アメリカン・ニュー・シネマといってい
いのだろう、はじめて見た。レッドフォ
ードとキャサリン・ロス、明日に向って
撃てのコンビ、だからこんな日本題にな
ったのだろう。
なかなかよくわからない映画、いささか
観念的な。ネイティブ・アメリカンの若
者が恋人キャサリン・ロスの父親を誤っ
て撃ってしまい、二人で逃避行する。
保安官レッドフォードは人種差別に反対
で同情的なのだが、やむなく追手となり、
若者を撃つことになる。そのいたたまれ
なさをうまく表現しているかというと押
し殺したような感じ。ニュー・シネマっ
てこんな感じだったな。
キャサリン・ロスは久しぶり、「さすら
いの航海」(1976)を映画館で観て以来
だった。