2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

38:フリージア撫子2

37:五色とうがらし

山田詠美「無銭優雅」

うーん、おもしろいけどなんだかなあ。 共感するけど違和感もなあ。 いわゆる大人になれていない男女の恋愛 なのだが、こういうのありだなと思える 反面、これはないなと思ってしまう。 僕は勉強ができないともう1冊くらいしか 読んだことがない山田詠美で…

石川達三「四十八歳の抵抗」

昔からタイトルだけは知っていたが、復刊されたようで ブックオフで見つけたので読んだ。 いかにも古い、このように古くなる話と古くならない 話の違いはなんだろう。北上次郎が解説を書いていたので 期待していたんだけどなあ。

日展

天王寺の大阪市立美術館へ招待券があったので日展を観に行く。 いつものとおりの感想だけど、なんらかのサジェスチョンがほしい。 洋画に比べて日本画に新しい感覚を感じたけどね。

清水良典「MURAKAMI」

久しぶりに村上龍を読んだので、ブックオフで見つけた 龍と春樹の時代との副題のついた新書を読む。 最初の頃は比較されてきた両者が、もうまったく別の道 を歩んでいるように見えていたが、この本を読むと、両 者はアプローチの仕方は違うにしろ同じような…

北村薫「ニッポン硬貨の謎」

エラリー・クイーンが来日して事件を解決して、 それを最後の事件として小説にしたというパス ティーシュ小説の体裁で語られた小説。 私は熱心なクイーンの読者ではないのでよくわ かりませんでした。例の50円硬貨20枚の謎 も織り込まれていましたがよく…

村上龍「はじめての夜二度目の夜最後の夜」

近年の村上龍はまったく読んでいなくて、真剣に読んだ のは「愛と幻想のファシズム」までで、その後は「五分 後の世界」「希望の国のエクソダス」あたりは読んだの だが、それからまるで遠ざかっている。 久しぶりに短編集を手に取り、これは読んだことがあ…

藤沢周平「蝉しぐれ」

まいったな。藤沢周平は、もっと年寄りになってから 読もうと近寄らないようにしていたのだが、昨日突然 1泊2日の入院をして熱にうなされながら一気に読んだ。 まいったなというのが素直な感想、超有名作品である のは当然である。新聞小説だったから読み…

瀬戸内寂聴「夏の終り」

きっと自伝的要素があるだけに緊張感溢れる 文章で一気に読む。うーん。

「吉田拓郎展」

吉田拓郎アーチストギャラリー「タクロニクル」というのを 大阪道頓堀の中座くいだおれビルで開催されており観に行ってきた。 拓郎のLP、シングル、CD、チケット、ツアーブック、ポスター、 ギター(あのギブソンも)、生楽譜(少し)、TAMJINの撮影した…

北村薫「玻璃の天」

ベッキーさんシリーズ第2弾、文庫化されたので読んだ。 きな臭さの波が押し寄せる昭和初期を舞台に、花村英子と ベッキーさんはいかに生きていくのかというのが主題かと 思わせるようなミステリー。この第3弾が直木賞を受賞さ れたということでこれはまた…

ヨーロッパ企画「曲がれスプーン」

昨日の夜は、ABCホールへ人気のヨーロッパ企画の最新公演 「曲がれスプーン」を観に行った。これは元々「冬のユリゲラー」 という題名で公演されていたものを、映画の本広監督が気に入っ て、曲がれスプーンというタイトルで映画化したので、それに合 わ…

36:さぼてん

35:フリージア撫子

34:マーガレットほか