先日、1949年版の若草物語の映画を見て、
深く感心してしまったので、本を読もうと
思っていたところ、なんと2019年版の若草
物語が今映画館で上映されているではない
か。さっそく映画館で観てきた、もうすぐ
終了みたい。
題名が「ストーリー・オブ・マイ・ライフ
/わたしの若草物語」、長女がハリポタの
エマ・ワトソン、次女ジョーが「ブルック
リン」のシアーシャ・ローナン、母親がロ
ーラ・ダーン、マーチおばさんがメリル・
ストリープである。1949年版がわかりやす
い物語としたら、2019年版は時間があちこ
ちに飛んで本を読んでいるか前の映画を見
ていないとよくわからなかったのでないか。
ジョーが作家になるまでの話がメインなの
だが、4姉妹がそれぞれ自分の未来を決め
る意志をもつ、女性の在り方を考えるとい
うメッセージが込められている。ジョーは
もちろんだが、特に四女のフローレンス・
ピューが素晴らしい、役どころも末っ子の
甘ん坊、抜け目ないところなどを素直に演
じている風(誰かに似てるなとひっかかる)。
4姉妹の少女時代の時間はほんとうに宝物
なんだろうなと気持ちのいい気分になる。
いい映画だった。
恋人役のティモシー・シャラメは新進のい
ち押し男優だそうだ。