多治見市にある現代陶芸美術館へはじめて
行ってきた。平日で、きっと空いていると
思い出かけたが、美術館はほかに二人ほど
見かけただけだった。ここは磯崎新の設計、
巨大でものすごく立派なハコ、これもアー
トなんだろう。他人事ながら維持費が心配
になってくる。まあわたしも以前は安藤忠
雄建築を愛好してたが、その後威圧感のな
い建物のほうが好きになり中村好文とか、
同じ多治見市ではモザイクタイルミュージ
アム(藤森照信)が気に入っている。
展覧会はアンドリュー・ワイエスの作品が
並び、有名な「クリスティーナの世界」の
舞台、オルソンの家のこと、クリスティー
ナのことがすこし理解できた。ここでは水
彩が主であったが、テンペラも多く描かれ
ているようだ。
さらに丸山芸術の森の活動も紹介され、佐
藤忠良(「群馬の人」をはじめて観た)や
村上隆、入江明日香等が展示されていた。
なかなか盛り沢山な展覧会だった。