ヨーロッパ企画「曲がれスプーン」

曲がれ!スプーン オリジナル・サウンドトラック
昨日の夜は、ABCホールへ人気のヨーロッパ企画の最新公演
「曲がれスプーン」を観に行った。これは元々「冬のユリゲラー
という題名で公演されていたものを、映画の本広監督が気に入っ
て、曲がれスプーンというタイトルで映画化したので、それに合
わせて、芝居のほうも映画と同じ題名にしたらしい。
2007年4月22日に「冬のユリゲラー」の再演の時に観に行
って(本ブログあり)、面白かったし、家にそのDVDもあるの
だが、それを観ていたためにいささか違和感を感じることとなっ
た。
再演では土佐君演じる細男が絶妙でまさに適役と思っていたとこ
ろ、今回の再々演では永野君が演じており、彼がやるとどうして
いじられキャラになってしまい、あのふてぶしさがないので、
違和感が残った。(ちなみに初演は永野君の役だったらしい)
へっちゃら男もお兄さんなのとか、伏線がなんだかしっくりこな
い。インド人もロシア出張もうまく嵌らず、わっと笑いが取れな
かったように思う。
たしかにうまい、うまくなった、面白い。だからもっと期待して
しまう。次回公演はブリーゼでさらに大きなハコ、東京は本多劇
場、すごいなあ。