ロバート・レッドフォード「夕陽に向かって走れ」

アメリカン・ニュー・シネマといってい

いのだろう、はじめて見た。レッドフォ

ードとキャサリン・ロス、明日に向って

撃てのコンビ、だからこんな日本題にな

ったのだろう。

なかなかよくわからない映画、いささか

観念的な。ネイティブ・アメリカンの若

者が恋人キャサリン・ロスの父親を誤っ

て撃ってしまい、二人で逃避行する。

保安官レッドフォードは人種差別に反対

で同情的なのだが、やむなく追手となり、

若者を撃つことになる。そのいたたまれ

なさをうまく表現しているかというと押

し殺したような感じ。ニュー・シネマっ

てこんな感じだったな。

キャサリン・ロスは久しぶり、「さすら

いの航海」(1976)を映画館で観て以来

だった。