マイケル・キートン「スポットライト世紀のスクープ」

スポットライト 世紀のスクープ (字幕版)
アカデミー賞作品賞をようやく録画で見た。
大統領の陰謀」を思わせる展開で、でも
ディープスロートが出てくるわけではなく
淡々と積み上げてくる、マイケル・キート
ン演ずる上司が中間管理職としても間に入
ってうまい、最後の方で、昔わかったとき
にすぐに追及しなかった反省、後悔を吐露
してそこもうまい。見たことがあるなと思
っていたら「バードマン」のあの主役だっ
た、そうなんだ。
なんとも信じがたい事実が明らかになって、
結果それはダメージになりながらもそれを
乗り越えていくことでよりカトリックが強
化されていくのだという彼らの考えは立派
だった。バチカンはなかなかその事実を受
け入れなかったようだが、よくぞこの映画
を認めたものだ。そしてハリウッドもアカ
デミーも立派だったと思う。(裏で何があ
ったかは知らないけどね)