国画会の画家たち展

メナード美術館の特別企画展として国展80周年記念の
展覧会を観に行く。図録を読むと、島田章三画伯の提案、
企画のようで、画家の社会的役割を意識した試み。
創成期と歩みと現在を並べて、しっかりとした展示企画で
なかなか面白かった。美術団体のことはよくわからないし、
それに画壇といえばもっとわからないが、日本の洋画を
歴史的に捉える動きは今後もっと増えてくるだろう。
GWのせいか、多くの人を集めており、イベントルームを
もうすこし活用して、もっと絵を身近に感ずるなにかが
できないものかと欲張りに思った。
島田章三は「二人構図」と「椅子と女B」。ある場所で
隣の席に座られていた増地保男画伯の絵をはじめて見る、
何点か見てみたい。伊藤廉の1枚もよかった。
メナード美術館の本展覧会HP
http://www2.menard.co.jp/museum/exhibition/exhibition0603.htm