応全巻読み直すつもり、いや 第2巻は収録作品を全部持っているので全集 で買っていない。寝る前にゆっくり読んでい る。 須賀敦子全集 第1巻 (河出文庫) 作者: 須賀敦子 出版社/メーカー: 河出書房新社 …

そっとフェルメール

こんどのフェルメール展は9作品集合か、大阪でも開催されるので大阪へ行こうと思っていたら、なんとわたしの好きな「牛乳を注ぐ女」は大阪へは来ないという。ならば東京かと思案したが東京の混雑ぶりには閉口しているので今回は諦めることとする。ニュースで…